Queen/『Keep Yourself Alive』 [いろいろと…]
11月24日は Queen の Freddie Mercury の命日。このブログでも毎年この日が近づくと Queen や Freddie のことを書いてきたが、今回は意図せずに Queen のデビュー・シングル『Keep Yourself Alive』が手に入った。
『Keep Yourself Alive』は1973年7月にデビュー盤『Queen』からのリード・シングルとしてカットされた文字通りのデビュー・シングル。ギタリストの Brian May による4分弱の曲だ。
デビュー盤『Queen』のトップを飾る『Keep Yourself Alive』には『炎のロックンロール』という、今から思えばとても恥ずかしい邦題もつけられていた。ちなみに英語歌詞の中には炎も Rock も Roll も登場しない。
1973年のオリジナル・リリース時に『Keep Yourself Alive』を聴いたことはなく、ライブ盤『Live Killers』で初めてその存在を知った。『Keep Yourself Alive』はリリース当時の全英チャートではランクインを果たせず、いきなり厳しい現実にも直面した。
『Keep Yourself Alive』は Queen として記念すべきデビュー・シングルにも関わらず、1981年にリリースされた初めてのベスト盤『Greatest Hits』にも収録されなかった。正確に記すとイギリス盤『Greatest Hits』には収録されなかったが、アメリカ盤やオーストラリア盤の『Greatest Hits』には収録された。
『Keep Yourself Alive』はそれほど特徴のない曲だったかというと、そんなことはなく、Freddie のボーカルはこれでもかというくらいの迫力で、Brian のギターも気合の入りまくった内容。そして途中には短いながらも Roger Taylor のドラム・ソロまで入っていた Queen としての魅力が詰まった曲だった。
ライブではイントロが始まった途端にすぐわかる曲でもあり、1980年代序盤までセットリストの定番だった。『Keep Yourself Alive』に続けて Roger のドラム・ソロや、Brian のギター・ソロが続く重要な位置の曲でもあった。
そんな『Keep Yourself Alive』はデビュー盤やシングル・リリースされたバージョンの他に、ふたつの異なるバージョンが正式に知られている。
ひとつは1971年の夏、De Lane Lea Studio でレコーディングされたバージョンで、これは2011年にバンド結成40周年にリイシューされたデビュー盤のボーナス・ディスクに、De Lane Lea Studio でレコーディングされた他の曲と共に収められていた。
そして、もうひとつのバージョンは Long-Lost Retake と呼ばれるバージョンで、1991年に Hollywood Records からリイシューされたデビュー盤のボーナス・トラックに収録されたのが初。その後、40周年記念リイシュー盤『A Night At The Opera』のボーナス・トラックに収められた。
Long-Lost Retake バージョンの『Keep Yourself Alive』はまた、2011年春の Record Store Day 向けのシングル盤にも(なぜか…?)使われた。このときのカップリングには1973年当時と同じ『Son And Daughter』が収録された。
この Record Store Day 向け『Keep Yourself Alive』のジャケットがトップで紹介したデザインで、これはポルトガル向けシングルのジャケットだった。ちなみにこの Record Store Day 向けシングルは2000枚限定で、同時期にロンドンで開催されたイベント Stormtroopers In Stilettos と連動したシングルでもあった。
日本でもこの Record Store Day 向け『Keep Yourself Alive』は出回ったが、そのときは興味がなかった。しかし今回某ショップに300円という価格で再入荷したとあって、記念に一枚手に入れた。
今の自宅にはアナログ盤を聴く環境がないので、せっかくのアナログ盤も宝の持ち腐れになってしまうが、7インチというジャケットの大きさは CD よりも大きく、若い4人のメンバーが写るジャケットはじっくりと魅入ってしまう。
Keep Yourself Alive
Keep Yourself Alive
Son And Daughter
『Keep Yourself Alive』は1973年7月にデビュー盤『Queen』からのリード・シングルとしてカットされた文字通りのデビュー・シングル。ギタリストの Brian May による4分弱の曲だ。
デビュー盤『Queen』のトップを飾る『Keep Yourself Alive』には『炎のロックンロール』という、今から思えばとても恥ずかしい邦題もつけられていた。ちなみに英語歌詞の中には炎も Rock も Roll も登場しない。
1973年のオリジナル・リリース時に『Keep Yourself Alive』を聴いたことはなく、ライブ盤『Live Killers』で初めてその存在を知った。『Keep Yourself Alive』はリリース当時の全英チャートではランクインを果たせず、いきなり厳しい現実にも直面した。
『Keep Yourself Alive』は Queen として記念すべきデビュー・シングルにも関わらず、1981年にリリースされた初めてのベスト盤『Greatest Hits』にも収録されなかった。正確に記すとイギリス盤『Greatest Hits』には収録されなかったが、アメリカ盤やオーストラリア盤の『Greatest Hits』には収録された。
『Keep Yourself Alive』はそれほど特徴のない曲だったかというと、そんなことはなく、Freddie のボーカルはこれでもかというくらいの迫力で、Brian のギターも気合の入りまくった内容。そして途中には短いながらも Roger Taylor のドラム・ソロまで入っていた Queen としての魅力が詰まった曲だった。
ライブではイントロが始まった途端にすぐわかる曲でもあり、1980年代序盤までセットリストの定番だった。『Keep Yourself Alive』に続けて Roger のドラム・ソロや、Brian のギター・ソロが続く重要な位置の曲でもあった。
そんな『Keep Yourself Alive』はデビュー盤やシングル・リリースされたバージョンの他に、ふたつの異なるバージョンが正式に知られている。
ひとつは1971年の夏、De Lane Lea Studio でレコーディングされたバージョンで、これは2011年にバンド結成40周年にリイシューされたデビュー盤のボーナス・ディスクに、De Lane Lea Studio でレコーディングされた他の曲と共に収められていた。
そして、もうひとつのバージョンは Long-Lost Retake と呼ばれるバージョンで、1991年に Hollywood Records からリイシューされたデビュー盤のボーナス・トラックに収録されたのが初。その後、40周年記念リイシュー盤『A Night At The Opera』のボーナス・トラックに収められた。
Long-Lost Retake バージョンの『Keep Yourself Alive』はまた、2011年春の Record Store Day 向けのシングル盤にも(なぜか…?)使われた。このときのカップリングには1973年当時と同じ『Son And Daughter』が収録された。
この Record Store Day 向け『Keep Yourself Alive』のジャケットがトップで紹介したデザインで、これはポルトガル向けシングルのジャケットだった。ちなみにこの Record Store Day 向けシングルは2000枚限定で、同時期にロンドンで開催されたイベント Stormtroopers In Stilettos と連動したシングルでもあった。
日本でもこの Record Store Day 向け『Keep Yourself Alive』は出回ったが、そのときは興味がなかった。しかし今回某ショップに300円という価格で再入荷したとあって、記念に一枚手に入れた。
今の自宅にはアナログ盤を聴く環境がないので、せっかくのアナログ盤も宝の持ち腐れになってしまうが、7インチというジャケットの大きさは CD よりも大きく、若い4人のメンバーが写るジャケットはじっくりと魅入ってしまう。
Keep Yourself Alive
Keep Yourself Alive
Son And Daughter
2011-11-24 15:40
nice!(1)
コメント(2)
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ウチも現在アナログ盤を聴く環境ではないので、購入したけど聴いてません・・・(笑)。
「誘惑のロックン・ロール」っていうのもありましたね~。
ロックン・ロール、ロックン・ロールって、内田裕也じゃないんだから!って感じですが。
でも、邦題の中には、なかなかいいなと思うものもありますよね~。
by デライラ (2011-11-25 10:25)
こんにちは、デライラさん。ウチの最近買ったアナログ盤は壁の装飾の一部になってます。(*^^)v
誘惑のロックン・ロール、ありましたねぇ。『Now I'm Here』が、なぜに…。(゜o゜;
こういうところにレコード会社のA&Rの差が出ちゃいますね。
by MCMLXV_65 (2011-11-25 12:01)