ABBA/『Waterloo』 [CD]
1974年のスタジオ・アルバム『Waterloo』は初めて ABBA という名前でリリースしたアルバムで、タイトル曲の『Waterloo』は1974年の Eurovision Song Contest で優勝し、ABBA という名前を一躍世界中に知らせる曲になった。
曲のタイトルを1815年の「ワーテルローの戦い (The Battle of Waterloo)」から引用した『Waterloo』は当初、Eurovision Song Contest に使う予定曲の1つで、Agnetha Fältskog がソロ・ボーカルを披露するバラードの『Hasta Mañana』と、どちらを使うか迷っていたという。(表ジャケット中央に映る後ろ姿は、The Battle of Waterloo で敗れたNapoleon!)
前年の Eurovision Song Contest スウェーデン予選を『Ring, Ring』で臨んだ ABBA だったが、予選を3位で終え、二度目のコンテスト挑戦に際しては伝統的にバラードが有利と言われていたところに敢えてロックな曲『Waterloo』で臨むことに決めた。
結果は見事コンテスト優勝を勝ち取り、『Waterloo』は全英チャートで ABBA として初の No.1 を記録。全米チャートでも初ランクインを果たして最高6位まで上昇。残念ながら母国スウェーデンのチャートでは最高3位だったが、欧州圏ではドイツ、アイルランド、ベルギー、ノルウェーのチャートで No.1 になり、南半球のニュージーランドでも No.1 に。オーストラリアでも最高4位をマークして、文字どおり世界中のチャートを『Waterloo』は席巻した。
『Waterloo』のシングル・カットと同時に同名アルバム『Waterloo』もリリースし、スウェーデン版の『Waterloo』は1曲目にスウェーデン語で歌う『Waterloo』があり、アルバムの最後は英語で歌う『Waterloo』で締め括られていた。
『Waterloo』はこの2か国語以外にドイツ語とフランス語バージョンもあり、この4つのバージョンは2005年にリリースされたボックス・セット『The Complete Studio Recordings』の中にあるアルバム『Waterloo』のボーナス曲として収録された。
アルバム『Waterloo』からは『Honey, Honey』『Hasta Mañana』などがシングル・カットされ、『Honey, Honey』は全米チャートで Top40 入りして最高27位を記録。ドイツのシングル・チャートでは最高2位を記録した。
『Hasta Mañana』では Agnetha のソロ・ボーカルが聴けたが、『Gonna Sing You My Lovesong』では Anni-Frid Lyngstad のソロ・ボーカルのパートがあり、続く『Suzy-Hang-Around』では Benny Andersson のリード・ボーカルがあった。
シングル『Waterloo』のヒット後、ABBA は1973年にリリースした『Ring, Ring』のリミックス版をシングル・カット。この1974年版『Ring, Ring』は全英チャートで32位に入り、オーストラリアやニュージーランドでは Top10 入り、それぞれ最高7位と5位をマークした。
2005年リリースの『The Complete Studio Recordings』には、この1974年版『Ring, Ring』のシングル向け Remix バージョンと、US Remix というふたつのリミックスも収録された。(前者のシングル向け Remix バージョンは、この『The Complete Studio Recordings』でしか聴けない)
初めての ABBA としてのスタジオ・アルバム『Waterloo』は、Björn Ulvaeus を除く3人のリード・ボーカル曲があり、『Waterloo』のようなロックな曲もあったりと、今改めて聴いても新鮮で楽しいアルバムだ。
Waterloo
Waterloo
Sitting In The Palmtree
King Kong Song
Hasta Mañana
My Mama Said
Dance (While The Music Still Goes On)
Honey, Honey
Watch Out
What About Livingstone
Gonna Sing You My Lovesong
Suzy-Hang-Around
Waterloo (English Version)
曲のタイトルを1815年の「ワーテルローの戦い (The Battle of Waterloo)」から引用した『Waterloo』は当初、Eurovision Song Contest に使う予定曲の1つで、Agnetha Fältskog がソロ・ボーカルを披露するバラードの『Hasta Mañana』と、どちらを使うか迷っていたという。(表ジャケット中央に映る後ろ姿は、The Battle of Waterloo で敗れたNapoleon!)
前年の Eurovision Song Contest スウェーデン予選を『Ring, Ring』で臨んだ ABBA だったが、予選を3位で終え、二度目のコンテスト挑戦に際しては伝統的にバラードが有利と言われていたところに敢えてロックな曲『Waterloo』で臨むことに決めた。
結果は見事コンテスト優勝を勝ち取り、『Waterloo』は全英チャートで ABBA として初の No.1 を記録。全米チャートでも初ランクインを果たして最高6位まで上昇。残念ながら母国スウェーデンのチャートでは最高3位だったが、欧州圏ではドイツ、アイルランド、ベルギー、ノルウェーのチャートで No.1 になり、南半球のニュージーランドでも No.1 に。オーストラリアでも最高4位をマークして、文字どおり世界中のチャートを『Waterloo』は席巻した。
『Waterloo』のシングル・カットと同時に同名アルバム『Waterloo』もリリースし、スウェーデン版の『Waterloo』は1曲目にスウェーデン語で歌う『Waterloo』があり、アルバムの最後は英語で歌う『Waterloo』で締め括られていた。
『Waterloo』はこの2か国語以外にドイツ語とフランス語バージョンもあり、この4つのバージョンは2005年にリリースされたボックス・セット『The Complete Studio Recordings』の中にあるアルバム『Waterloo』のボーナス曲として収録された。
アルバム『Waterloo』からは『Honey, Honey』『Hasta Mañana』などがシングル・カットされ、『Honey, Honey』は全米チャートで Top40 入りして最高27位を記録。ドイツのシングル・チャートでは最高2位を記録した。
『Hasta Mañana』では Agnetha のソロ・ボーカルが聴けたが、『Gonna Sing You My Lovesong』では Anni-Frid Lyngstad のソロ・ボーカルのパートがあり、続く『Suzy-Hang-Around』では Benny Andersson のリード・ボーカルがあった。
シングル『Waterloo』のヒット後、ABBA は1973年にリリースした『Ring, Ring』のリミックス版をシングル・カット。この1974年版『Ring, Ring』は全英チャートで32位に入り、オーストラリアやニュージーランドでは Top10 入り、それぞれ最高7位と5位をマークした。
2005年リリースの『The Complete Studio Recordings』には、この1974年版『Ring, Ring』のシングル向け Remix バージョンと、US Remix というふたつのリミックスも収録された。(前者のシングル向け Remix バージョンは、この『The Complete Studio Recordings』でしか聴けない)
初めての ABBA としてのスタジオ・アルバム『Waterloo』は、Björn Ulvaeus を除く3人のリード・ボーカル曲があり、『Waterloo』のようなロックな曲もあったりと、今改めて聴いても新鮮で楽しいアルバムだ。
Waterloo
Waterloo
Sitting In The Palmtree
King Kong Song
Hasta Mañana
My Mama Said
Dance (While The Music Still Goes On)
Honey, Honey
Watch Out
What About Livingstone
Gonna Sing You My Lovesong
Suzy-Hang-Around
Waterloo (English Version)
2012-05-09 14:04
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