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Glenn Frey/『Live』 [CD]

Glenn-Frey-Live.jpg昨日までの雨がすっかり上がり、気温も25度を超えて風が気持ちいい。そんな日に聴きたくなって引っ張りだしてきたのが、Eagles のメンバー Glenn Frey が1993年にリリースしたライブ盤の、そのタイトルもシンプルな『Live』だ。

この『Live』は1992年リリースのソロとしての通算4枚目のスタジオ・アルバム『Strange Weather』に伴うツアーから、1992年7月8日にアイルランドのダブリンにある The Stadium で収録された。

残念ながら『Live』はチャート面やセールス面でそれほどの成功を収められなかったが、ここにある全14曲、約1時間10分のライブは、Glenn のその時点のソロでヒットした曲や、Eagles 時代の曲がプレイされていて、今日のような日に聴くのが合っていると思う一枚だ。

Glenn のソロ・アルバムはリアルタイムに1984年の『The Allnighter』や、1988年の『Soul Searchin'』を聴き、Eagles 時代よりソウルな雰囲気があるこの2枚のアルバムは好きだった。

ときどき、映画のサウンドトラックにも曲を提供していた、この頃の Glenn だが、そういう場面では思い切りアップテンポな曲だったので、ミッドテンポな曲を歌うこれらのスタジオ・アルバムはあまり評価されない向きもあったが、個人的にはこの2枚のスタジオ・アルバムはお気に入りのアルバムだった。

その2枚の後、1992年にリリースされた『Strange Weather』はあまり思い出がなかったが、その翌年に『Strange Weather』からの曲も含めたこの『Live』はライブ盤というかたちをとっていて、Glenn のソロを総括するベスト盤のような曲が並んでいたので、これも Glenn のソロで好きなアルバムだった。

ライブは14曲もあるが、曲間での Glenn の MC もそこそこ収録され、会場にいるファンの歓声も Glenn の地元でないのに結構盛況。ライブの雰囲気を大いに盛り上げている。

バック・バンドのメンバーに有名な名前は見当たらないが、この頃の Glenn の曲に時々登場するサックスの音が響くと思わず1980年代を思いだす。このライブ盤が収録された会場のファンもそれを知っているようで、そのような場面で沸く歓声もしっかり収められ、なかなかいい雰囲気のライブ盤に仕上がっている。

中盤に登場する『Lyin' Eyes / Take It Easy』のときも『Take It Easy』に変わったときのファンの反応がよく、思わずこっちもつられて楽しい雰囲気になる。

このライブがレコーディングされたアイルランドのダブリンが持っている個人的なイメージは、Eagles が主に活動していたアメリカ西海岸のイメージとかなり違うが、このライブ盤を聴いていると全くそんな様子は感じられない。それも、このライブ盤が好きなもう一つの理由だったりする。

このライブ盤を聴いていると、日本の夏も湿度が少なくてカラッとしていればなぁ…と、いつも思ってしまう。

Glenn-Frey-Live.jpgLive
Peaceful Easy Feeling
New Kid In Town
The One You Love
Wild Mountain Thyme
Strange Weather
I've Got Mine
Lyin' Eyes / Take It Easy
River Of Dreams
True Love
Love In The 21st Century
Smuggler's Blues
The Heat Is On
Heartache Tonight
Desperado


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