アメリカン・アイドル、Top7審査結果

Top7による今夜のパフォーマンスは、1983年の映画『Flashdance』で使われた『Maniac』。各パートをTop7が分け合う恒例のスタイルだが、クリスによる『Maniac』は聴いてみたい! と思わせる出来だった。

今回の結果発表は前夜のパフォーマンスで評価の高かった、アリソンとアダムのふたりから。まず、アリソンの「セーフ」が発表され、続いてアダムも「セーフ」。このふたりが視聴者投票でボトム3に入ることは、前夜のステージからまずあり得ないと思っていた。

続いて、アヌープの結果発表。ソフトな曲で得意な面を披露したアヌープだったが、結果は意外にもボトム3。しかし、まだアヌープは番組を去る時期ではないだろう…と思った。

続いて、クリスとリルの結果発表。ここでは、クリスが「セーフ」で、リルのボトム3入りが確定。最後にマットとダニーの結果発表では、ダニーが「セーフ」で、マットがボトム3に。

アヌープとリルは前回に続いてのボトム3だが、マットも再びボトム3入りを経験することに…。そして、この3人からまず解放されたのはアヌープ。前夜のステージからしても、これは妥当な結果だろう。

そして残ったリルとマット。1番視聴者投票の少なかったのはマットだった。逆にリルは「セーフ」だったわけだが、この結果は少々納得がいかない思いだ。これが、視聴者投票のいいところでもあり、その逆の面が現れるところか…。

マットは審査員の最終判断を仰ぐ間に、最後になるかもしれないパフォーマンスを披露。前夜はピアノを使ったステージだったが、この夜はピアノなしで『Have You Ever Really Loved A Woman?』を再びマットは熱唱。

審査員4人による相談はいつになく密に行なわれ、ファンのマットへの声援も同様でこちらも大声援。その結果もあってか、マットは審査員による救済を受け、次週再び挑戦する権利を獲得! この結果にはマットも涙を流し、他の6人と抱き合って喜びを分かち合った。

しかし、ここで審査員のサイモンから、「これで次回の脱落者は2人になった。しかも、次回のテーマは『ディスコ』だ」と発表。審査員の救済処置を発表した週に、救済があったときの翌週の脱落者は2人と説明されていたが、この7人から次回は確実に2人が脱落し、一気にTop5が決まる。

それにしても次回のテーマ『ディスコ』。これも幅広いテーマだけに、またも選曲に失敗するファイナリストが出てきそうな予感だ。

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