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アメリカン・アイドル10 Top3紹介 - Haley Reinhart 編 [いろいろと…]

アメリカン・アイドルのシーズン10は日本での放送がスカパー! の FOX で1月下旬のニュージャージー予選から始まった。その第1回目から4か月を経て先週末の放送で Top3 が決定。今週末にはファイナルに進む最後のふたりが決まり、来週末にはシーズン10の『アメリカン・アイドル』が発表される。

★☆★ アメリカン・アイドル season10 Top3 ★☆★
◆Scotty McCreery(17) Student
◇Lauren Alaina(16) Student
◇Haley Reinhart(20) Student

本国アメリカでは現地25日夜に放送される回でファイナルに進んだふたりのパフォーマンスが紹介され、同26日夜のファイナルでシーズン10の『アメリカン・アイドル』が一足早く発表になる。なので今日以降は英語メディアで報じられるエンターテインメント情報に注意しないと「あぁ~…」という事態になりかねない。Twitter でフォローしている英語圏のツィートにも同様の注意が必要だ。

シーズン10は参加者の放送での映像が YouTube にこれまで以上に多くアップされたので、このブログでも積極的に紹介してきたが、今回から3回にわけて日本の放送で現時点で明らかになっている Top3 のこれまでを振り返ってみる。まずは Top3 で最も年上の Haley Reinhart の地方予選から Top3 まで。


Haley が地方予選に登場したのはシーズン10の第3回目の放送のミルウォーキー予選だった。審査員席に座る Steven Tyler と Jennifer Lopez の姿も初々しい。そしてこの予選でアカペラで歌った曲は The Beatles の『Oh Darling』で、このときの Haley の第一印象「まぁまぁかな…」だった。

ハリウッドでの1次、2次審査で Haley は紹介されることなく、ハリウッドでの最終審査で初めて紹介され、このとき Haley は Billie Holiday の『God Bless The Child』を歌った。場所をラスベガスに移して The Beatles の課題では Naima Adedapo と Jacob Lusk の3人で『The Long and Winding Road』を披露した。

『God Bless The Child』by Billie Holiday 『The Long and Winding Road』by The Beatles

ラスベガス審査を経て Top24 を決めるハリウッドの最後のステージで Haley は Smith の『Baby It's You』を歌って Top24 入りを決定。そして生放送で歌唱力を競う最初の Top12 Ladies のステージでは Alica Keys の『Fallin』を披露したが、この時の印象も正直まだいいと思えるような内容ではなかった。

『Baby It's You』by Smith 『Fallin』by Alica Keys

しかし、翌日夜の結果発表で Haley は Top10 入りを果たし、ワイルドカードを含めた Top13 の『憧れのスター』というテーマでは LeAnn Rimes の『Blue』を、Top12の『生まれた年の曲』では Whitney Houston の『I'm Your Baby Tonight』を歌った。だが、この時点においても Haley の印象は今ひとつで、事実この2回で Haley は視聴者投票でともにボトム3入りし、脱落してもおかしくない危ない状況だった。

『Blue』by LeAnn Rimes 『I'm Your Baby Tonight』by Whitney Houston

Top11 のテーマ『モータウン』では The Miracles の『You've Really Got A Hold On Me』を。審査員の救済処理を受けて2回目の Top11 のテーマ『Elton John』では『Bennie And The Jets』を歌ったが、それらも平均の出来に映った。

『You've Really Got A Hold On Me』
by The Miracles
『Bennie And The Jets』by Elton John

ふたりが脱落する状況を切り抜けた Haley は Top9 のテーマ『ロックの殿堂』で以前から審査員の勧めがあった Janis Joplin の『Piece Of My Heart』を選曲。Top8 のテーマ『映画音楽』では Blondie の『Call Me』を選んだが、このときはまたもボトム3入りという結果だった。

『Piece Of My Heart』by Janis Joplin 『Call Me』by Blondie

Top7 のテーマ『21世紀の曲』で Adele の『Rolling In The Deep』を選び、このステージはこれまでの中では抜群の出来に映ったが、意外にもこの回も再びボトム3入りの憂き目に。だが、次の Top6 のテーマ『Carol King』では『Beautiful』を選び、これまでより格段にいいと思えるステージを披露した。

『Rolling In The Deep』by Adele 『Beautiful』by Carol King

これ以降、Haley にはいい面もあれば、選曲の点で失敗と映る面が交互にあり、Top5 の『最近の曲』と『懐かしい曲』では両極端の評価を受け、Top4 の『心を揺さぶる曲』と『Leiber & Stoller』というテーマでは後者のテーマで3人の審査員から2週連続のスタンディング・オベーションを受けたが、前者の選曲では審査員から疑問の声が上がった。

『You and I』by Lady Gaga 『House Of The Rising Sun』by The Animals
『Earth Song』by Michael Jackson 『I Who Have Nothing』by Ben E. King

と、これまでの Haley を振り返るとそのパフォーマンスには大きな波があって、頂点のときには素晴らしいと思える内容だが、谷間ではボトム3入りを度々繰り返してハラハラさせるときが多かった。Top13 以降でボトム3入りが4回もあったことがこれを実証しているだろう。

これ(↓)が Haley の Top24 以降の個人的な評価で★2つは平均の出来。★1つはパッとしない、★3つは他の候補と比べて良かったと思えた内容だった。そして※印がボトム3入りしたときだった。

Top24『Fallin』by Alica Keys ★
Top13『Blue』by LeAnn Rimes ★★ ※
Top12『I'm Your Baby Tonight』by Whitney Houston ★ ※
Top11『You've Really Got A Hold On Me』by The Miracles ★
Top11『Bennie And The Jets』by Elton John ★★
Top9 『Piece Of My Heart』by Janis Joplin ★★
Top8 『Call Me』by Blondie ★ ※
Top7 『Rolling In The Deep』by Adele ★★★ ※
Top6 『Beautiful』by Carol King ★★
Top5 『You and I』by Lady Gaga ★
Top5 『House Of The Rising Sun』by The Animals ★★★
Top4 『Earth Song』by Michael Jackson ★★
Top4 『I Who Have Nothing』by Ben E. King ★★

こうして Haley のステージを振り返ると、突出して良かったと思えるステージが少なく、良いと思えたステージでも視聴者投票の結果に繋がらないことが度々あった。



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