SSブログ

Glenn Frey/『No Fun Aloud』 [CD]

NoFunAloud.jpgEagles の解散後、Don Henley と Glenn Frey のふたりは1982年に共に初めてのソロ・アルバムをリリース。どちらかと言うと Glenn のスタイルが好きで、2ndアルバムの『The Allnighter』以降は都度、手に入れてきたが、この『No Fun Aloud』というソロ・デビュー盤だけは、なかなかその機会がないアルバムだった。

先日ようやく手頃な価格で手に入れた『No Fun Aloud』は最新のリマスターも施されていない、もう十数年もリリースされた CD だが、ここで聴ける『The One You Love』や『I Found Somebody』には Glenn らしさが詰まっていた。

同時期にリリースされた Don のソロ・デビュー盤は全米チャートで最高24位をマークし、対する Glenn の『No Fun Aloud』は最高32位。Don のソロ・アルバムからのリード・シングル『Dirty Laundry』は全米チャートで最高3位まで上昇したが、Glenn の『No Fun Aloud』からのシングルは『I Found Somebody』が最高31位、『The One You Love』が最高15位と、ソロ・デビュー時のふたりは Don が一歩有利に見えた。

しかし、シリアルな面が強い (と、当時は思っていた) Don のスタイルより、この頃に流行っていたサックスの音をフューチャーした Glenn のような曲が、この頃は好きだった。

シングルになった2曲の他にも、この『No Fun Aloud』では『I've Been Born Again』という1974年の Johnnie Taylor のカバーや、もう1つのカバー、1959年の Sea Cruise の『Sea Cruise』でも、サックスがフューチャーされ、この2曲のカバーではアルバム冒頭のシングル・カットされた2曲と違って、Glenn のポップなスタイルが楽しめる軽快な曲になっていた。

続く『That Girl』『All Those Lies』ではアメリカ南部のアラバマ州を拠点にしたソウルや R&B な曲をプレイする Muscle Shoals Rhythm Section のベース David Hood と、ドラムの Roger Hawkins を迎え、アメリカの北部、ミシガン州デトロイト出身の Glenn がソウルフルなボーカルを披露していた。

『No Fun Aloud』の最後は1980年代らしいキーボードの音色や、華やかな女性バック・ボーカルがある『Don't Give Up』で、この1曲だけを聴くと、いかにも1980年代という当時の雰囲気を感じるが、2つのシングル・ヒット曲に、2曲のカバー。そして Muscle Shoals Rhythm Section を迎えた2曲と、このソロ・デビュー盤『No Fun Aloud』には Eagles の時代より Glenn のキャラクターを表に出した曲が揃っていた。

Glenn の初ソロ・アルバム『No Fun Aloud』は、眉間に皺を寄せたようなシリアスな Don のソロ・デビュー盤より、軽快でソウル、そしてポップな曲が多く、長いこと通して聴く機会のなかったアルバムだったが、やっぱり、後のソロ・アルバム同様に好きなタイプのアルバムだった。

改めてここにある10曲を聴くと、一見、軽そうな雰囲気の『No Fun Aloud』のジャケットも「Glenn らしい!」と、思えるようになった。

NoFunAloud.jpgNo Fun Aloud
I Found Somebody
The One You Love
Partytown
I Volunteer
I've Been Born Again
Sea Cruise
That Girl
All Those Lies
She Can't Let Go
Don't Give Up
タグ:1982 Glenn Frey


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0)▲ページトップ▲

nice! 0

コメント 2

ezee

イーグルスが消滅したとき、最初に動き出したのがグレン・フライだったような気が・・
本作には当時、シビれましたヨ グレンのルーツがしっかり味わえた名作やと思ってます!
by ezee (2012-08-11 00:00) 

MCMLXV_65

ezeeさん、コメントの投稿時間がピッタリ0時ですね!

で、本題ですね。アルバムのリリース時期はGlennがDonより、2か月ほど早かったです。シングルになった曲を、今回、改めて聴いて、とても懐かしい思いでした。
なかなか手に入らなかったソロ・デビュー盤でしたが、いいアルバムでした!
by MCMLXV_65 (2012-08-11 07:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

記事と無関係なコメントの入力を固くお断りします。
無関係なコメントは見つけ次第、即、削除します。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
All Photo and Text copyright(c) White Dragon All Right Reserved.
Related Posts with Thumbnails