SSブログ
ヒットチャート ブログトップ
Older Posts7  | -

Billboard Hot100 ~1986年~ [ヒットチャート]

前回から間隔がかなり開いてしまった Billboard 誌の Hot100 紹介、今回は1986年を振り返る。この年の No.1 シングルは31曲と、それまでの1980年代と比べて最も多い No.1 シングルが誕生した。

That's-What-Friends-Are-For.jpg1986年の年明けは前年暮れから引続き Lionel Richie の『Say You, Say Me』が2週間連続で No.1 を記録。その後、Dionne & Friends 名義の『That's What Friends Are For』が4週連続で No.1 を記録。1986年の最長 No.1 シングルはこの『That's What Friends Are For』で、これ以後、この曲の4週連続を超える No.1 シングルは誕生しなかった。

『That's What Friends Are For』は元々、1982年に公開された映画『Night Shift』に収められていた Burt Bacharach と Carole Bayer Sager による曲で、Rod Stewart のボーカルで同名のサウンドトラック盤に収録されていた。

to be continued

タグ:1986

Billboard Hot100 ~1985年~ [ヒットチャート]

久々に紹介する Billboard 誌の Hot100。今回は1980年代に多くの第2期ブリティッシュ・インベイジョンを代表するアーティストやバンドが No.1 を記録した1985年を紹介!

この1985年に全米 No.1 になった曲は27曲。そのうちの約1/3が英国圏のアーティストやバンドの曲で占められ、Phil Collins は『One More Night』『Sussudio』の2曲を No.1 に送り込み、Marilyn Martin とのデュエットでは『Separate Lives』も No.1 を記録した。この頃の Phil には「Genesisの…」という肩書きはもはや不要だった。

Careless-Whisper.jpg第2期ブリティッシュ・インベイジョンを代表するバンドの1つ、George Michael と Andrew Ridgeley のコンビによる Wham! は『Careless Whisper』と『Everything She Wants』の2曲で No.1 を記録し、アメリカでは George Michael の名前が追記された『Careless Whisper』は1985年の年間 No.1 シングルにも輝いた。

他に2曲以上の全米 No.1 を記録したアーティストやバンドは、Madonna が『Like a Virgin』と『Crazy For You』を、Tears For Fears が『Everybody Wants To Rule The World』と『Shout』を、それぞれ No.1 に送り込んだ。

to be continued

タグ:1985

-->

Billboard Hot100 ~1976年~ [ヒットチャート]

不定期にブログで取り上げている Billboard 誌のチャート Hot100 は、知っている曲の多い1980年近辺はそれほど時間をかけずに書き上げられるが、今回の1976年のようにタイトルだけでは「?」という曲が多いと、音と映像を You Tube で確認するたびに「あぁ、この曲は聴いたことがある!」と思ったり、「こんな曲が流行っていたんだ」と思ったりして、あっという間に時間が経ち、とても時間がかかってしまった。

1976年に全米 No.1 を記録したのは全部で26曲。1970年代後半のチャートはディスコという話題が必ず出てくるが、この1976年の No.1 にもディスコ絡みの曲が幾つか登場する。4月に4週連続で No.1 を記録した Johnnie Taylor の『Disco Lady』は R&B/Soul/Hip-hop の年間チャートで No.1 シングルにも選ばれた。この頃のディスコ・ミュージックはまだそれほど洗練されていない感じもある。

Mahogany.jpgこの1976年も映画音楽や TV ドラマのテーマ・ソングが No.1 になった。年明け早々の1月には Sam Peckinpah が監督した映画『Convoy』から C.W. McCall が歌った同名タイトル曲が No.1 に。Berry Gordy が監督して Diana Ross が主演した『Mahogany』のテーマ曲『Theme From Mahogany (Do You Know Where Youre' Going To)』も No.1 になり、2月には TV ドラマ『S.W.A.T.』のオープニングに使われた Rhythm Heritage の『Theme From "S.W.A.T."』が No.1 になった。

to be continued

タグ:1976

-->

Billboard Hot100 ~1977年~ [ヒットチャート]

久々の Billboard 誌シングル・チャート紹介は1977年で、この年に No.1 になった曲は28曲。その中で Leo Sayer と Stevie Wonder、Eagles の3組が2曲を No.1 に送り込んでいる。

また Andy Gibb の『I Just Want To Be Your Everything』と The Emotions の『Best Of My Love』は7月下旬から9月下旬の2か月間で No.1 の座を奪い合い、『I Just Want To Be Your Everything』は合計4週間、『Best Of My Love』は合計5週間トップに立った。

Evergreen_s.jpg1977年に No.1 を記録した曲の中にも映画絡みの曲があり、Barbra Streisand と Kris Kristofferson が主演した『A Star Is Born』の主題歌『Evergreen』は3月に3週間連続で No.1 を記録。この曲を含むサウンドトラック盤も全米アルバム・チャートで6週間連続で No.1 に輝き、400万枚のセールスを記録した。

他にも Sylvester Stallone が脚本と主演を務めた『Rocky』から Bill Conti 作で Maynard Ferguson のトランペットが印象的だった『Gonna Fly Now』が7月に No.1 に。そして純粋なサウンドトラック曲ではないが、1977年5月に公開された SF 映画『Star Wars』に影響を受けた Meco の『Star Wars Theme/Cantina Band』が10月に2週間 No.1 を記録した。

to be continued

タグ:1977

-->

Billboard Hot100 ~1978年~ [ヒットチャート]

Saturday-Night-Fever.jpg久しぶりに Billboard 誌の Hot100 を振り返ろうと思い、今回は1978年に遡ってみた。

以前、1979年を調べたとき、1979年の前半はディスコ一色だったが、1978年は年明け早々から1977年の暮れに公開された映画『Saturday Night Fever』のサウンドトラック盤からのシングル『How Deep Is Your Love』が No.1 を獲得し、Bee Gees はこのサウンドトラック盤からさらに『Stayin' Alive』と『Night Fever』の2曲も No.1 に送り込んだ。同アルバムからは Yvonne Elliman の歌う『If I Can't Have You』も No.1 になった。

Shadow-Dancing.jpgBee Gees と関係あるところでは Gibb 3兄弟の末弟 である Andy Gibb の歌う『(Love Is) Thicker Than Water』と『Shadow Dancing』も春と夏にそれぞれ No.1 を記録し、『Shadow Dancing』は6月から7月にかけて7週間連続 No.1 を記録し、1978年の年間 No.1 シングルにも輝いた。

to be continued

タグ:1978

-->

Billboard Hot100 ~1984年~ [ヒットチャート]

The-Reflex.jpg1984年に Bllboard 誌の Hot100 で No.1 になった曲は20曲。この年の特徴は第2期ブリティッシュ・インベイジョンで活躍した英国製が全米チャートを席巻したこと。それに映画絡みのヒット曲が相次いだことだった。

英国製の No.1 ヒットは年明け早々の Yes の『Owner of a Lonely Heart』を皮切りに、第2期ブリティッシュ・インベイジョンを代表する若手の Culture Club や Duran Duran、Wham! の曲が No.1 ヒットを記録した。

Footloose.jpg映画絡みのヒット曲では Kevin Bacon 主演の『Footloose』から Kenny Loggins と Deniece Williams の歌う2曲が全米 No.1 ヒットを記録した。この2曲を含むサウンドトラック盤は4月下旬から全米アルバム・チャートで10週連続 No.1 を記録し、アルバムは700万枚以上のセールスを記録した。

他に映画のサウンドトラックからの No.1 曲は Jeff Bridges らが出演した『Against All Odds (邦題:カリブの熱い夜)』から Phil Collins の『Against All Odds (Take a Look at Me Now)』が3週連続 No.1 に。

to be continued

タグ:1984

-->

Billboard Hot100 ~1983年~ [ヒットチャート]

Every-Breath-You-Take.jpg久しぶりに Billboard 誌の Hot100 で No.1 になった曲を1983年について調べてみた。1983年に No.1 になった曲は17曲で、この年の年間 No.1 シングルは夏に8週連続 No.1 を記録した The Police の『Every Breath You Take』だった。

翌1984年のグラミー賞で『Every Breath You Take』は作者である Sting が Song of the Year に選出され、The Police は Best Pop Performance by a Duo or Group with Vocal に選出された。

1983年最初の No.1 は前年の暮れに2週間 No.1 を記録した Daryl Hall & John Oates の『Maneater』が引続き No.1 を記録してスタート。2月末までは No.1 の入れ替わりが激しかったが、3月になると Michael Jackson の『Billie Jean』が7週連続で No.1 をキープ。Michael Jackson は1983年に『Beat It』を3週連続、年末に Paul McCartney とのデュエットで『Say Say Say』を4週連続 No.1 に送り込み、『Billie Jean』や『Beat It』を含むアルバム『Thriller』が Billboard 誌の年間チャートで No.1 に輝いた。(『Say Say Say』は Paul McCartney のアルバム『Pipes Of Piece』に収録)

to be continued

タグ:1983

-->
Older Posts7  | - ヒットチャート ブログトップ
All Photo and Text copyright(c) White Dragon All Right Reserved.
Related Posts with Thumbnails

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。