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The Rolling Stones/『Singles Collection: The London Years』 [CD]

シングル・コレクション(ザ・ロンドン・イヤーズ)(紙ジャケット仕様)この3枚組みのボックスセットが発表された1989年は、オリジナル・アルバムの『Steel Wheels』が発表された年でもあった。ほぼ、同じ頃にリリースされた両方のアルバムを買って、当時は新旧の音源を何度も何度も繰り返して聴いていた。

この3枚組みには1963年の公式デビュー曲『Come On』からのシングルが収録されているが、1960年代の楽曲をまとめて聴いたのは、このアルバムが確か最初だった。この頃、The Rolling StonesのCDはまだ旧譜が容易に買えるような状況になかったので、手っ取り早く過去のヒット曲が聴けるこのアルバムはとても重宝だった。

『Steel Wheels』を発表したThe Rolling Stonesはワールド・ツアーも開始。日本に初めて来る可能性も高まり、その日程が発表されたときは、久々に待ち遠しいコンサートになる! と実感したものだった。

以来、この3枚組みはとっかえひっかえCDプレーヤーに乗ることに。1枚目は全米でNo.1になるまでの初期の曲が収められているが、ブンブン唸るベースが特徴の『I Wanna Be Your Man』には、The Beatlesのオリジナルと全く違う魅力があったし、続く『Stoned』には、ロックなイメージが張り付いていたThe Rolling Stonesの印象を一変させるものがあった。

他にもカバー曲中心の1枚目だが、オリジナル曲でヒットを連発する前のThe Rolling Stonesには、カバーを楽しんでプレイするイメージが感じられた。

『(I Can't Get No) Satisfaction』は初の全米No.1になった曲。ちょうど、この頃が誕生日なこともあり、余計、この曲には親しみを持つようになった。また、この曲がいつの時代のコンサートでも重要な場所でプレイされることは、本当に嬉しく思ったし、毎回コンサートでは弾けさせてもらった!

2枚目になると、まさにヒット曲のオンパレード! A面扱いの曲はどこか聴いた覚えのあるモノばかり。そしてB面の曲は華々しいA面に比べると地味なイメージだが、その幅の広さも面白い! と当時は思った。

3枚目は、それまでの2枚に比べるとメンバーのソロ曲があったりと、曲数合わせな感もあるが、それでもコンサートでの重要な定番曲も数曲含まれている。この頃はシングルからアルバムに重点が置かれていた時期でもあり、アルバムで名盤と呼ばれるものも多かった。どのアルバムを聴こうか(または買おうか?)を悩んでいた頃でもあった。

そうこう考え、いろいろな曲を聴くうちに徐々にコンサートの日にちも迫ってくると、この3枚組みのCDプレーヤーにかかる頻度も、だんだん高くなっていった。

このアルバムは当時LPサイズのボックスでリリースされ、その後、リマスター盤がリリース、そして日本独自の紙ジャケット仕様でもリリースと、いろいろな形態で発表されている。その都度に何曲かが違うバージョンに差し替えられるというマニア泣かせのアルバムでもある。

『Singles Collection: The London Years』
【Disc 1】
Come On
I Want To Be Loved
I Wanna Be Your Man
Stoned
Not Fade Away
Little By Little
It's All Over Now
Good Times, Bad Times
Tell Me
I Just Want To Make Love To You
Time Is On My Side
Congratulations
Little Red Rooster
Off The Hook
Heart Of Stone
What A Shame
The Last Time
Play With Fire
(I Can't Get No) Satisfaction
The Under Assistant West Coast Promotion Man
The Spider And The Fly
Get Off Of My Cloud
I'm Free
The Singer Not The Song
As Tears Go By

【Disc 2】
Gotta Get Away
19th Nervous Breakdown
Sad Day
Paint It, Black
Stupid Girl
Long Long While
Mother's Little Helper
Lady Jane
Have You Seen Your Mother, Baby, Standing In The Shadow?
Who's Driving Your Plane?
Let's Spend The Night Together
Ruby Tuesday
We Love You
Dandelion
She's A Rainbow
2000 Light Years From Home
In Another Land
The Lantern
Jumpin' Jack Flash
Child Of The Moon

【Disc 3】
Street Fighting Man
No Expectations
Surprise, Surprise
Honky Tonk Women
You Can't Always Get What You Want
Memo From Turner
Brown Sugar
Wild Horses
I Don't Know Why
Try A Little Harder
Out Of Time
Jiving Sister Fanny
Sympathy For The Devil



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