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Basia/『Time And Tide』 [CD]

Time-And-Tide_UK.jpg1989年に『London Warsaw New York』で Basia を知った後に、遡ってこの1987年にリリースされた Basia のデビュー盤『Time And Tide』を聴いたが、その内の何曲かは、かつて日本の CM でも使われて聴いたことのある曲が含まれていた。

ここで紹介したジャケット(←)はイギリス盤だが、リリースされた国やリイシュー時に『Time And Tide』は様々な Basia の表情が使われていた。日本盤の『Time And Tide』は1987年のリリースではイギリス盤に準じたジャケットだったが、1988年のリイシューでは Basia が左に視線を向けたジャケットに変更された。
Time-And-Tide_US.jpg
アメリカ盤
Time-And-Tide_NL.jpg
オランダ盤
Time-And-Tide_JP.jpg
日本盤
『Time And Tide』の収録曲は Matt Bianco 時代に活動を共にした Danny White と Basia のふたりが主に作っているが、1980年代にイギリスで結成された Immaculate Fools の Peter Ross が『Promises』や『New Day For You』など5曲で関わっている。

オリジナルの『Time And Tide』は全10曲だったが、イギリス盤には『Forgive And Forget』が追加されて11曲となり、さらに日本盤はリイシュー時に『Give Me That』が追加されて全12曲仕様になっている。

『Time And Tide』からは『Prime Time TV』、『Promises』などがシングル・カットされ、この2枚は全英チャートでそれぞれ最高88位と48位を記録。『Promises』は全米 Adult Contemporary チャートで最高8位を、『New Day For You』は同チャートで『Promises』を上回る最高5位を記録した。また『New Day For You』は全米シングル・チャートで最高53位にランクされ、タイトル曲の『Time And Tide』は最高26位を記録した。

アルバムとしての『Time And Tide』は Billboard 誌の Top Contemporary Jazz Albums チャートで No.1 を獲得。同誌の総合アルバム・チャートでも最高36位にランクされ、Basia のソロ活動は英米の双方で順調なスタートをきった。2ndアルバム『London Warsaw New York』のヒットもあり、このデビュー盤の『Time And Tide』はアメリカだけで100万枚のセールスも記録した。

イギリスで『Time And Tide』は過去に Sade のアルバムもリリースしたことのある Portrait という SME 系列のレーベルからリリースされたが、これには Basia を Sade が好きな層に向けて売ろうとしたレーベル側の意向も感じられた。アメリカや日本での『Time And Tide』は同じ SME 系列の Epic からリリースされた。

なお、8曲目の『Astrud』は『The Girl from Ipanema』を歌ったブラジル出身のボサノバ系歌手の Astrud Gilberto に捧げる曲になっている。

Time And Tide
Promises
Run For Cover
Time And Tide
Freeze Thaw
From Now On
New Day For You
Prime Time TV
Astrud
How Dare You
Miles Away
Give Me That
Forgive And Forget

タグ:1987 Basia


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