Donald Fagen/『The Nightfly』 [CD]
Steely DanのDonald Fagenが1982年にリリースしたソロデビュー盤の『The Nightfly』は、ジャケット、収録された曲のどれもが魅力に溢れていた。
リリース当時、このジャケットはマンガでもよくパロディとして取り上げられた。サウンドはどこか懐かしい感じが漂い、Steely Danの活動と同様に細部まで行き届いた音作りは何回聴いても心地よい雰囲気を醸し出していた。
ジャケットにあるレコード・プレーヤー、壁に掛けられた丸時計、ラジオ用のマイクは1982年当時でも過去のアイテムになりつつあった。しかし、このアルバムから出てくる音はとても新鮮だった。
このアルバムは全編にわたってデジタルでレコーディングされたこともあって音の良さには定評があって、24Kゴールド仕様のCDもリリースされた。
CDの音質は硬く無機質な感じと言われ、アナログ・レコードの持つ温かみがないと不評な意見もあったが、この24Kゴールド仕様CDでは全ての音にまろやかさがあった。
学生時代にステレオの単品コンポを新しくしたときには、このアルバムを使って音質チェックをよくした。音質チェックの基準となる目安を持ったアルバムでもあった。
2007年にDonald Fagenはソロ3部作をまとめた『The Nightfly Trilogy』もリリースしている。どのアルバムも多くの外部ミュージシャンを起用して凝った音作りがされ、3作を通して聴くと、その時々のDonald Fagenのいい意味でのチカラの抜け加減が、よくあらわれている。
今作からソロ2作目までには11年、そして3作目までには13年を要しているDonald Fagen。ソロ4作目が出るとしたら2016年以降になるのだろうか?
『The Nightfly』
I.G.Y.
Green Flower Street
Ruby Baby
Maxine
New Frontier
The Nightfly
The Goodbye Look
Walk Between Raindrops
リリース当時、このジャケットはマンガでもよくパロディとして取り上げられた。サウンドはどこか懐かしい感じが漂い、Steely Danの活動と同様に細部まで行き届いた音作りは何回聴いても心地よい雰囲気を醸し出していた。
ジャケットにあるレコード・プレーヤー、壁に掛けられた丸時計、ラジオ用のマイクは1982年当時でも過去のアイテムになりつつあった。しかし、このアルバムから出てくる音はとても新鮮だった。
このアルバムは全編にわたってデジタルでレコーディングされたこともあって音の良さには定評があって、24Kゴールド仕様のCDもリリースされた。
CDの音質は硬く無機質な感じと言われ、アナログ・レコードの持つ温かみがないと不評な意見もあったが、この24Kゴールド仕様CDでは全ての音にまろやかさがあった。
学生時代にステレオの単品コンポを新しくしたときには、このアルバムを使って音質チェックをよくした。音質チェックの基準となる目安を持ったアルバムでもあった。
2007年にDonald Fagenはソロ3部作をまとめた『The Nightfly Trilogy』もリリースしている。どのアルバムも多くの外部ミュージシャンを起用して凝った音作りがされ、3作を通して聴くと、その時々のDonald Fagenのいい意味でのチカラの抜け加減が、よくあらわれている。
今作からソロ2作目までには11年、そして3作目までには13年を要しているDonald Fagen。ソロ4作目が出るとしたら2016年以降になるのだろうか?
『The Nightfly』
I.G.Y.
Green Flower Street
Ruby Baby
Maxine
New Frontier
The Nightfly
The Goodbye Look
Walk Between Raindrops
タグ:1982 Donald Fagen
2009-04-20 12:03
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