ZZ Top/『La Futura』 [CD]
オリジナルのスタジオ・アルバムとしては、2003年の『Mescalero』以来、9年ぶりの2012年にリリースされた ZZ Top の『La Futura』。前作は16曲で約66分もあったのに対し、『La Futura』は10曲で40分弱とコンパクト。やはり、アルバムは最初から通して聴くのに、これくらいのボリュームがちょうどいい。
『La Futura』では、それまで在籍していたレーベル RCA から、Billy Gibbons とアルバムを共同プロデュースする Rick Rubin が立ち上げた American Recordings へと移籍。1980年代のシンセサイザーを導入した頃のサウンドと違い、それ以前の、初期の頃を思わせるサウンドへ戻った。
とは言うものの、1971年のデビュー盤から ZZ Top のスタイルは一貫している。1980年代の『Eliminator』からの3枚のアルバムだけが、「ZZ Top も時代に迎合せざるを得なかったか?」と、思わせる作りだった。
2015年時点での最新スタジオ・アルバム『La Futura』は、1970年代の活動を知るファンにすれば、至極当然な音で、驚きは少ないかもしれない。
『La Futura』からのシングル・カットは一枚もなかったが、Billboard 誌のアルバム・チャートでは最高6位を記録。デビュー盤から不動のメンバー、Billy Gibbons、Dusty Hill、Frank Beard の3人による『La Futura』は、乾いた秋の空の下で聴くのに心地良いアルバムにも感じる。
『La Futura』では、それまで在籍していたレーベル RCA から、Billy Gibbons とアルバムを共同プロデュースする Rick Rubin が立ち上げた American Recordings へと移籍。1980年代のシンセサイザーを導入した頃のサウンドと違い、それ以前の、初期の頃を思わせるサウンドへ戻った。
とは言うものの、1971年のデビュー盤から ZZ Top のスタイルは一貫している。1980年代の『Eliminator』からの3枚のアルバムだけが、「ZZ Top も時代に迎合せざるを得なかったか?」と、思わせる作りだった。
2015年時点での最新スタジオ・アルバム『La Futura』は、1970年代の活動を知るファンにすれば、至極当然な音で、驚きは少ないかもしれない。
『La Futura』からのシングル・カットは一枚もなかったが、Billboard 誌のアルバム・チャートでは最高6位を記録。デビュー盤から不動のメンバー、Billy Gibbons、Dusty Hill、Frank Beard の3人による『La Futura』は、乾いた秋の空の下で聴くのに心地良いアルバムにも感じる。
2015-09-30 11:05
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