Beyoncé/『Dangerously In Love』 [CD]
先日行われた第47回スーパー・ボウルのハーフタイム・ショーで見事なパフォーマンスを披露した Beyoncé が、今から約10年前の2003年夏にリリースした初のソロ・アルバムが、この『Dangerously In Love』だった。
この頃の Beyoncé は Michelle Williams と Kelly Rowland との Destiny's Child として、2000年公開の映画『Charlie's Angels』に『Independent Women Part I』を提供。この曲は全米チャートで11週連続で No.1 を記録した。
2001年春には Destiny's Child の現時点で最後のスタジオ・アルバム『Survivor』をリリース。これも全米チャートで No.1 を記録、それも No.1 に初登場という勢いだった。(追記:『Survivor』の後、もう1枚のスタジオ・アルバムがありましたので「現時点で最後の」は間違いでした…)
翌年の Grammy 賞で Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocals にも選ばれた Destiny's Child は、その年の秋、『8 Days of Christmas』というコンピレーション・アルバムをリリースして活動停止の期間に入ってしまった。
その後、Beyoncé は映画『Austin Powers in Goldmember』に出演。私生活面では現在の夫 Jay-Z との関係が始まり、シングル『03 Bonnie & Clyde』をリリース。そんな環境の中、2003年に Beyoncé 名義として初のソロ・アルバム、この『Dangerously In Love』がリリースされた。
『Dangerously In Love』もまた Destiny's Child の『Survivor』と同じく全米チャートに No.1 で初登場、アメリカ国内だけで400万枚のセールスも達成した。
リード・シングルになった『Crazy In Love』では当時の恋人 Jay-Z がフューチャーされ、その姿は PV でも見られた。『Crazy In Love』は英米の双方で No.1 になり、全米チャートでは8週連続 No.1 という圧倒的な勢いもあった。
『Dangerously In Love』からはその後、『Baby Boy』『Me, Myself And I』『Naughty Girl』がシングル・カットされ、そのいずれも全米チャートで Top5 ヒットを記録。Sean Paul をフューチャーした2枚目のシングル『Baby Boy』も9週連続で全米シングル・チャート No.1 を記録した。
全世界でのセールスが1000万枚を突破した『Dangerously In Love』は、Grammy 賞で Best Contemporary R&B Album に選出。『Crazy In Love』では Best Rap/Sung Collaboration と Best R&B Song の2冠に輝き、アルバム収録曲の『Dangerously In Love 2』は Best Female R&B Vocal Performance に、Luther Vandross とのデュエット曲『The Closer I Get To You』は Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocal に選ばれ、『Dangerously In Love』は合計5つのカテゴリーで Grammy を獲得した。
『Dangerously In Love』を冠したソロ・ツアーも2003年11月に欧州圏限定で行われ、ロンドンにある Wemley Arena で行われたステージは『Live At Wembley』のタイトルでもパッケージ化された。
『Dangerously In Love』以降、Beyoncé のソロ・アルバムは3枚リリースされているが、やはり、このデビュー盤のインパクトが一番強く、『Crazy In Love』での華やかなスタイルも Beyoncé らしいが、アルバム後半で聴けるスローな曲では Destiny's Child 時代には聴けなかった Beyoncé というソロ・アーティストの魅力がたっぷり詰まっていた。
特に『Speechless』、この曲は大きな賞の栄誉には輝かなかったが、『Dangerously In Love』の中の隠れた名曲と、今でも思っている。
Dangerously In Love
Crazy In Love (featuring Jay-Z)
Naughty Girl
Baby Boy (featuring Sean Paul)
Hip Hop Star (featuring Big Boi and Sleepy Brown)
Be With You
Me, Myself And I
Yes
Signs (featuring Sleepy Brown)
Speechless
That's How You Like It (featuring Jay-Z)
The Closer I Get To You (featuring Luther Vandross)
Dangerously In Love 2
Beyoncé Interlude
Gift From Virgo
Daddy
この頃の Beyoncé は Michelle Williams と Kelly Rowland との Destiny's Child として、2000年公開の映画『Charlie's Angels』に『Independent Women Part I』を提供。この曲は全米チャートで11週連続で No.1 を記録した。
2001年春には Destiny's Child の
翌年の Grammy 賞で Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocals にも選ばれた Destiny's Child は、その年の秋、『8 Days of Christmas』というコンピレーション・アルバムをリリースして活動停止の期間に入ってしまった。
その後、Beyoncé は映画『Austin Powers in Goldmember』に出演。私生活面では現在の夫 Jay-Z との関係が始まり、シングル『03 Bonnie & Clyde』をリリース。そんな環境の中、2003年に Beyoncé 名義として初のソロ・アルバム、この『Dangerously In Love』がリリースされた。
『Dangerously In Love』もまた Destiny's Child の『Survivor』と同じく全米チャートに No.1 で初登場、アメリカ国内だけで400万枚のセールスも達成した。
リード・シングルになった『Crazy In Love』では当時の恋人 Jay-Z がフューチャーされ、その姿は PV でも見られた。『Crazy In Love』は英米の双方で No.1 になり、全米チャートでは8週連続 No.1 という圧倒的な勢いもあった。
『Dangerously In Love』からはその後、『Baby Boy』『Me, Myself And I』『Naughty Girl』がシングル・カットされ、そのいずれも全米チャートで Top5 ヒットを記録。Sean Paul をフューチャーした2枚目のシングル『Baby Boy』も9週連続で全米シングル・チャート No.1 を記録した。
全世界でのセールスが1000万枚を突破した『Dangerously In Love』は、Grammy 賞で Best Contemporary R&B Album に選出。『Crazy In Love』では Best Rap/Sung Collaboration と Best R&B Song の2冠に輝き、アルバム収録曲の『Dangerously In Love 2』は Best Female R&B Vocal Performance に、Luther Vandross とのデュエット曲『The Closer I Get To You』は Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocal に選ばれ、『Dangerously In Love』は合計5つのカテゴリーで Grammy を獲得した。
『Dangerously In Love』を冠したソロ・ツアーも2003年11月に欧州圏限定で行われ、ロンドンにある Wemley Arena で行われたステージは『Live At Wembley』のタイトルでもパッケージ化された。
『Dangerously In Love』以降、Beyoncé のソロ・アルバムは3枚リリースされているが、やはり、このデビュー盤のインパクトが一番強く、『Crazy In Love』での華やかなスタイルも Beyoncé らしいが、アルバム後半で聴けるスローな曲では Destiny's Child 時代には聴けなかった Beyoncé というソロ・アーティストの魅力がたっぷり詰まっていた。
特に『Speechless』、この曲は大きな賞の栄誉には輝かなかったが、『Dangerously In Love』の中の隠れた名曲と、今でも思っている。
Dangerously In Love
Crazy In Love (featuring Jay-Z)
Naughty Girl
Baby Boy (featuring Sean Paul)
Hip Hop Star (featuring Big Boi and Sleepy Brown)
Be With You
Me, Myself And I
Yes
Signs (featuring Sleepy Brown)
Speechless
That's How You Like It (featuring Jay-Z)
The Closer I Get To You (featuring Luther Vandross)
Dangerously In Love 2
Beyoncé Interlude
Gift From Virgo
Daddy
2013-02-06 16:44
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