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Green Day/『¡UNO!』 [CD]

Uno.jpgようやく辿り着いた! という思いの Green Day が2012年にリリースした三部作最初の一枚『¡UNO!』。昨年9月にリリースされた『¡UNO!』は、そこからのリード・シングル『Oh Love』がリリースされた昨年7月頃から気になっていたアルバムだった。

『¡UNO!』からはアルバムに先行してシングルが他に『Kill The DJ』『Let Yourself Go』の2曲が毎月続けてカットされ、9月リリースの『¡UNO!』への期待が徐々に高まっていた。

そんなところに突然、旧譜8枚を収めたボックス『The Studio Albums 1990-2009』がリリースされ、ならば、これを機会に Green Day のアルバムを最初から振り返って聴こう! と思ったのが、『¡UNO!』をブログでここまで取り上げるのが遅くなった一因だった。

その後、『¡UNO!』を含むトリロジーの3枚は予定を繰り上げ、昨年12月に全て出揃い、残る2枚のアルバムも順番に聴いている初期のアルバムを聴き終えてから…と思い、リリースされるシングルだけは聴きつつも、アルバムを通して聴くことが、どんどん先送りになっていた。

そして、ようやく聴いた全12曲、約40分強の『¡UNO!』は、やっぱり Green Day はこうあってほしい! という思いが詰まったアルバムになっていた。

ロック・オペラと呼ばれた前作前々作は確かにセールス面でも Green Day を代表する2枚だったが、初期のアルバムから順番に聴いてみると、この2枚のアルバムは Green Day にしては異質に感じた。それだけに原点回帰したと言える『¡UNO!』では、久々に Green Day らしさを感じた。

Green Day の3人のメンバーに、今や4人目のメンバーと呼べる Jason White を加えた4人が、『¡UNO!』ではシンプルな構成の2分台から3分台の曲を次から次へと聴かせてくれる。

今回リリースのトリロジーはパーティの前、中、後をそれぞれテーマにしたとも言われていたが、その第一幕にあたる『¡UNO!』は軽快なロックな曲が揃っていた。

シングルになった3曲以外にも、アルバム後半は『Loss Of Control』『Troublemaker』『Sweet 16』『Rusty James』と、お気に入りな曲が多く、スローな曲はリード・シングルの『Oh Love』だけというのも、思い切った構成だった。

メッセージ性の強い前作、前々作は当時の Green Day に必要なことだったのかもしれないが、その反動から『¡UNO!』のようなスタイルを望んでいたファンは多かったのではないだろうか。

約40分とアルバム全部を通して聴くのもちょうどいい長さの『¡UNO!』。無駄な曲が1つもないとは言わないが、この微妙なポップさが Green Day のまたいいところだ。

Uno.jpg¡UNO! ¡UNO! - Green Day
Nuclear Family
Stay The Night
Carpe Diem
Let Yourself Go
Kill The DJ
Fell For You
Loss Of Control
Troublemaker
Angel Blue
Sweet 16
Rusty James
Oh Love
タグ:Green Day 2012


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