SSブログ

Paul McCartney/『Amoeba's Secret』 [CD]

Amoeba's Secret洋楽を聴き始めた頃からの好きなアーティストにPaul McCartneyがいる。

LP時代にはリアルタイムで『Back To The Egg』を聴き、翌年の日本公演も真剣に行くことを考えていた(ご存知のとおり、1980年のWingsとしての来日はPaulの大麻不法所持でご破算に…)。その後、ソロデビュー作『McCartney』まで溯り、数多くの曲を楽しんだ。こんなにポップな曲が書けるメロディメーカーは正直スゴイと思った。

1980年代はWingsを離れ、再びソロとして活動。このソロ時期は、かつてのような輝きが薄れてしまったが、1990年前後に発表された作品をひっさげ再びワールド・ツアーを敢行。待ちに待った日本公演も行なわれ、何度も東京ドームに足を運んだ。

そんなPaul McCartneyだけに、CDもたくさんあるかと思いきや、『McCartney』以降のアルバムでCDとして持っているのは『Back To The Egg』、『Wings Over America』と『Flowers In The Dirt』以降のみ。いつかは全作を揃えたいと思っているが、音源が昔のままではあまり購入意欲も沸かない。

で、今回購入したのが2007年6月にAmoeba Musicで行なわれたシークレット・ギグの模様を収録した『Amoeba's Secret』。当初、この4曲入りのEPは、その年の11月に限定盤としてのみリリース。ようやく今年に入ってCDという形態でリリースされ手に入れることができた。

1曲目と3曲目は近作『Memory Almost Full』からの曲、2曲目は1972年にWingsの『Hi, Hi, Hi』とのカップリングで発表。そして4曲目はThe Beatlesのデビュー盤『Please Please Me』の冒頭を飾る曲。

僅か4曲だが、公式に聴けるPaul McCartneyの最新ライブは、なかなか熱のこもった内容で、とても66歳とは思えない。さすがに『Please Please Me』リリース当時と同じ『I Saw Her Standing There』ではないが、やはりこの曲が今もPaul McCartney自らのカウントから始まると自然に体が動いてしまう。

もう大規模なツアーとして見ることは難しいかもしれないし、大ヒットするアルバムを期待することも難しいかもしれない。でも、1曲でも2曲でもいいから、また体が自然と動いてしまうような曲をPaul McCartneyにはいつまでも書き続けて欲しいと思っている。

『Amoeba's Secret』
Only Mama Knows
C Moon
That Was Me
I Saw Her Standing There



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0)▲ページトップ▲

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
記事と無関係なコメントの入力を固くお断りします。
無関係なコメントは見つけ次第、即、削除します。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
All Photo and Text copyright(c) White Dragon All Right Reserved.
Related Posts with Thumbnails

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。