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Basia/『The Sweetest Illusion』 [CD]

TheSweetestIllusion.jpg最近、J-WAVE で度々 Basia の曲がオンエアされているので懐かしいなぁ~と思っていたら、来日して Billboard 東京でコンサートを行なっていたとのこと。

そこで引っ張りだしてきたのが、BillBoard 誌の Hot Dance Club Play で No.1 になった『Drunk On Love』を含む、1994年リリースの3rdアルバム『The Sweetest Illusion』。こちらは全米アルバム・チャートで最高27位をマークした。

ポーランド出身、Matt Bianco の一員として活動していた Basia は、1987年にソロ・デビュー盤『Time And Tide』をリリース。このデビュー盤は今月末、当時のシングル・バージョンやB面曲を収録した2枚組 Deluxe Edition がリリース予定となっている。

『The Sweetest Illusion』は前作『London Warsaw New York』から約4年半ぶりに届けられたスタジオ・アルバムで、Basia の澄んだ高音はこのアルバムでも健在。前2枚のアルバムでは、その Basia のボーカルを活かす最低限のミュージシャンで作られた感があったが、この『The Sweetest Illusion』では、より大所帯になったバンドが Basia のボーカルを支えていた。

このアルバムも Basia のソロ名義としての活動だが、Matt Bianco 時代に活動を共にした Danny White が今作でもほとんどの曲作りを Basia と行ない、キーボードも担当。そして、アルバムのプロデューサーにも Basia とふたりの名前が記されている。

東欧のポーランドを母国に持つ Basia の曲は、ジャズやボサノバ、ラテンのスタイルと多様。ジャケットがまた絵画風なデザインだったこともあって、そのジャケットを見ながら、じっくりと聴けるポップな曲が揃っていた。

『The Sweetest Illusion』は、もう約20年近く前のアルバムだが、今聴いてもなお、全然新鮮さが失われてない。リリースされた当時も、久しぶりに Basia の名前を聞いた覚えがあり、次のアルバムはもっと早く聴けるかな…? と、思っていた。

だが、1990年代に Basia がリリースしたアルバムはこの一枚だけ。レーベル Epic との契約もなくなり、次のアルバムはマイナー・レーベルからの『It's That Girl Again』がリリースされる2009年まで待つことになった。

『The Sweetest Illusion』がリリースされたのは、1994年のちょうど今頃の時期。初夏を迎えるにしては少し肌寒い陽気だが、空には雲がなく、すっきり晴れ渡っている。そんなときに『The Sweetest Illusion』はまた、ピタリとはまるアルバムだ。

TheSweetestIllusion.jpgThe Sweetest Illusion The Sweetest Illusion - Basia
Drunk On Love
Third Time Lucky
Yearning
She Deserves It / Rachel's Wedding
An Olive Tree
The Sweetest Illusion
Perfect Mother
More Fire Than Flame
Simple Pleasures
My Cruel Ways
The Prayer Of A Happy Housewife
タグ:Basia 1994


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