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Paul Weller/『Dragonfly EP』 [いろいろと…]

DragonflyEP.jpg昨日紹介した Paul Weller の新曲をダウンロードした fairsharemusic.com で見つけたのが、この『Dragonfly EP』という昨年暮れ、12月中旬にリリースされた6曲入りの EP 盤だ。

この EP 盤、リリース当初はその収録内容に全く気づかなかったが、昨年春リリースの通算11枚目のスタジオ・アルバム『Sonik Kicks』からのシングルにあった5つのアルバム未収録が収められていた。

Weller のシングルでアルバム未収録曲がカップリングになることは今に始まったことではなく、過去にも多くの素晴らしい曲があまり陽の目を浴びず、ひっそりとリリースされてきた。

これまではその都度、CD というメディアでシングルをまめに集めてきたが、昨年の『Sonik Kicks』からのシングルはデジタル配信のみのシングルもあり、今までのように集めることができずにいた。

そんな折、『Sonik Kicks』からの4枚のシングルともう1枚を収めたボックス『The Singles Collection』が4月下旬にリリースされると発表され、そこにはアルバム未収録なカップリング曲が全て入っていた。

しかも、この『The Singles Collection』はアナログ7インチ盤のボックスだが、全ての曲がダウンロードできるコードが同梱されるとあり、アナログ盤の再生環境がなくても大丈夫な仕様だった。


『Sonik Kicks』からのシングルは『That Dangerous Age』しか CD で手に入らなかったので、この『The Singles Collection』を最初は購入しようと思っていたが、昨日紹介した新曲『Flame-Out! / The Olde Original』を購入した fairsharemusic.com で『Dragonfly EP』を発見!

その内容は『The Singles Collection』にあるカップリング曲が全てあり、しかも £3.99。内容と価格で迷わず、即決してしまった。(『The Singles Collection』を日本で購入しようとすると数千円もかかる!)

『Dragonfly EP』のジャケットは1995年リリースの通算3枚目のスタジオ・アルバム『Stanley Road』も手掛けた Sir Peter Blake で、The Beatles の『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』をデザインしたことでも知られるイギリス人アーティスト。

『Dragonfly EP』のアナログ12インチ盤は3000枚限定盤で、一方、『The Singles Collection』も600セットの限定盤。後者は既にシングルでリリース済の4枚に加え、このボックスでしか聴けないシングルも1枚あるが、それは『Sonik Kicks』の中にある曲のアコースティック・ライブとなっている。

『Dragonfly EP』のデジタル配信では全曲 320kbps の MP3 音源。アナログ盤の再生環境がない立場には、このようなかたちで最新アルバムの未収録曲が全て聴けるのは嬉しい意外な発見だった。

そうそう! 『Dragonfly EP』にある『Devotion』はアルバム『Sonik Kicks』の Deluxe Edition のみに収録されていた曲で、5枚組のボックス『The Singles Collection』には未収録な曲。となると、やはりファンには、どちらも揃える必要のあるアイテムなのだろうか…?

DragonflyEP.jpgDragonfly EP Dragonfly EP - ポール・ウェラー
Dragonfly
Lay Down Your Weary Burden
Portal To The Past
Devotion
We Got A Lot
The Piper


タグ:2012 Paul Weller


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