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The Beatles/『At The Hollywood Bowl』 [CD]

At_the_hollywood_bowls.jpgLP時代には1977年にCapitolレーベルから公式にリリースされたライブ盤の『At The Hollywood Bowl』。このアルバムはCD時代になってから、未だにオフィシャルとしてリリースされず、紙ジャケット仕様の精巧なブートレグが数年前に発売されただけだ。

現在手元にあるのもそのブートレグなのだが、これはボックスセットで『At The Hollywood Bowl』の紙ジャケット仕様盤と、1964年と65年に同所で行なわれたライブ音源を収めた2枚組CDの計3枚のCDセットになっている。

この3枚はHollywood Bowl公演の40周年を記念して作られ、2枚のライブ音源集にはCapitolレーベルがリリースを前提に行なったモノ・ミックスと、1964年8月23日と1965年8月29日・30日のライブの未編集音源が詰まっている。

1977年に公式リリースされた『At The Hollywood Bowl』の紙ジャケット盤は、セミダブル・ジャケットで表面上部にあるアルバム・タイトルとチケットの絵柄が全てエンボス処理されている。

ジャケットの再現度はこれ以外にも裏面のGeorge Martinのコメント、曲紹介クレジットの小さな文字も鮮明に印刷され、その上、オフィシャルではないブートレグにも関わらずCapitolロゴやEMIロゴまで忠実に再現している。

とても丁寧なつくりのジャケットだが、ここにあるそれぞれの曲もオフィシャル・リリースとも言えるようなレベルで、とてもクリアな音だ。

Hollywood Bowlという場所は決して大きな会場ではないが、Paul McCartneyとJohn Lennonのボーカルはもちろん、観衆の絶叫も苦にならない音量レベルで、1960年代中期のコンサートの臨場感がたっぷりと味わえる。

スタジオ盤以外のコンサート活動期間中のThe Beatlesのライブは、未だに公式リリースされていないが、ブートレグでここまで精巧なものがあるだけに、ぜひともEMIからは公式なリリースを望みたいところ。

また、ジャケットの再現度もブートレグでもかなりのレベルに達しているので、公式リリース盤でもこれに劣らないつくりを期待したい。だが、それはこの秋にリリース予定のモノ・アルバム盤の紙ジャケット仕様の再現度を見てからかも…。

『At The Hollywood Bowl』
Twist And Shout
She's A Woman
Dizzy Miss Lizzy
Ticket To Ride
Can't Buy Me Love
Things We Said Today
Roll Over Beethoven
Boys
A Hard Day's Night
Help!
All My Loving
She Loves You
Long Tall Sally



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