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Queen/『40 Years Of Queen』 [いろいろと…]

40-Years-of-Queen.jpg今年 Queen がバンド結成40周年ということで多くのイベントが催され、旧譜リマスター盤もリリースされてきたが、天邪鬼はそれらに一切目をくれず、新装された珍しいブートレグ(海賊盤)に手を出したりしていた。

それが、ここに来て初めて公式な40周年記念アイテムを手に入れた。それがこの『40 Years Of Queen』と題された豪華な本で、このアイテムの情報が出た5月下旬に日本の amazon に予約注文して以来、待つこと4か月少々。今朝、宅急便でようやくそれが手元に届いた。

縦300mm、横255mmの大きさで厚み35mmのボックスに収納されたこの豪華本の表と裏表紙には1970年代と1980年代の Queen の4人が写るだけで他に一切の装飾はなし。それだけに背表紙のシルバーのタイトルがよく映えていた。

この『40 Years Of Queen』。日本の amazon には2種類あり、値段も発売日も異なる。そのうちの早い発売日の『40 Years Of Queen』を予約注文していたが、当初10月上旬に発売される『40 Years Of Queen』は5000円を超えていたが、今は3457円と1500円も安くなった。ちなみにもう1つの『40 Years Of Queen』との中身の差はよくわからない。

Queen の公式サイトでもこれまで度々その中身が紹介されていたが、どういう体裁なのかが全く不明で、イギリスでは出版記念のセレモニーが10月3日に Brian May が出席して行われたが、そのときにもこの本が紹介されることはなかった。


そのセレモニーから1週間後にようやく手元に届いた『40 Years Of Queen』。その中身は、とても手の混んだ40周年記念のアイテムで、率直な感想として、この内容で3457円はあり得ないだろう。おそらく日本語版が出版されたとしたら余裕で1万円近くするかもしれない。それほど手間をかけた内容だった。

公式サイトにはどんな内容が含まれるかだけが羅列されていたが、その中身は過去の歴史的なライブの告知ポスターや入場券、4人のメンバーの手書きの歌詞、アルバム・リリースに合わせて催された関係者のみのイベントの招待券など…が当時のかたちに近い状態で復刻され、ページを捲るたびにそれらがまたさらに凝った体裁の封筒に丁寧に収められていた。

本自体はオールカラーで約90ページ程度しかないが、いろいろとレアなレプリカが Queen の歴史を追うように関係するページに両面テープで封筒が糊付けされ、その中に丁寧にレプリカが1つ1つ挿入されていた。

中には封筒キツキツの状態で入っているレプリカもあり、取り出す際に封筒を破かないように慎重になったが、折りたたまれたポスターなど広げるとその大きさや丁寧な復刻ぶりの1つ1つに驚きながら見ていた。

最初にひと通り全てのページを見た後、封筒によっては数種類のレプリカが含まれていることに気づき、見逃していたアイテムも幾つかあったので、また最初から英文表記と照らし合わせて1つ1つを確認しながら、そのたびにひとりでニヤニヤとしていた…。

この復刻アイテムの中にはオリジナルの素材ではなく紙で復刻したモノもあったが、こういうモノが当時街角に貼られていたり、関係者しか目にできなかったのか! と思いながら見ると、その1つ1つのレプリカにワクワクさせられた。

この豪華本には1977年12月24日と26日に BBC でオンエアされたメンバーのインタビューを収めた CD も付いていて、その CD を収めた紙製スリーブの表には40周年記念のクレストが使われ、裏はそのインタビューを収めた当時の4人のメンバーと BBC のスタッフが写った画像が使われていた。

これから手元に届く方のために、ここでその中身の紹介する画像は控えるが、バンド結成40周年記念の最後に控えていたモノがこの『40 Years Of Queen』だとは、この様な豪華本を企画した関係者の努力に敬意を表したい。そういえば一時、公式サイトで過去の Queen に関するアイテムを何でも募っていたことがあったが、それらもこの豪華本の制作に寄与したのかもしれない。

全編英語だが、豊富なカラーや白黒の珍しい画像も多く、レアなレプリカが満載なので、まずはそれらを1つずつ楽しみ、英語テキストは後からじっくり読んでみるのもいいかもしれない。

繰り返しになるが、この内容で今の amazon の価格はとても安いと思う。Made in China という表記に(レプリカが欠落しているかもと…)いささか不安もあったが、この先、日本語版が出版されたとしてもこの価格で手に入れることはまず不可能に思う。さらに40周年という節目の最後に楽しむアイテムだとも思うので、今、この時期でないとふさわしくないアイテムだろう。
タグ:Queen 2011


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デライラ

記事を読んで、ますます「早く届かないかなぁ~!」と思っています。

私がすぐに予約を入れられなかったのが、まさに書いてある通りで、発売日と値段が違うという事でした。
Twitterでその事を呟いたところ、しばらくたってから、ある方がクイーン関連のある記事を読んだ時に書いてあった事を教えてくれました。
発売日の違いはわかりませんが、値段の差はインタビューのCDが付いているか付いていないかの差の様です。

初めは「うっ!高い!」と思っていたお値段も、手に入る頃には値段が下がり、嬉しく思っています。
確かに日本語版が出たら高いでしょう。

私は根っからのミーハー(死語)のため、いろんな情報に右往左往して振り回されている自分が大好きで、行く事が可能なイベントには足を運び、リマスター盤が出ると聞けば、いい音で聴きたいと「QUEENⅡ」と「SHEER HEART ATTACK」を購入。
しかし、SHM-CDに過度な期待をし過ぎていたためそれ程感動できず、その後は「JAZZ」のみ購入。
そしてブートレグにも手を出しているという始末です・・・。

今年はお祭りだからいいか・・・。
by デライラ (2011-10-11 09:57) 

MCMLXV_65

デライラさん、コメントありがとうございます!到着まで、暫しお待ち下さい。決してその期待を裏切らない内容だと思います!1つ1つがまるでおもちゃのようですが、Queenファンであれば、そのどれもが楽しめると思います。そうそう、欠品がないかを確認するのもお忘れなく!とにかく小物も豊富ですので!! 価格差はインタビューCDがあるかないかですか。でも、そうするとあの部分が…ということに?

仰るように今年はお祭り。一喜一憂して楽しい一年が、この本で締め括られるのかな…。
by MCMLXV_65 (2011-10-11 12:12) 

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