Pat Benatar/『Synchronistic Wanderings』 [CD]
このアルバムは、1999年にリリースされたPat Benatarの3枚組みのベスト盤。デビュー曲の『Heartbreaker』からサウンドトラックに提供した曲、シングルのB面曲などが多数収録されている。また付属のブックレットには、Pat Benatarの夫でギタリストのNeil GiraldoとPat本人による各曲のコメントが寄せられている。
Pat Benatarというボーカリストを知るきっかけは、1980年にリリースされた『Roadie』という映画の2枚組みサウンドトラックだった。このアルバムにはPat Benatarの『You Better Run』が収録されていた。
このサントラは他にもCheap Trick、Blondie、Styxなどの曲があり、洋楽を聴き始めた頃の中学生にとって初めて知ったコンピレーション・アルバムでもあった。(残念ながら、この『Roadie』のサントラは、CDとしてリリースされていない)
力強いボーカルで聴かせる『You Better Run』で、Pat Benatarに対する興味は強まり、当時発売されていたデビュー盤の『In The Heat Of The Night』と『Crimes Of Passion』を地元のレコード屋で発見。そのジャケットに映るPat Benatarの姿にドキドキしながら、「どんな曲が入っているんだろう」と思った。
暫くして、この2枚を購入。そして、デビュー曲の『Heartbreaker』でPat Benatarが一発でスキになった。ハイトーンが生きる『We Live For Love』、ポップな『Hit Me with Your Best Shot』など、女性ロック・ボーカルというジャンルにハマるきっかけでもあった。
この頃のPat Benatarはステージ上でも動きやすいという理由からタンクトップを着ていたが、そのパフォーマンスもレコード以上に魅力があった。とにかく、ライブでもあのハイトーンが冴える曲を苦もなく披露していた。
その後も順調にヒット曲を連発。グラミー賞ではPat Benatarの為にあるような女性ロック・ボーカル部門を数年にわたり連続で受賞。女性ロック・ボーカルというジャンルの先駆け的な存在だった。
1990年代はオリジナル・アルバムのリリースはめっきり少なくなってしまったが、そんな90年代終盤に届けられたこの3枚組みは『Pat Benatar』というジャンルが、どのように変わっていったのかを知るには最適なアルバムだった。
ヒット曲以外のレアな曲にも佳曲が多いので、こういった隠れた曲をボーナス・トラックとして過去のアルバムをもう一度、再リリースしてくれないかと願う。
『Synchronistic Wanderings』
【Disc 1】
Heartbreaker
We Live For Love
My Clone Sleeps Alone
I Need A Lover (Live)
In The Heat Of The Night
You Better Run
Hit Me With Your Best Shot
Treat Me Right
Wuthering Heights
Hell Is For Children
Fire And Ice
Promises In the Dark
Precious Time
Shadows Of The Night
Little Too Late
Looking For A Stranger
Anxiety (Get Nervous)
Love Is A Battlefield (Demo Version)
【Disc 2】
Love Is A Battlefield
Ooh Ooh Song
We Belong
Painted Desert
Outlaw Blues
Invincible (Theme From The Legend Of Billie Jean)
Sex As A Weapon
Le Bel Age
New Dream Islands (Session Outtake)
Run Between The Raindrops (Live)
One Love (Song Of The Lion)
True Hearts (Session Outtake)
Let's Stay Together
All Fired Up
Shooting Star (Live)
La Cancion Ooh Ooh (Ooh Ooh Song - Spanish Version)
【Disc 3】
Payin' The Cost To Be The Boss
True Love
The Good Life
I Feel Lucky
Please Come Home For Christmas
Tell Me Why
Crying (Session Outtake)
Sometimes The Good Guys Finish First
(From The Secret Of My Success)
Somebody's Baby
Everybody Lay Down
Rise (Part 2)
Rise (Part 1) (Session Outtake)
Temptation
Every Time I Fall Back (Remix)
The Effect You Have On Me
(From The Édith Piaf Tribute album)
Rescue Me (from Speed)
Strawberry Wine
I Don't Want To Be Your Friend
Here's My Heart (from Metropolis)
Pat Benatarというボーカリストを知るきっかけは、1980年にリリースされた『Roadie』という映画の2枚組みサウンドトラックだった。このアルバムにはPat Benatarの『You Better Run』が収録されていた。
このサントラは他にもCheap Trick、Blondie、Styxなどの曲があり、洋楽を聴き始めた頃の中学生にとって初めて知ったコンピレーション・アルバムでもあった。(残念ながら、この『Roadie』のサントラは、CDとしてリリースされていない)
力強いボーカルで聴かせる『You Better Run』で、Pat Benatarに対する興味は強まり、当時発売されていたデビュー盤の『In The Heat Of The Night』と『Crimes Of Passion』を地元のレコード屋で発見。そのジャケットに映るPat Benatarの姿にドキドキしながら、「どんな曲が入っているんだろう」と思った。
暫くして、この2枚を購入。そして、デビュー曲の『Heartbreaker』でPat Benatarが一発でスキになった。ハイトーンが生きる『We Live For Love』、ポップな『Hit Me with Your Best Shot』など、女性ロック・ボーカルというジャンルにハマるきっかけでもあった。
この頃のPat Benatarはステージ上でも動きやすいという理由からタンクトップを着ていたが、そのパフォーマンスもレコード以上に魅力があった。とにかく、ライブでもあのハイトーンが冴える曲を苦もなく披露していた。
その後も順調にヒット曲を連発。グラミー賞ではPat Benatarの為にあるような女性ロック・ボーカル部門を数年にわたり連続で受賞。女性ロック・ボーカルというジャンルの先駆け的な存在だった。
1990年代はオリジナル・アルバムのリリースはめっきり少なくなってしまったが、そんな90年代終盤に届けられたこの3枚組みは『Pat Benatar』というジャンルが、どのように変わっていったのかを知るには最適なアルバムだった。
ヒット曲以外のレアな曲にも佳曲が多いので、こういった隠れた曲をボーナス・トラックとして過去のアルバムをもう一度、再リリースしてくれないかと願う。
『Synchronistic Wanderings』
【Disc 1】
Heartbreaker
We Live For Love
My Clone Sleeps Alone
I Need A Lover (Live)
In The Heat Of The Night
You Better Run
Hit Me With Your Best Shot
Treat Me Right
Wuthering Heights
Hell Is For Children
Fire And Ice
Promises In the Dark
Precious Time
Shadows Of The Night
Little Too Late
Looking For A Stranger
Anxiety (Get Nervous)
Love Is A Battlefield (Demo Version)
【Disc 2】
Love Is A Battlefield
Ooh Ooh Song
We Belong
Painted Desert
Outlaw Blues
Invincible (Theme From The Legend Of Billie Jean)
Sex As A Weapon
Le Bel Age
New Dream Islands (Session Outtake)
Run Between The Raindrops (Live)
One Love (Song Of The Lion)
True Hearts (Session Outtake)
Let's Stay Together
All Fired Up
Shooting Star (Live)
La Cancion Ooh Ooh (Ooh Ooh Song - Spanish Version)
【Disc 3】
Payin' The Cost To Be The Boss
True Love
The Good Life
I Feel Lucky
Please Come Home For Christmas
Tell Me Why
Crying (Session Outtake)
Sometimes The Good Guys Finish First
(From The Secret Of My Success)
Somebody's Baby
Everybody Lay Down
Rise (Part 2)
Rise (Part 1) (Session Outtake)
Temptation
Every Time I Fall Back (Remix)
The Effect You Have On Me
(From The Édith Piaf Tribute album)
Rescue Me (from Speed)
Strawberry Wine
I Don't Want To Be Your Friend
Here's My Heart (from Metropolis)
タグ:1999 Pat Benatar
2009-04-23 09:47
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)▲ページトップ▲
こんにちは♪
【MCMLXV_65さん】とはホント気が合いますね。嬉しい!
80年代初頭は【Queen】や【Paul McCartney 】を聴き
つつも、へヴィ・メタやハード・ロック系にも嵌ってました^^;
【Pat Benatar】は偶然、FMを聴いていて知りました。
スタジオ盤を聴く前に、彼女のライヴを体験しちゃって、それで
もう慌ててレコードを買いに行きましたね^^ ↑で紹介された、
3枚のLPは今も所有してます。考えてみたら、CDは1枚も
持ってないんだなぁ。今度買ってみようかなぁ?
by chan_yukky (2009-04-23 10:52)
毎回、コメントありがとうございます。私もアップして反応があると
嬉しいです!
Pat Benatarは3作目『Precious Time』からのシングルが
頻繁にオンエアされ、いつかはライブを観たい! と思っていま
した。でも、ようやく見られたのはかなり後のことでしたネ。
オリジナル・アルバムは『Live From Earth』までLPを欠かさず
聴いていましたし、以降も新作はCDで聴いていました。初期の
3作はどれも傑作だと思います。まずこの辺りがお勧めだと思い
ますよ。
by MCMLXV_65 (2009-04-23 11:08)