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The Creepshow/『Run For Your Life』 [CD]

rouforyourlife.jpgNHK-FM で毎週金曜日の夜11時から『ワールドロックナウ』という番組が放送されているが、この番組で紹介され、一発で好きになってしまったのが、今回紹介する The Creepshow の『Run For Your Life』というアルバムだ。

『Run For Your Life』が北米エリアでリリースされたのは2008年の8月と、今から1年半も前のことだが、この春にようやく日本盤がリリースされた。しかし、値段の高い日本盤は全く眼中になく、2008年にマイナーレーベルの Stomp Records からリリースされたオリジナルの『Run For Your Life』を手に入れた。

2005年頃にカナダのオンタリオ州で結成された The Creepshow の作る曲は Psychobilly や Horrorbilly というジャンルで呼ばれるようだが、曲を聴けばそのスタイルはパンクそのもの。

現在のメンバーは4人編成で、Sean "Sickboy" McNab がベース、The Reverend McGinty がキーボード、Matt "Pomade" Gee がドラム。ボーカルがデビュー盤の Jen "Hellcat" Blackwood から Sarah "Sin" Blackwood に変わっているが、このふたりは姉妹と紹介されている。

この『Run For Your Life』は、2006年にリリースされたデビュー盤の『Sell Your Soul』に続く2枚目のアルバムで、The Creepshow はこの2枚のアルバムを携え、カナダを含めた北米地区で精力的にツアーを行っているようだ。

前述の番組『ワールドロックナウ』では『Take My Hand』と『Demon Lover』の2曲が紹介されたが、ボーカルの Sarah の声が見事ツボにハマり、You Tube でどんなバンドなのかを調べてみたら PV やライブ・ステージの映像もあり、そのパンキッシュなスタイルが一発で好きになってしまった。

この『Run For Your Life』のジャケットも Psychobilly というジャンルにピッタリの、かつてのB級映画のポスターようなつくりで、CD のレーベル面も如何にもホラー映画の一風景のようなプリントが施されている。

3つ折になったパッケージは『The Creepshow Chronicles』という架空の新聞を装ったデザインで、その新聞の1面トップにあたる場所に『RUN FOR YOUR LIFE』という大見出しが掲げられている。中にある記事はアルバムに収められた10曲の歌詞になっているが、それも『The Creepshow Chronicles』のダミーの記事かと見間違うようなつくりになっている。

ここに4人のメンバーの写真もあるのだが、その4人の写真も如何にもガレージ・バンドのような体裁で写っていて、パンキッシュな曲そのものも好きだが、このような遊び心がいっぱいのパッケージも実に久々で楽しめた。

『Run For Your Life』は全10曲で30分にも満たない短いアルバムだが、パッケージを含め、The Creepshow というバンドの楽しさがいっぱい詰まっているなかなかの名盤で、これは手に入れて正解だった。

Run For Your Lifeicon
The Sermon II
Rue Morgue Radio
Demon Lover
Run For Your Life
Buried Alive
Take My Hand
You'll Come Crawlin'
Dearly Departed
Rock 'n' Roll Sweetheart
Long Way Down



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