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Lisa Stansfield/『Real Love』 [CD]

reallove_s.jpgこの Lisa Stansfield が1991年にリリースした2ndアルバムの『Real Love』も今年の夏、ブックオフのお買いもの券で交換してきた CD の中の1枚で、とても久しぶりにアルバムを通して聴いてみたが、やはりどの曲も素晴らしい! と改めて思った。

1991年当時、CD は渋谷や新宿の大手 CD ショップでよく購入していたが、『Real Love』はイギリスのチャート・コーナーで紹介されていて、ジャケットは国別に若干違っていたが、Lisa の横顔がとても目を惹く存在だった。

この2ndアルバムからは第1弾シングルとして『Change』がリリースされ、『Change』のジャケットに映るモノトーンの Lisa の眼差しはファッション誌の一面のようで、「どんな曲なんだろう…?」と、こちらも大いに気になった。ジャケ買いの典型的なパターンだったが、試聴した瞬間、そのイントロで『Change』は一発で好きな曲になった。

このアルバムからは続いて『All Woman』、『Time To Make You Mine』、『Set Your Loving Free』、『A Little More Love』と計5枚のシングルがカットされたが、ここに収められた13曲はどれも素晴らしく、『Real Love』はこの頃のお気に入り CD のひとつだった。

『Change』は全英チャートで最高10位を記録、アメリカでは Billboard 誌の Hot Dance Club Play でNo.1を記録した。2ndシングルの『All Woman』は全英では最高20位だったが、アメリカでは Billboard 誌の R&B チャートでNo.1を、Hot 100ではTop20入りを果たした。3rdシングルの『Time To Make You Mine』は全英チャートで20位を。そしてこのアルバムで1番好きな『Set Your Loving Free』は惜しくも前の3枚ほどヒットはしなかったが、アメリカでは Billboard 誌の Hot Dance Club Play で最高20位を記録した。

『Real Love』で Lisa を知り、1989年にリリースされたデビュー盤の『Affection』を後追いで聴いたが、『Real Love』と『Affection』のジャケットに映る Lisa の姿同様、この2つのアルバムに収められた曲の印象はかなり違っていた。しかし『Affection』にも『Real Love』に通じる『All Around The World』のような曲があり、その路線を進めた結果、『Real Love』というアルバムが出来上がったのだと思う。

『Real Love』はアメリカでゴールド・ディスクを獲得。前作『Affection』からシングル・カットされた『All Around The World』、『You Can't Deny It』に続き『All Woman』が R&B チャートで3度目のNo.1を記録したが、これは白人の女性ソロ・アーティストでは初のことだった。

『Real Love』
Change
Real Love
Set Your Loving Free
I Will Be Waiting
All Woman
Soul Deep
Make Love To Ya
Time To Make You Mine
Symptoms Of Loneliness & Heartache
It's Got To Be Real
First Joy
Tenderly
A Little More Love



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