Green Day/『21st Century Breakdown』 [CD]
2012年秋にリリースされた Green Day の8枚組ボックス『The Studio Albums 1990-2009』の最後を飾るのが、この2009年にリリースされた通算8枚目のスタジオ・アルバム『21st Century Breakdown』だ。
前作『American Idiot』から約4年半のインターバルを開けてリリースされた『21st Century Breakdown』は三部構成のコンセプト・アルバムで、オープニングの1分に満たない『Song Of The Century』に続き『Last Night On Earth』までの6曲が Act I - Heroes And Cons、以降『Restless Heart Syndrome』までの6曲が Act II - Charlatans And Saints、そして最後の5曲が Act III - Horseshoes And Handgrenades という構成だった。
『21st Century Breakdown』のセールスは前作に遠く及ばなかったが、それでもリリースから約1年半後の2011年初頭にアメリカでは100万枚の売上げをマークし、プラティナ・アルバムにも認定された。『American Idiot』が破格の600万枚超えなのでセールス面では見劣りしてしまうが、チャート・アクションでは英米のアルバム・チャートで前作に続いて No.1 を記録している。
『21st Century Breakdown』からは『Know Your Enemy』がリード・シングルに選ばれ、英米チャートでそれぞれ最高21位と28位を記録。2ndシングルにはバラードな『21 Guns』がカットされ、アメリカでは100万枚のセールスも記録した。
以降、シングルは2010年の春にかけて、『East Jesus Nowhere』『21st Century Breakdown』『Last Of The American Girls』の3曲がカットされた。
Rolling Stone 誌は2009年の年間チャートで『21st Century Breakdown』を第5位に選出。2010年の Grammy 賞では Best Rock Album にも選ばれた。
メジャー・レーベル移籍後のスタジオ・アルバムではプロデュースにずっと Rob Cavallo を迎えていたが、この『21st Century Breakdown』では Butch Vig を起用。2008年から始まったレコーディングは大きく予定を遅れ、Butch はそれにイライラしたともいう。
『21st Century Breakdown』をアルバムとして全曲を通して聴いたのは『The Studio Albums 1990-2009』を手に入れたときが初めて。名盤と呼ばれていたが、コンセプト・アルバムということで、なかなか全部を通して聴くことを躊躇していたアルバムだった。
3人のメンバー以外、Jason Freese によるピアノや、Tom Kitt がアレンジしたストリングが、それまでの Green Day が持つパンクなイメージから幅を広げているのも特徴な『21st Century Breakdown』。だが、ここまでの域に達してしまうと、過去のストレートな2分ちょっとの短い曲が懐かしくも感じてしまうアルバムだった。
21st Century Breakdown
Song Of The Century
Act I - Heroes And Cons
21st Century Breakdown
Know Your Enemy
¡Viva La Gloria!
Before The Lobotomy
Christians Inferno
Last Night On Earth
Act II - Charlatans And Saints
East Jesus Nowhere
Peacemaker
Last Of The American Girls
Murder City
¿Viva La Gloria? (Little Girl)
Restless Heart Syndrome
Act III - Horseshoes And Handgrenades
Horseshoes And Handgrenades
The Static Age
21 Guns
American Eulogy
a.Mass Hysteria
b.Modern World
See The Light
前作『American Idiot』から約4年半のインターバルを開けてリリースされた『21st Century Breakdown』は三部構成のコンセプト・アルバムで、オープニングの1分に満たない『Song Of The Century』に続き『Last Night On Earth』までの6曲が Act I - Heroes And Cons、以降『Restless Heart Syndrome』までの6曲が Act II - Charlatans And Saints、そして最後の5曲が Act III - Horseshoes And Handgrenades という構成だった。
『21st Century Breakdown』のセールスは前作に遠く及ばなかったが、それでもリリースから約1年半後の2011年初頭にアメリカでは100万枚の売上げをマークし、プラティナ・アルバムにも認定された。『American Idiot』が破格の600万枚超えなのでセールス面では見劣りしてしまうが、チャート・アクションでは英米のアルバム・チャートで前作に続いて No.1 を記録している。
『21st Century Breakdown』からは『Know Your Enemy』がリード・シングルに選ばれ、英米チャートでそれぞれ最高21位と28位を記録。2ndシングルにはバラードな『21 Guns』がカットされ、アメリカでは100万枚のセールスも記録した。
以降、シングルは2010年の春にかけて、『East Jesus Nowhere』『21st Century Breakdown』『Last Of The American Girls』の3曲がカットされた。
Rolling Stone 誌は2009年の年間チャートで『21st Century Breakdown』を第5位に選出。2010年の Grammy 賞では Best Rock Album にも選ばれた。
メジャー・レーベル移籍後のスタジオ・アルバムではプロデュースにずっと Rob Cavallo を迎えていたが、この『21st Century Breakdown』では Butch Vig を起用。2008年から始まったレコーディングは大きく予定を遅れ、Butch はそれにイライラしたともいう。
『21st Century Breakdown』をアルバムとして全曲を通して聴いたのは『The Studio Albums 1990-2009』を手に入れたときが初めて。名盤と呼ばれていたが、コンセプト・アルバムということで、なかなか全部を通して聴くことを躊躇していたアルバムだった。
3人のメンバー以外、Jason Freese によるピアノや、Tom Kitt がアレンジしたストリングが、それまでの Green Day が持つパンクなイメージから幅を広げているのも特徴な『21st Century Breakdown』。だが、ここまでの域に達してしまうと、過去のストレートな2分ちょっとの短い曲が懐かしくも感じてしまうアルバムだった。
21st Century Breakdown
Song Of The Century
Act I - Heroes And Cons
21st Century Breakdown
Know Your Enemy
¡Viva La Gloria!
Before The Lobotomy
Christians Inferno
Last Night On Earth
Act II - Charlatans And Saints
East Jesus Nowhere
Peacemaker
Last Of The American Girls
Murder City
¿Viva La Gloria? (Little Girl)
Restless Heart Syndrome
Act III - Horseshoes And Handgrenades
Horseshoes And Handgrenades
The Static Age
21 Guns
American Eulogy
a.Mass Hysteria
b.Modern World
See The Light
2013-04-18 10:40
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