Primal Scream/『Riot City Blues』 [CD]
2013年の最初に取り上げる CD は、Primal Scream が2006年に前作から約4年ぶりにリリースした通算8枚目のスタジオ・アルバム『Riot City Blues』。
前作『Evil Heat』以降、2枚のコンピレーション・アルバム『Dirty Hits』と『Shoot Speed - More Dirty Hits』で、その活動に1つの区切りをつけた Primal Scream は、2003年には初のライブ盤『Live in Japan』もリリース。
そして、バンドとして久々の活動再開に持ってきたのが、ロックンロールなアルバムの『Riot City Blues』だった。
タイトルに Blues という文字はあるが、これに惑わされてはいけない。『Evil Heat』まで3作続いたエレクトロな路線から一転。Bobby Gillespie を中心に Andrew Innes と Robert Youngのギター、Mani こと Gary Mounfield のベース、Darrin Mooney のドラム、Martin Duffy のキーボード が塊となったロックンロールな10曲が、ここには収められている。
メンバー以外の客演では、この当時は The Kills で、後に The Dead Weather として活動する Alison Mosshart がゲスト・ボーカルとして『Dolls (Sweet Rock And Roll)』など3曲に参加。Echo & The Bunnymen のギタリスト Will Sergeant は『When The Bomb Drops』と『Little Death』で。Nick Cave & The Cavemen や Dirty Three で活動していた Warren Ellis は『Hell's Comin' Down』にゲスト参加していた。
『Riot City Blues』からのリード・シングル『Country Girl』も Primal Scream にとっては3年ぶりのシングルだったが、こちらも好意的に受け取られ、全英チャートでは最高5位をマーク。意外にも Primal Scream のシングルとして最も全英チャートの上位にランクされた曲にもなった。
『Riot City Blues』は、この『Country Girl』で幕を開け、前半に並ぶ『Nitty Gritty』『Suicide Sally & Johnny Guitar』『When The Bomb Drops』までの4曲は、どれも素晴らしい曲ばかり。
中でも3分ちょっとの『Suicide Sally & Johnny Guitar』はイントロこそアコースティックだが、バンド・サウンドがとても熱い曲。1分前後から始まる約20秒間のギター・ソロに熱くなること必至の曲だ。
5曲目とアルバム最後の10曲目で緩急をつける『Riot City Blues』の全編にあるのはロックンロール。アルバム収録時間の約40分が、気がつくと終わってしいるという感じのアルバムだ。
リード・シングルの『Country Girl』同様、アルバム『Riot City Blues』も全英チャートで最高5位を記録し、イギリスではシルバー・ディスク (6万枚) に認定された。
イギリスや欧州圏でリリースされた『Riot City Blues』の表ジャケットには、そのタイトルや、バンド名の表示がなかった。そして、ジャケットに写る少年が首に巻いているのは蛇。今年最初に選んだアルバムに今年の干支である巳年の蛇が写っていたのは全くの偶然だった。
Riot City Blues
Country Girl
Nitty Gritty
Suicide Sally & Johnny Guitar
When The Bomb Drops
Little Death
The 99th Floor
We're Gonna Boogie
Dolls (Sweet Rock And Roll)
Hell's Comin' Down
Sometimes I Feel So Lonely
前作『Evil Heat』以降、2枚のコンピレーション・アルバム『Dirty Hits』と『Shoot Speed - More Dirty Hits』で、その活動に1つの区切りをつけた Primal Scream は、2003年には初のライブ盤『Live in Japan』もリリース。
そして、バンドとして久々の活動再開に持ってきたのが、ロックンロールなアルバムの『Riot City Blues』だった。
タイトルに Blues という文字はあるが、これに惑わされてはいけない。『Evil Heat』まで3作続いたエレクトロな路線から一転。Bobby Gillespie を中心に Andrew Innes と Robert Youngのギター、Mani こと Gary Mounfield のベース、Darrin Mooney のドラム、Martin Duffy のキーボード が塊となったロックンロールな10曲が、ここには収められている。
メンバー以外の客演では、この当時は The Kills で、後に The Dead Weather として活動する Alison Mosshart がゲスト・ボーカルとして『Dolls (Sweet Rock And Roll)』など3曲に参加。Echo & The Bunnymen のギタリスト Will Sergeant は『When The Bomb Drops』と『Little Death』で。Nick Cave & The Cavemen や Dirty Three で活動していた Warren Ellis は『Hell's Comin' Down』にゲスト参加していた。
『Riot City Blues』からのリード・シングル『Country Girl』も Primal Scream にとっては3年ぶりのシングルだったが、こちらも好意的に受け取られ、全英チャートでは最高5位をマーク。意外にも Primal Scream のシングルとして最も全英チャートの上位にランクされた曲にもなった。
『Riot City Blues』は、この『Country Girl』で幕を開け、前半に並ぶ『Nitty Gritty』『Suicide Sally & Johnny Guitar』『When The Bomb Drops』までの4曲は、どれも素晴らしい曲ばかり。
中でも3分ちょっとの『Suicide Sally & Johnny Guitar』はイントロこそアコースティックだが、バンド・サウンドがとても熱い曲。1分前後から始まる約20秒間のギター・ソロに熱くなること必至の曲だ。
5曲目とアルバム最後の10曲目で緩急をつける『Riot City Blues』の全編にあるのはロックンロール。アルバム収録時間の約40分が、気がつくと終わってしいるという感じのアルバムだ。
リード・シングルの『Country Girl』同様、アルバム『Riot City Blues』も全英チャートで最高5位を記録し、イギリスではシルバー・ディスク (6万枚) に認定された。
イギリスや欧州圏でリリースされた『Riot City Blues』の表ジャケットには、そのタイトルや、バンド名の表示がなかった。そして、ジャケットに写る少年が首に巻いているのは蛇。今年最初に選んだアルバムに今年の干支である巳年の蛇が写っていたのは全くの偶然だった。
Riot City Blues
Country Girl
Nitty Gritty
Suicide Sally & Johnny Guitar
When The Bomb Drops
Little Death
The 99th Floor
We're Gonna Boogie
Dolls (Sweet Rock And Roll)
Hell's Comin' Down
Sometimes I Feel So Lonely
2013-01-04 15:18
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コメント(2)
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始めまして、時々訪問して楽しく読ませていただいております。プライマル自分も大好きです。プライマルが現代のvelvet undergroundだと個人的に思ってます。それではまた
by テレキャス小僧 (2013-02-15 22:21)
初めまして、テレキャス小僧さん。ご訪問に感謝、そしてコメントもありがとうございます!! こんなブログですが、毎日なんとか続けています。これからもよろしくお願いします!
by MCMLXV_65 (2013-02-16 08:38)