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今後はどうなる? Sir Paul の Arcihive Collection [CD]

まだまだ、先の話と思っていた Paul McCartney Archive Collention の第8弾『Tug Of War』と第9弾『Pipes Of Peace』が、いよいよ今週金曜日、10月2日に全世界でリリースされる。

ここ数か月は円安の影響もあり、amazon では(9/30時点で)輸入盤はともに1万円を少し超えた程度。しかし、国内仕様盤は前者が約15,000円、後者が約13,000円と、ふたつ同時にだと約28,000円! これだけあれば、ふつうの新譜がどれだけ入手できるか? と、思える額だ。

Sir Paul の公式サイトでは共に64.98ドルで(9/30時点のドル・レートで)円に換算すると約7,800円、ふたつ同時で約15,000円と、国内仕様盤『Tug Of War』と同じ程度の額になる。但し、こちらには Shipping という名目でさらに費用がかかる。

海外の amazon を使うと割高な国内仕様盤より安くなるので、興味がある方は、いろいろと探してみるのがいいと思う。それにしても、毎度のことながら、国内仕様盤はなぜ、こんなに割高なのか? 昨年の『Venus and Mars』と『At The Speed Of Sound』から国内仕様盤は選択肢から除外することにした。

追加の Shipping を要するが公式サイトなら後々でも入手できるようなことと、今回リリースされる2枚のアルバムは、これまでの Archive Collention ほど魅力を感じないこともあり、とりあえず見送ることにした。

また、Sir Paul の Archive Collention については今回、気になる噂もある。ここからはネットで散見される、いろいろな憶測の話を含む。

1.次は、’89年の『Flowers In The Dirt』?
Archive Collention は毎回、次のアルバム予告が書かれたカードが同梱されるが、次は1989年リリースの『Flowers In The Dirt』だという画像が、9月中頃、ネットに出回った。

前回、今回と Archive Collention は2枚同時にアルバムをリリースしてきたが、次回は『Flowers In The Dirt』の1枚だけになるらしい。『RAM』のように、いろいろな素材が詰め込まれた大きな BOX になる? という予想もある。

2.Arcihive Collection は次の第10弾で一区切り?
さらに気になる噂は、Arcihive Collection が、この『Flowers In The Dirt』で一旦終了?! というもので、Arcihive Collection は当初、2010~16年にかけて予定していた企画で、2016年の第10弾をもって一区切りするという噂だ。

Paul McCartney のソロ・アルバムは人それぞれで好みが分かれるが、今週リリースされる2枚と、来年の予想に挙がっている1枚は、妥当な選択のようにうにもみえ、この10枚をもって一旦区切りをつけるという話は(少しだけ)説得力があるようにも思える。

Arcihive Collection に含まれる最新のリマスタリング技術も年々向上しているから、長々とやっていては、いずれ初期の Arcihive Collection でリマスタリングされた音源は見劣りする存在になってしまうかもしれない。

3.画像や音源の発掘が難しい?
1970年代の Wings の頃は毎年のようにアルバムがリリースされていたから、Arcihive Collection に使おうとする当時の画像などは、豪華ブックレットのページを埋めるほど集められないか? とも考えてしまう。

ブートレグでお馴染みの未発表公式音源、アルバム未収録のシングル・カップリング曲、様々なミックス違いなど、重箱の隅をつつくように探せば、ボーナス曲の素材に困ることはないのではないか? と思うが、これまでの Arcihive Collection では、あのバージョンがない…という類の漏れが多く、この Arcihive Collection のスタッフには、重箱の隅をつつくような熱心なメンバーがいないのか? と思うこともある。

4.なぜ、リマスタリングではなくリミックス?
今回の『Tug Of War』は最新リマスタリングではなく新リミックスが施されたが、これも「なぜ?」という疑問に対し、公式には何の説明もない。同時期レコーディングの『Pipes Of Peace』が最新リマスタリングであるのにも関わらずだ。

ひょっとすると、1980年代以降のアルバムは『Tug Of War』のようにリマスタリングされないのかも? その意味では1989年の『Flowers In The Dirt』が噂どおりリリースされるなら、最新リマスタリングされるか? は注目すべき点になるだろう。

と、Sir Paul の Arcihive Collection には、いろいろな思いを巡らせてしまう。それも、Paul McCartney が好きならばこそ…のことなのだが。今回の2枚はリリースと同時に、その内容を確かめることができないが、今後、出てくるいろいろな情報で一喜一憂したいと思う。



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