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Stevie Ray Vaughan/『Texas Flood』 [CD]

テキサス・フラッド~ブルースの洪水(紙ジャケット仕様)Mick JaggerやDavid Bowieなどの著名アーティストから注目を集める存在になっていたStevie Ray Vaughanは、バンド名義のデモをJohn Hammond, Srに送り、エピック・レコードとのメジャー契約を獲得。そして、出来上がったアルバムが1983年にリリースされたStevie Ray Vaughan & Double Troubleのデビュー盤、『Texas Flood』だった。

好意的な評価で迎えられた『Texas Flood』は全米アルバム・チャートで38位まで上昇、50万枚以上のセールスを記録した。このアルバムに伴うツアーからは、トロントのエル・モカンボとTV番組『Austin City Limits』でのライブがDVDでもリリースされ、1983年7月16日から始まったツアーは、その年の大晦日まで続けられた。

Jackson Browneのプライベート・スタジオで僅か3日間で作られた『Texas Flood』は、一般的にブルース・アルバムと捉えられているが、とても聴き易いアルバムだと思う。ブルースの色が最も濃いと感じるのは『Dirty Pool』で、アルバムのトップを飾る『Love Struck Baby』から『Testify』は、そのどれもが好きな曲だ。

シングル・カットされた『Pride And Joy』は、メインストリーム・ロック・チャートで最高20位にランクされ、アルバムは1983年のグラミー賞のベスト・ブルース・レコーディングにノミネート、『Rude Mood』はベスト・ブルース・インストルメンタルにもノミネートされた。

また、アルバムの最後を飾る『Lenny』は、Stevie Ray Vaughanの当時の妻、Lenoraを思い書かれた曲で、自らのギターにも"Lenny"という名前を付けている。通算4枚目の『In Step』に収められた『Riviera Paradise』でも、この"Lenny"と名づけたギターを弾いている。

ここ最近、朝晩の通勤でこの『Texas Flood』ばかりを聴いている。仕事で疲れたときも、1曲目の『Love Struck Baby』が始まると、そんな気分も吹き飛んでしまうようだ。

最近発売された紙ジャケット仕様の『Texas Flood』には、Stevie Ray Vaughanの40秒弱の肉声と、他に4曲が追加収録されている。

『Texas Flood』
Love Struck Baby
Pride And Joy
Texas Flood
Tell Me
Testify
Rude Mood
Mary Had A Little Lamb
Dirty Pool
I'm Cryin'
Lenny



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