The Jam/『The Complete Jam』 [DVD]
2002年にリリースされたThe Jamの映像集がこの『The Complete Jam』。2枚組みのディスクは1977~79年と1980~82年に分かれ、それぞれにライブ映像パートの『LIVE TV』とシングルPV集の『THE SINGLES』が収められている。
サブタイトルに『1977-1982 THE COMPLETE JAM ON FILM』とあるように、僅か5年の活動期間だったThe Jamの貴重な各種映像がこの2枚組みDVDでは楽しめる。
The Jamの1980年前後の活動をリアルタイムで知らなかったため、デビュー当時の疾走感溢れる映像はとても新鮮。Paul Wellerが時折ジャンプしながらギターをかき鳴らすスタイルは、ソロ活動でギターを爪弾く姿からはとても想像がつかない。
しかし、この躍動感こそがThe Jamの魅力。そして、アルバムを出すごとに徐々にサウンドが洗練されていく様子が、このDVDに納められたライブ映像で確認できる。当初はスーツ姿でビシっと決めた3人だが、次第にラフなシャツ姿に変化していくPaul Wellerを見ると、後のThe Style Councilへ続く布石のようにも感じる。
1980年前後のパンクが流行った頃、3ピース・バンドといえばThe Policeが周囲では人気だった。あの頃、なぜ、The Jamは人気がなかったのだろう? 誰も話題にしなかった。今、改めて思い返してみても、The Jamのアルバム・ジャケットを見た記憶すらない。
もし、このDVDにあるような映像を当時見ていたら、The Jamに興味を抱いていたかもしれないし、ひょっとしたら、今、聴いている音楽の趣向も変わっていたかもしれない。
この当時にリアルタイムでThe Jamを知っていたら、このDVDは懐かしい思いでみることができただろう。だが、当時を知らなくても3ピースでこれだけ熱いプレイをするThe Jamには、今でも大きな魅力を感じる。
The Style Councilを経てソロとして活動しているPaul Wellerに、The Jamと同じことは期待しないが、最近発表したアルバムでは時折、The Jamのサウンドに似たような部分を聴くことができる。そんなときにまた、The Jamの初期の疾走感溢れるアルバムが聴きたくなる。
サブタイトルに『1977-1982 THE COMPLETE JAM ON FILM』とあるように、僅か5年の活動期間だったThe Jamの貴重な各種映像がこの2枚組みDVDでは楽しめる。
The Jamの1980年前後の活動をリアルタイムで知らなかったため、デビュー当時の疾走感溢れる映像はとても新鮮。Paul Wellerが時折ジャンプしながらギターをかき鳴らすスタイルは、ソロ活動でギターを爪弾く姿からはとても想像がつかない。
しかし、この躍動感こそがThe Jamの魅力。そして、アルバムを出すごとに徐々にサウンドが洗練されていく様子が、このDVDに納められたライブ映像で確認できる。当初はスーツ姿でビシっと決めた3人だが、次第にラフなシャツ姿に変化していくPaul Wellerを見ると、後のThe Style Councilへ続く布石のようにも感じる。
1980年前後のパンクが流行った頃、3ピース・バンドといえばThe Policeが周囲では人気だった。あの頃、なぜ、The Jamは人気がなかったのだろう? 誰も話題にしなかった。今、改めて思い返してみても、The Jamのアルバム・ジャケットを見た記憶すらない。
もし、このDVDにあるような映像を当時見ていたら、The Jamに興味を抱いていたかもしれないし、ひょっとしたら、今、聴いている音楽の趣向も変わっていたかもしれない。
この当時にリアルタイムでThe Jamを知っていたら、このDVDは懐かしい思いでみることができただろう。だが、当時を知らなくても3ピースでこれだけ熱いプレイをするThe Jamには、今でも大きな魅力を感じる。
The Style Councilを経てソロとして活動しているPaul Wellerに、The Jamと同じことは期待しないが、最近発表したアルバムでは時折、The Jamのサウンドに似たような部分を聴くことができる。そんなときにまた、The Jamの初期の疾走感溢れるアルバムが聴きたくなる。
2009-05-28 07:32
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