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Fergie/『The Dutchess』 [CD]

The Dutchess2006年の9月にリリースされたThe Black Eyed Peasの紅一点、Fergieのソロ・デビュー盤『The Dutchess』は、当初、全く気にかけない存在だった。しかし、『Fergalicious』がシングルとしてチャートを賑わす頃には、それが「なんとなく気になる存在」になってきた。

すると、まもなく『Fergalicious』は全米シングル・チャートで2位まで上昇、ポップ・チャートでは1位を獲得。その時の感想は、「また新しい女性アーティストがブレイクしてきたなぁ~」くらいだった。

続く3枚目のシングル『Glamorous』はサビのコーラスの部分が妙に耳に残り、気になるどころか、MTVなどの音楽番組で『Glamorous』のPVを頻繁に見かけるようになり、『Glamorous』は全米シングル・チャートのNo.1にも輝いた。

そして、『The Dutchess』からまたもシングルがリリースされ、今回の『Big Girls Don't Cry』は曲調も一転、バラードだった。これも「いいなぁ…」と思っているうちに、『Glamorous』に続きNo.1を達成。全く気にかけない存在が、ちょっと気になりだし、そして遂に「おいおい…、Fergieっていったい??」という存在にまで上昇していった。

ここまで紹介した4枚のシングルは、『The Dutchess』のシングルとして2枚目以降のモノだが、最初にシングル・カットされた『London Bridge』も全米シングル・チャートでNo.1になっていたことを後で知った。

『The Dutchess』リリースの約1年後にカットされた5枚目のシングル『Clumsy』も全米シングル・チャートで5位を記録。デビューから5枚連続でTop5シングルを達成したのは、1990年にMariah Careyが達成して以来の快挙だった。

これ以降もFergieの快進撃は止まらず、他のアーティストとのコラボレーション曲でチャートを賑わし、PVなどでFergieを見かけない日がないほどだった。

Fergieは映画音楽でも活躍し、『Shrek The Third』にHeartのカバー曲である『Barracuda』を、テレビドラマ『Sex and the City』の映画化では『Labels Or Love』を提供している。

『The Dutchess』からは2008年に入っても『Here I Come』と『Finally』をリリース。それぞれチャート・アクションは100位台と、初期5枚のシングルほどのヒットは望めなかったが、Fergieの健在ぶりを見せ付けるには十分な出来だった。

多くのシングル・ヒットを生んだ『The Dutchess』は、全米だけでも400万枚に迫るセールスを記録、全世界合計では約700万枚のセールスも達成している。

そして多くのボーナス曲を追加した様々なバージョン違いの『The Dutchess』も発表されている。手元にあるのは4曲を追加収録したDeluxe Editionだが、これにはラッパーのNellyとのデュエット『Party People』、先に紹介の映画に提供した2曲、そして『Clumsy』のリミックスが収められている。

『The Dutchess』
Fergalicious
Clumsy
All That I Got (The Make Up Song)
London Bridge
Pedestal
Voodoo Doll
Glamorous
Here I Come
Velvet
Big Girls Don't Cry
Mary Jane Shoes
Losing My Ground
Finally
【Deluxe Edition収録曲】
Barracuda
Party People
Clumsy (Collipark Remix)
Labels Or Love

タグ:2006 Fergie


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