Eagles/『Their Greatest Hits 1971-1975』 [いろいろと…]
Eagles のデビュー盤から6枚のスタジオ・アルバムをボックスにした『The Studio Albums 1972-1979』がリリースされ、それを手にしたら作ろうと思っていたプレイリストが、この1976年にリリースされた初のベスト盤『Their Greatest Hits 1971-1975』にある10曲だった。
これ以降、Eagles のベスト盤は数多くリリースされているが、売上げ枚数や選ばれた曲を考えると、この『Their Greatest Hits 1971-1975』は今もなお、その内容で群を抜いている1枚だろう。
ここには1976年暮れにリリースされたスタジオ・アルバム『Hotel California』からの曲はないが、『Desperado』を除く9曲は全てシングルになった曲ばかり。『Best Of My Love』『One Of These Nights』の2曲は全米 No.1 に。『Witchy Woman』『Lyin' Eyes』『Take It To The Limit』の3曲は全米チャートで Top10 入り。『Take It Easy』『Peaceful Easy Feeling』『Already Gone』の3曲も Top40 ヒットを記録した。
『Their Greatest Hits 1971-1975』は洋楽を聴き始めた頃の1970年代終盤、友人が持っていたアルバムで、当時 Eagles のアルバムでは『The Long Run』がリリースされ、それが気に入ったことから、このベスト盤を借りたところ、アルバム『Hotel California』からの曲が1つもなく、不思議に思ったものだった。
『Their Greatest Hits 1971-1975』というベスト盤がリリースされたのは1972年の2月。その年の12月に新作『Hotel California』がリリースされた訳だが、ベスト盤というかたちで区切りをつけた後に、さらに Eagles を代表するスタジオ・アルバムが作られたということも驚きだった。
ベスト盤の見本のような存在の『Their Greatest Hits 1971-1975』は売れに売れ、当時の全米チャートで4位に初登場し、その後、No.1 に2回輝いた。2006年1月にはアメリカだけで2,900万枚のセールスを記録。これに並ぶのは現時点で Michael Jackson の1982年のスタジオ・アルバム『Thriller』だけ。世界中でのセールスは4,200万枚を超え、ベスト盤では世界で最も売れたアルバムの位置にある。
メディアとしての CD が売れない今、売上げ枚数でこれらの数字を超えるアルバムは今後、なかなか現れないだろう。
そんな今、『The Studio Albums 1972-1979』のような過去のスタジオ・アルバムを収めたボックスがリリースされるのは、旧譜のアルバムも一枚単位でなかなか売れない中、それがまとめて聴ける上、安価な設定はとても好印象だ。
たまたま Eagles のスタジオ・アルバムは唯一のライブ盤と、1990年代のリユニオン以降に作られたスタジオ・アルバムしか持っていなかったので、『The Studio Albums 1972-1979』は格好のアイテムだった。
『The Studio Albums 1972-1979』にあるスタジオ・アルバムは、それぞれも多くのセールスを上げたアルバムばかり。そういう傑作を、何も今さら昔の LP 並の価格で、それも CD でリイシューする意味はないと思う。むしろ、過去の名作を手頃に、そして簡単に入手できるようにすることが、もっと重要なことではないだろうか。
そんなことを、この『Their Greatest Hits 1971-1975』というプレイリストを作り、ここにある10曲を聴きながら思った。
Their Greatest Hits 1971-1975
Take It Easy
Witchy Woman
Lyin' Eyes
Already Gone
Desperado
One Of These Nights
Tequila Sunrise
Take It To The Limit
Peaceful Easy Feeling
Best Of My Love
これ以降、Eagles のベスト盤は数多くリリースされているが、売上げ枚数や選ばれた曲を考えると、この『Their Greatest Hits 1971-1975』は今もなお、その内容で群を抜いている1枚だろう。
ここには1976年暮れにリリースされたスタジオ・アルバム『Hotel California』からの曲はないが、『Desperado』を除く9曲は全てシングルになった曲ばかり。『Best Of My Love』『One Of These Nights』の2曲は全米 No.1 に。『Witchy Woman』『Lyin' Eyes』『Take It To The Limit』の3曲は全米チャートで Top10 入り。『Take It Easy』『Peaceful Easy Feeling』『Already Gone』の3曲も Top40 ヒットを記録した。
『Their Greatest Hits 1971-1975』は洋楽を聴き始めた頃の1970年代終盤、友人が持っていたアルバムで、当時 Eagles のアルバムでは『The Long Run』がリリースされ、それが気に入ったことから、このベスト盤を借りたところ、アルバム『Hotel California』からの曲が1つもなく、不思議に思ったものだった。
『Their Greatest Hits 1971-1975』というベスト盤がリリースされたのは1972年の2月。その年の12月に新作『Hotel California』がリリースされた訳だが、ベスト盤というかたちで区切りをつけた後に、さらに Eagles を代表するスタジオ・アルバムが作られたということも驚きだった。
ベスト盤の見本のような存在の『Their Greatest Hits 1971-1975』は売れに売れ、当時の全米チャートで4位に初登場し、その後、No.1 に2回輝いた。2006年1月にはアメリカだけで2,900万枚のセールスを記録。これに並ぶのは現時点で Michael Jackson の1982年のスタジオ・アルバム『Thriller』だけ。世界中でのセールスは4,200万枚を超え、ベスト盤では世界で最も売れたアルバムの位置にある。
メディアとしての CD が売れない今、売上げ枚数でこれらの数字を超えるアルバムは今後、なかなか現れないだろう。
そんな今、『The Studio Albums 1972-1979』のような過去のスタジオ・アルバムを収めたボックスがリリースされるのは、旧譜のアルバムも一枚単位でなかなか売れない中、それがまとめて聴ける上、安価な設定はとても好印象だ。
たまたま Eagles のスタジオ・アルバムは唯一のライブ盤と、1990年代のリユニオン以降に作られたスタジオ・アルバムしか持っていなかったので、『The Studio Albums 1972-1979』は格好のアイテムだった。
『The Studio Albums 1972-1979』にあるスタジオ・アルバムは、それぞれも多くのセールスを上げたアルバムばかり。そういう傑作を、何も今さら昔の LP 並の価格で、それも CD でリイシューする意味はないと思う。むしろ、過去の名作を手頃に、そして簡単に入手できるようにすることが、もっと重要なことではないだろうか。
そんなことを、この『Their Greatest Hits 1971-1975』というプレイリストを作り、ここにある10曲を聴きながら思った。
Their Greatest Hits 1971-1975
Take It Easy
Witchy Woman
Lyin' Eyes
Already Gone
Desperado
One Of These Nights
Tequila Sunrise
Take It To The Limit
Peaceful Easy Feeling
Best Of My Love
2013-03-30 13:19
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)▲ページトップ▲
コメント 0