Billy Joel／『52nd Street』

今日3枚目の紹介となるアルバムは、Billy Joelが1978年にリリースした『52nd Street』。邦題は原題に忠実に『ニューヨーク52番街』。

このアルバムの存在を知ったのは、洋楽に1番詳しい中学時代の友人が大のBilly Joelファンで、その友人からこのアルバムの存在を教えてもらった。その友人は、「Billy Joelは詩がとても重要だから、彼のアルバムだけは日本語盤を買うんだ」と言っていた。

また、この友人は既にコンサートにも行ったことがあり、Billy Joelの初来日公演にも行っていた。当時の中学2年から見ればスゴイ存在だった。

この友人にはBilly Joelのベスト盤カセットを編集してもらい、それをよく聴いていた。『52nd Street』までベスト盤が出ていなかったBilly Joelだけに、この友人が作ってくれたカセットは洋楽を聴き始めた頃の宝物のような存在だった。

リリースは1978年だが、実際にこのアルバムを通して聴いたのは翌年だったハズ…。この頃、友人の何人かは単品コンポを揃えたオーディオ・システムを持っていて、それにも大いに憧れた。

実際は親が揃えたシステムを同い年の友人が使っていたのだが、中にはオーディオに詳しい友人もいて、いつかは好きなブランドでシステムを組んで、好きなレコードを聴きたいとも思っていた。

友人が作ってくれた『52nd Street』やBilly Joelベスト盤を自宅で聴くときはいつもラジカセ。親と相談してモジュラーステレオ(レコードプレーヤー、チューナー、ラジカセが一体化したモノ)を買ってもらったのは、この頃だったような記憶がある。でも、友人宅のコンポを見ると、いつも羨ましく思っていた…。

『52nd Street』
Big Shot
Honesty
My Life
Zanzibar
Stiletto
Rosalinda's Eyes
Half A Mile Away
Until The Night
52nd Street

ちなみに友人作成のベスト盤に『52nd Street』からは『Stiletto』と『Half A Mile Away』以外は全て入っていた。捨て曲がない本当に素晴らしいアルバムだった。

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