これからも「洋楽」を聴いていきます! [このブログの紹介]
2012年の大晦日に、どのアルバムを聴いて過ごそうかと考えていたが、最近、洋楽を取り上げているブログの幾つかで話題になっていた、このコラムについて、ちょっと考えてみようと思う。
上記コラムにあるような「ロック少年」が身近にいないので、最近、本当に「洋楽」を聴かなくなったのか確かめる術がないが、自分も今年手に入れた CD を振り返ると「ロック」というジャンルに該当するアルバムが本当に少ない。しかも、そのアルバムがデビュー盤となると、わずか1枚だけだった。
ちなみに、今年手に入れた CD でデビュー盤 (もしくはそれに類いする) は、この3枚だけ。
◆Lana Del Rey/『Born To Die』
◆Jack White/『Blunderbuss』
◆Florrie/『Late』
そして、「ロック」に該当するのは、Jack White のソロ・デビュー盤1枚だけだった。Jack White も既に実績あるバンド The White Stripes を経てのソロ・デビューなので、純粋なデビュー盤と呼べないだろう。
そして、ここ数年の間にデビューし、通算2~4枚目くらいのスタジオ・アルバムを2012年にリリースしたアーティストやバンドのアルバムで手に入れたのも、以下のとおりだ。
◆The Ting Tings/『Sounds From Nowheresville』
◆Carrie Underwood/『Blown Away』
◆Tedeschi Trucks Band/『Everybody's Talkin'』
◆The Vaccines/『Come Of Age』
The Ting Tings と The Vaccines のそれぞれの2ndアルバムを除くと、他の2組は既に何らかの実績を残しているので、やはり純粋に新しいアーティストやバンドとは呼べないだろう。
なので、2012年に手に入れた、ほとんどの CD がベテラン・アーティストやベテラン・バンドの旧譜リイシューや新譜で、新たなアーティストやバンドに興味を惹かれたのは、個人的にも「激減」の一年だった。
しかし「洋楽」を聴かなくなったのか…? と言うと、そんなことは全くない。聴くのは圧倒的に「洋楽」。それ以外を聴くことは、ほとんどない極端なパターンで、これは2012年に限ったことでなかった。
ただ、聴くのは洋楽の「ロック」ではなく、いわゆる「ポップス」の類が多い。それも英米のチャートをメインに賑わしてきたアーティストやバンドが多い。
聴く機会は、これもまた今では少なくなったメディアとしての CD を購入、もしくは既に PC に取り込んでいるアルバムを聴くことが多い。一方で You Tube などの動画サイトを視聴するだけだったり、iTunes に代表される配信サイトから購入する機会はほとんどなく、これも今では極端なパターンだろう。
聴くのはほとんど「洋楽」。聴く対象もメディアとしての CD と、今の「若い」世代と全く違うなので、上記コラムで記されている内容は興味深かったが、今までに「洋楽」に接してきた様々な要因を考えれば、世代による「洋楽」への接し方が違うのは当然のことだろう。
国内盤で3,000円前後もする今の CD の価格は「若い」世代だけでなくとも受け入れ難いし、実際、個人的には国際便で届けられる WOW HD の利用がメインになったことは、価格面でのことが大きな理由だ。
さらに今の「若い」世代には「洋楽」を聴くこと以外に、多くの興味対象があり、単純に自分のような立場の「若い」頃と、今の「若い」世代の環境を単純に比較はできないだろう。
自らも、新しいアーティストやバンドに接する機会は以前に比べ少なくなってきた。しかし、海外ドラマ『glee』のサウンドトラック盤で、そういう曲のカバーを聴き、「あっ、この曲はいい!」と思うこともあるので、以前のような情報の伝え方だけに固執しては、今の「若い」世代以外にも新しい「洋楽」の面白さを知ってもらうことは難しいだろう。
「ロック」に限らず「ポップス」でも、洋楽におもしろいアルバムや曲はたくさんあるが、これだけネットで、いろいろな情報が溢れている中、それを知る機会 (チャンス?) が以前より少なくなっていることは矛盾しているが事実だ。
情報が溢れている (氾濫している…?) 中、好みに合ったアーティストやバンドを見つけていく過程で、いわゆる「洋楽」のポジションが低くなっていることは、当然のことではないだろうか。
その溢れる情報の中から、「いい!」と思うアーティストやバンドを紹介するのは発信するメディア側の努力次第とも言える。発信するメディア側が、その努力を怠れば、機会の1つを自ら放棄しているとも言えるだろう。
また、自分のような「洋楽」好きは、これまでの蓄積もあるので、その経験から好きなアルバムや曲を見つけ、そしてメディアとしての CD を持ちたいと思う。そういう世代には同じような嗜好を持つブログやホームページが大いに参考になる一方、大手メディアの発信する情報に面白さを感じなくなってもいる。
冒頭に記したコラムにあるような事実は事実として、それを踏まえ、どのような行動に繋げていくかに、「洋楽」を聴く、聴かないは懸かっているだろう。
ただ、これからも個人的には「洋楽」中心に聴いていくことになる。そして、それ以外のジャンルでも面白ければ、楽しければ、「いいな!」と思うことがあれば、そういうアルバムや曲を聴いていくだろう。
単純にそれだけのこと。そして、その類の情報を取捨選択していく中で、大手メディアも利用するだろうし、個人ブログも大いに活用していく。そして、限られた情報に踊らされてしまうことだけは避けたいと思っている。
一年の最後に、こんなに長い記事になってしまいましたが、2012年もこの拙いブログを閲覧下さいまして、ありがとうございました。
できる限り毎日の更新を続けていきたいと思っていますので、2013年もよろしくお願いします。2013年が、このブログをご覧になるみなさまにとっても、良い年になりますように!!
上記コラムにあるような「ロック少年」が身近にいないので、最近、本当に「洋楽」を聴かなくなったのか確かめる術がないが、自分も今年手に入れた CD を振り返ると「ロック」というジャンルに該当するアルバムが本当に少ない。しかも、そのアルバムがデビュー盤となると、わずか1枚だけだった。
ちなみに、今年手に入れた CD でデビュー盤 (もしくはそれに類いする) は、この3枚だけ。
◆Lana Del Rey/『Born To Die』
◆Jack White/『Blunderbuss』
◆Florrie/『Late』
そして、「ロック」に該当するのは、Jack White のソロ・デビュー盤1枚だけだった。Jack White も既に実績あるバンド The White Stripes を経てのソロ・デビューなので、純粋なデビュー盤と呼べないだろう。
そして、ここ数年の間にデビューし、通算2~4枚目くらいのスタジオ・アルバムを2012年にリリースしたアーティストやバンドのアルバムで手に入れたのも、以下のとおりだ。
◆The Ting Tings/『Sounds From Nowheresville』
◆Carrie Underwood/『Blown Away』
◆Tedeschi Trucks Band/『Everybody's Talkin'』
◆The Vaccines/『Come Of Age』
The Ting Tings と The Vaccines のそれぞれの2ndアルバムを除くと、他の2組は既に何らかの実績を残しているので、やはり純粋に新しいアーティストやバンドとは呼べないだろう。
なので、2012年に手に入れた、ほとんどの CD がベテラン・アーティストやベテラン・バンドの旧譜リイシューや新譜で、新たなアーティストやバンドに興味を惹かれたのは、個人的にも「激減」の一年だった。
しかし「洋楽」を聴かなくなったのか…? と言うと、そんなことは全くない。聴くのは圧倒的に「洋楽」。それ以外を聴くことは、ほとんどない極端なパターンで、これは2012年に限ったことでなかった。
ただ、聴くのは洋楽の「ロック」ではなく、いわゆる「ポップス」の類が多い。それも英米のチャートをメインに賑わしてきたアーティストやバンドが多い。
聴く機会は、これもまた今では少なくなったメディアとしての CD を購入、もしくは既に PC に取り込んでいるアルバムを聴くことが多い。一方で You Tube などの動画サイトを視聴するだけだったり、iTunes に代表される配信サイトから購入する機会はほとんどなく、これも今では極端なパターンだろう。
聴くのはほとんど「洋楽」。聴く対象もメディアとしての CD と、今の「若い」世代と全く違うなので、上記コラムで記されている内容は興味深かったが、今までに「洋楽」に接してきた様々な要因を考えれば、世代による「洋楽」への接し方が違うのは当然のことだろう。
国内盤で3,000円前後もする今の CD の価格は「若い」世代だけでなくとも受け入れ難いし、実際、個人的には国際便で届けられる WOW HD の利用がメインになったことは、価格面でのことが大きな理由だ。
さらに今の「若い」世代には「洋楽」を聴くこと以外に、多くの興味対象があり、単純に自分のような立場の「若い」頃と、今の「若い」世代の環境を単純に比較はできないだろう。
自らも、新しいアーティストやバンドに接する機会は以前に比べ少なくなってきた。しかし、海外ドラマ『glee』のサウンドトラック盤で、そういう曲のカバーを聴き、「あっ、この曲はいい!」と思うこともあるので、以前のような情報の伝え方だけに固執しては、今の「若い」世代以外にも新しい「洋楽」の面白さを知ってもらうことは難しいだろう。
「ロック」に限らず「ポップス」でも、洋楽におもしろいアルバムや曲はたくさんあるが、これだけネットで、いろいろな情報が溢れている中、それを知る機会 (チャンス?) が以前より少なくなっていることは矛盾しているが事実だ。
情報が溢れている (氾濫している…?) 中、好みに合ったアーティストやバンドを見つけていく過程で、いわゆる「洋楽」のポジションが低くなっていることは、当然のことではないだろうか。
その溢れる情報の中から、「いい!」と思うアーティストやバンドを紹介するのは発信するメディア側の努力次第とも言える。発信するメディア側が、その努力を怠れば、機会の1つを自ら放棄しているとも言えるだろう。
また、自分のような「洋楽」好きは、これまでの蓄積もあるので、その経験から好きなアルバムや曲を見つけ、そしてメディアとしての CD を持ちたいと思う。そういう世代には同じような嗜好を持つブログやホームページが大いに参考になる一方、大手メディアの発信する情報に面白さを感じなくなってもいる。
冒頭に記したコラムにあるような事実は事実として、それを踏まえ、どのような行動に繋げていくかに、「洋楽」を聴く、聴かないは懸かっているだろう。
ただ、これからも個人的には「洋楽」中心に聴いていくことになる。そして、それ以外のジャンルでも面白ければ、楽しければ、「いいな!」と思うことがあれば、そういうアルバムや曲を聴いていくだろう。
単純にそれだけのこと。そして、その類の情報を取捨選択していく中で、大手メディアも利用するだろうし、個人ブログも大いに活用していく。そして、限られた情報に踊らされてしまうことだけは避けたいと思っている。
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一年の最後に、こんなに長い記事になってしまいましたが、2012年もこの拙いブログを閲覧下さいまして、ありがとうございました。
できる限り毎日の更新を続けていきたいと思っていますので、2013年もよろしくお願いします。2013年が、このブログをご覧になるみなさまにとっても、良い年になりますように!!
タグ:2012
2012-12-31 12:56
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