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Foreigner/『4』 [CD]

Foreigner4.jpgこのアルバムも先日来紹介しているワーナーの5枚組ボックス Original Album Seriesiconとして購入した中に含まれていた1枚で、この『4』はリリースされた1981年当時、地元のレコード屋で LP を購入し、よく聴いていたアルバムだった。

この『4』を購入したきっかけは、アルバムからの先行シングル『Urgent』が好きだったからで、当時 FM から流れてきた『Urgent』のイントロがとても気に入り、バンドとしての Foreigner に興味がわき、続いてリリースされたアルバムの『4』を購入した。

ジャケットは映画の始まる前のカウントダウンのヒトコマのようで、このシンプルなジャケットも好きだった。きっかけとなった1stシングルの『Urgent』は全米チャートで最高4位まで上昇、間奏のサックス・ソロが当時はとても珍しいと思いながら聴いていた。

続く2ndシングルとしてバラードの『Waiting For A Girl Like You』がこの年の秋にカットされたが、これが大ヒットを記録! Foreigner といえば、この曲というほどの代表曲にもなった。『Waiting For A Girl Like You』も全米チャートを賑わし、最高2位を記録。この頃のチャートのトップが Olivia Newton-John の『Physical』だったため、『Waiting For A Girl Like You』は毎週 No.2 止まり。やっと『Physical』がトップからダウンしてもその座を Hall & Oates の『I Can't Go For That (No Can Do)』に奪われ、都合10週間にわたって『Waiting For A Girl Like You』は No.2 という珍しい記録を作った。

ここで記している全米チャートとは Billboard 誌の Hot100 チャートのことだが、この頃のロック専門チャートでは『Urgent』と『Waiting For A Girl Like You』はともに見事 No.1 に輝いた。

アルバム『4』からはこの2枚のシングルの他にも『Juke Box Hero』、『Break It Up』、『Luanne』が次々シングル・カットされ、『Juke Box Hero』と『Break It Up』の2枚はともに全米チャートで最高26位を記録。ロック専門チャートで『Juke Box Hero』は最高3位まで上昇した。

シングル・ヒットをたくさん産んだアルバム『4』は Foreigner 初の全米チャート No.1 アルバムにもなった。全英チャートでも No.1 になった『4』はアメリカだけで600万枚を売り、カナダでの売上げを合わせると北米市場だけで1000万枚以上を売ったアルバムにもなった。

アルバム『4』は Foreigner として通算4枚目のアルバムで、メンバーもこのアルバムからそれまでの6人から4人構成になっての初のアルバムだった。

また後から知ったことだが、この『4』にはまだそれほど有名ではなかった頃の Thomas Dolby がシンセサイザーで参加していて、『Urgent』や『Waiting For A Girl Like You』の特徴あるシンセサイザーは Thomas Dolby によるものだった。

『4』
Night Life
Juke Box Hero
Break It Up
Waiting For A Girl Like You
Luanne
Urgent
I'm Gonna Win
Woman In Black
Girl On The Moon
Don't Let Go

タグ:1981 foreigner


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