Primal Scream/『XTRMNTR』 [CD]
Primal Scream の名前を初めて耳にしたのは1994年のシングル『Rocks』のときで、全米チャートでも最高16位を記録し、PV も頻繁に見た記憶がある。これ以前にも1992年にシングル『Movin' On Up』が全米チャートで最高2位まで上昇していたが、これはあまり記憶になかった。
『Rocks』を含むアルバム『Give Out But Don't Give Up』と続く『Vanishing Point』を全英チャートで2位に送り込んだ Primal Scream が2000年に入って最初にリリースしたアルバムがこの『XTRMNTR』で、これが初めて聴いた Primal Scream のアルバムだった。
アルバム毎にスタイルが変化すると言われていた Primal Scream がリリースした通算6枚目のスタジオ・アルバム『XTRMNTR』は全英アルバム・チャートで最高3位を記録。『XTRMNTR』は Oasis も在籍していたことで知られるレーベル Creation Records から最後にリリースされたアルバムでもあった。
このアルバムを知るきっかけになったのは1stシングル『Swastika Eyes』の PV で、戦場を慰問したプレイメイトが間に合わせのキャットウォークを闊歩する場面にシンクロした『Swastika Eyes』に釘付けになった。この挑戦的でかつ好戦的な PV は最後のシーンでアッと驚くエンディングも用意されていた。
この PV に象徴されるように収録された曲のタイトルも Kill、Blood、Shoot と過激な文字が並び、『Swastika Eyes』の Swastika はナチス・ドイツの象徴ハーケンクロイツのことだった。
また続く2ndシングルの『Kill All Hippies』の PV では、航空母艦を発着する戦闘機や、顔を隠したアメリカン・フットボールやアイス・ホッケー選手の映像などが延々と映し出され、この PV を見ていると何かのメッセージを刷り込まれているような感じにもなった。
『Keep Your Dreams』はこのアルバムで唯一のスローな曲だったが、『Blood Money』はインストルメンタルながらも高い緊張感がずっと続き、もう1つのインストルメンタル曲『MBV Arkestra』もトリップ感に溢れていた。
『XTRMNTR』は My Bloody Valentine の Kevin Shields らの外部ゲストが参加したことにも注目が集まり、The Stone Roses の Mani こと、Gary Mounfield が加入した2枚目のアルバムだった。また10曲目の『Swastika Eyes』のリミックスには The Chemical Brothers の名前があった。
攻撃的と感じる曲が多く収録された『XTRMNTR』は、何かに怒っている時に聴くと、さらに攻撃的に、そして怒りが倍増するような感覚になる。何かに怒りを感じて、このアルバムを今回聴いたわけではないが、何か見えないものに対して怒りを感じるような気分にもなるアルバムだ。
XTRMNTR
Kill All Hippies
Accelerator
Exterminator
Swastika Eyes
Pills
Blood Money
Keep Your Dreams
Insect Royalty
MBV Arkestra (If They Move Kill 'Em)
Swastika Eyes (War Pigs) (Chemical Brothers Remix)
Shoot Speed/Kill Light
『Rocks』を含むアルバム『Give Out But Don't Give Up』と続く『Vanishing Point』を全英チャートで2位に送り込んだ Primal Scream が2000年に入って最初にリリースしたアルバムがこの『XTRMNTR』で、これが初めて聴いた Primal Scream のアルバムだった。
アルバム毎にスタイルが変化すると言われていた Primal Scream がリリースした通算6枚目のスタジオ・アルバム『XTRMNTR』は全英アルバム・チャートで最高3位を記録。『XTRMNTR』は Oasis も在籍していたことで知られるレーベル Creation Records から最後にリリースされたアルバムでもあった。
このアルバムを知るきっかけになったのは1stシングル『Swastika Eyes』の PV で、戦場を慰問したプレイメイトが間に合わせのキャットウォークを闊歩する場面にシンクロした『Swastika Eyes』に釘付けになった。この挑戦的でかつ好戦的な PV は最後のシーンでアッと驚くエンディングも用意されていた。
この PV に象徴されるように収録された曲のタイトルも Kill、Blood、Shoot と過激な文字が並び、『Swastika Eyes』の Swastika はナチス・ドイツの象徴ハーケンクロイツのことだった。
また続く2ndシングルの『Kill All Hippies』の PV では、航空母艦を発着する戦闘機や、顔を隠したアメリカン・フットボールやアイス・ホッケー選手の映像などが延々と映し出され、この PV を見ていると何かのメッセージを刷り込まれているような感じにもなった。
『Keep Your Dreams』はこのアルバムで唯一のスローな曲だったが、『Blood Money』はインストルメンタルながらも高い緊張感がずっと続き、もう1つのインストルメンタル曲『MBV Arkestra』もトリップ感に溢れていた。
『XTRMNTR』は My Bloody Valentine の Kevin Shields らの外部ゲストが参加したことにも注目が集まり、The Stone Roses の Mani こと、Gary Mounfield が加入した2枚目のアルバムだった。また10曲目の『Swastika Eyes』のリミックスには The Chemical Brothers の名前があった。
攻撃的と感じる曲が多く収録された『XTRMNTR』は、何かに怒っている時に聴くと、さらに攻撃的に、そして怒りが倍増するような感覚になる。何かに怒りを感じて、このアルバムを今回聴いたわけではないが、何か見えないものに対して怒りを感じるような気分にもなるアルバムだ。
XTRMNTR
Kill All Hippies
Accelerator
Exterminator
Swastika Eyes
Pills
Blood Money
Keep Your Dreams
Insect Royalty
MBV Arkestra (If They Move Kill 'Em)
Swastika Eyes (War Pigs) (Chemical Brothers Remix)
Shoot Speed/Kill Light
2010-08-17 19:30
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