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AC/DC/『Black Ice』 [CD]

ブラック アイス2000年の『Stiff Upper Lip』以来、AC/DC通算15枚目のスタジオ・アルバム『Black Ice』は4種類の異なるジャケットでリリースされた。日本盤などバンド・ロゴが赤のバージョンがお馴染みのようだが、このロゴが他に灰色と黄色のバージョンがあり、ロゴの背景に描かれたイラストもそれぞれ異なっている。

この3種類に加えて、30ページのブックレットが付属したロゴが青のデラックス・エディションも存在する。こちらにはメンバーの近況を写した写真やライブ・パフォーマンスの風景が含まれている。

オーストラリアで結成したハード・ロック・バンドのAC/DCが、この新作で奏でる曲は一聴してすぐ全然変化がないことに気づかされるが、それが全然不自然さを感じさせない。それどころか、目の前でライブを体験しているかのような感覚になってくる。

ソフトなバラードの類は一切なく、Brian Johnsonのしゃがれた声が絶え間なくシャウトを続け、そこにAngus Youngの特徴あるギターがこれまたいつものように絡んでくる。

前作からバンド最長となる8年の間隔が空いてのリリースとなった新作は、それを待ち侘びていたかのように発売最初の1週間だけで世界中で100万枚以上のセールスを記録。全世界に向け500万枚が出荷された。

全米だけでも最初の1週間で70万枚以上を売り上げてアルバム・チャートのNo.1を達成。英国を含む29の国でチャートのトップに輝いた。

この記録的なセールスに連動して、第1弾のシングル『Rock 'n' Roll Train』もBillboard誌のメインストリーム・ロック・トラックでNo.1を獲得している。

『Black Ice』のリリースがこれだけ遅くなった理由に、レコード・レーベルが度々変更になったことや、ベースのCliff Williamsが負傷して1年半近くベースを弾けなかったことなどがあったという。しかし、その間もMalcolm YoungとAngusのふたりは曲を書き続け、アルバム制作の機会を待っていたという。

その待たされた長い期間も、これだけの成功を収めれば報われるもの。何かモヤモヤしたときにこのアルバムをできるだけの大音量で聴くと、そんな気分も一掃されること間違いない。

『Black Ice』
Rock 'n' Roll Train
Skies On Fire
Big Jack
Anything Goes
War Machine
Smash 'n' Grab
Spoilin' For A Fight
Wheels
Decibel
Stormy May Day
She Likes Rock 'n' Roll
Money Made
Rock 'n' Roll Dream
Rocking All The Way
Black Ice

タグ:AC/DC 2008


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