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Paul McCartney/『Wingspan』 [CD]

Wingspan: Hits and History『Hits and History』とサブタイトルが付けられたPaul McCartneyの2枚組みベスト盤。リリースされたのは2001年5月。カバー曲中心の『Run Devil Run』が1999年にリリースされているが、純粋なポピュラー・アルバムは1997年の『Flaming Pie』以来なく、このベスト盤が発表された2001年11月の『Driving Rain』まで待つことになる。

このベスト盤にはThe Beatles解散以降のソロ活動を始めた1970年から1984年の『Give My Regards To Broad Street』までの曲が収録。ソロ初期の2作からの曲が意外と多く、もっとWings時代の曲が欲しかった思いがある。

しかし、Lindaと共に作った初期2作に収められた曲はシンプルな構成ながら実に秀逸なメロディで、リラックスした雰囲気がどの曲からも漂っている。The Beatlesという束縛から解き放たれ、いろいろな制約がなくなったのもリラックスの一因になっているのではないだろうか?

このベスト盤には昨日紹介したミニアルバムにある『C Moon』も、そのカップリング曲の『Hi, Hi, Hi』と共に入っている。

また、第2期ソロの最初のヒット曲『Coming Up』は、英米盤で異なるバージョンが収録されている。英版はソロバージョンの『Coming Up』だが、米盤にはWingsがGlasgowで行なったライブバージョンの『Coming Up』が収録され、こちらのバージョンは全米シングルチャートの1位に輝いた。

『Give My Regards To Broad Street』以降、1986年の『Press To Play』から1997年の『Flaming Pie』までの曲も含めた20世紀のソロ活動を総括した新装版の『Wingspan』が欲しいところだが、まだまだPaul McCartneyには現役としても頑張って欲しい。

『Wingspan』
Listen To What the Man Said
Band On The Run
Another Day
Live And Let Die
Jet
My Love
Silly Love Songs
Pipes Of Peace
C Moon
Hi, Hi, Hi
Let 'Em In
Goodnight Tonight
Junior's Farm
Mull Of Kintyre
Uncle Albert/Admiral Halsey
With A Little Luck
Coming Up
No More Lonely Nights
Let Me Roll It
The Lovely Linda
Daytime Nightime Suffering
Maybe I'm Amazed
Helen Wheels
Bluebird
Heart Of The Country
Every Night
Take It Away
Junk
Man We Was Lonely
Venus And Mars/Rock Show
The Back Seat Of My Car
Rockestra Theme
Girlfriend
Waterfalls
Tomorrow
Too Many People
Call Me Back Again
Tug Of War
Bip Bop/Hey Diddle
No More Lonely Nights (Playout Version)



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