Shakatak／『The Ultimate Collection』

日本でも『Night Birds』、『Invitations』のヒットで知られるイギリス出身のジャズ・ファンク・バンドのShakatak。このアルバムは音楽ライターの金澤寿和さんが監修・選曲・解説を行なった2枚組みのベスト盤。金澤寿和さんのブログでこのアルバムの詳細が綴られていることを知り、いろいろな曲を懐かしく思い、即購入してしまった。

それぞれの盤が【Cruisin' Side】、【Steppin' Side】とされ、25年に及ぶ活動から34曲がセレクトされている。

『Night Birds』や『Invitations』のシングルがリリースされたのは1982年。もう、四半世紀も前のことになるのだが、これらの曲の持つ新鮮さは今も健在。途中に入る女性ボーカルの声も瑞々しい。

1980年のシングル『Steppin'』でデビューして以降、1980年代はシングルもほぼ毎年のペースでリリースし、アルバムに至っては今年までこちらもほぼ毎年発表している。アルバムを発表していない年は、1994年、1996年、2000年、2004年だけという、多作なバンドだ。

今は丁度、GWという長期休暇の真っ最中。幸いにもこの連休中の天気も好天が予想されている。この2枚組みを移動のときのBGMとして使うのも、清々しくて最適なのではないだろうか?

堅苦しい説明を抜きにして気軽に楽しめるこういうベスト盤で、少しでも騒々しい喧騒から離れたいものだ。

『The Ultimate Collection』
【Cruisin' Side】
Night Birds
Invitations
Climbing High
Dreamtime
Paradise
Sea Dreamin'
Lovely Day
City Rhythm
Deja Vu (To The Wind)
Nothing But A Dream
Streetwalkin'
Golden Wings
Dark Is The Night
Livin' In The UK
Brazilian Love Affair
One Day At A Time

【Steppin' Side】
Let's Start Over Again
Sunshine
Catwalk
All Because Of You
Without You
Night Moves
Day By Day
Summer Of Love
Jazz Creepin'
Steveland
Low Down
Easier Said Than Done
Beautiful Day
Down On The Street
The Night Ain't Over Yet
One For The Boyz
Mr.Manic & Sister Cool
Paradise Garden

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