久々に使ってみたCDラジオ、『ZS-F1』

いつも読んでいるSPAさんのブログで、十数年前に購入したCDラジオ『ZS-F1』の話題があった。愛称を『PRESH』というこのモデル。「あれっ、確か…」と思いつつ自宅をうろついたら、梱包用の箱に詰められ、その上、運送用の紐で縛り上げた状態で立て掛けてあった。

ブログで紹介されていた文言では、『ラジカセがスタジオでリファレンスモニターとして…』という箇所があり、ネットでこのモデルについて調べると、いろいろと出てくる、出てくる…。

スタジオモニターに利用していたという話題もあれば、経年変化でスピーカー回りのエッジがボロボロになって交換したという話題も。

今、自宅に箱詰めになった『ZS-F1』も同じくスピーカーがボロボロなのかが急に気になり、深夜にも関わらず開梱してチェックを始めた。すると、意外にもスピーカー周辺に一切のダメージはなし。それより、スピーカーの前に付いてるネットが外せること自体を知らなかった。

せっかく本体を数年ぶりに拝んだのだから、「今も使えるのか?」を確認してみたくなり、いろいろとイジってみた。すると、一応、全ての機能はOK! 『ZS-F1』には外部入力があるので、現在のメインWalkmanであるNW-A919/BIを繋いで鳴らしてみた。

すると、これもなかなかいい音で聴ける! そうなれば、今、NW-A919/BIに繋いで聴いている『SRS-M50』とのペアを解消して、きちんとした場所を確保してセッティングしてみたくもなり、どこに置けるかを探し始め、暫定的に置いてみた。

すると、ネットでの評判どおり、素性のいい音が同じように楽しめた。

もともと、この『ZS-F1』は一人暮らしを始めたときに、たまに実家に帰っても音楽を聴く術が何もなかった(一人暮らし先にステレオを持っていってしまったので…)ため、代用品として購入したものだった。

その後、社用で長期出張することになったときに、やはり、その出張先に音楽を聴く環境がなかったので、実家から『ZS-F1』を取り寄せ、出張先の宿泊場所に設置。また、その後に務めた会社では、CDの内容を確認する方法がPCしかなかったので、急遽、自宅から宅急便で会社に送り、暫くの間、自分の机に置いてあった。

その勤め先も変わることに伴い、所持品の整理をして、今の自宅に箱詰めして送り返したままになっていた。

結局、夜中にドタバタした挙句、暫定で置いた場所も不安定だったため、また、もとの梱包箱に納まることに…。

しかし、こんなこともないと箱詰めになったモノなど調べようとしないもの。今も変わらずいい音を出していることが確認できただけでも、ヨシ!としようかと思う。