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Jeff Beck/『Crazy Legs』 [CD]

【Blu-spec CD】クレイジー・レッグス5人組みのThe Big Town Playboysとともに1993年にJeff Beckがリリースしたアルバム『Crazy Legs』。最初はこのジャケットに惹かれて興味を持ったアルバムだが、試聴してそのロカビリーなサウンドも一気に好きになった。

このアルバムでJeff Beckは、1950年代後半から1960年代にかけ活躍したGene Vincentの曲を取り上げている。Gene Vincentは1971年に亡くなっているが、1997年にロカビリーの殿堂入りを果たし、翌年にはロックンロールの殿堂入りも果たしている。

『Gene Vincent & His Blue Caps』としての活躍を『Jeff Beck & The Big Town Playboys』というかたちで再現したこのアルバムで、Jeff Beckは特にBlue CapsのギタリストだったCliff Gallupに大きな影響を受けたという。

Gene Vincentとは『Be-Bop-A-Lula』を含む35曲でギターをプレイしたCliff Gallupは、ロックンロールのギター・プレイに多大な影響を与えた人物としても有名で、Jeff Beckもその影響を受けたひとり。1988年に亡くなったCliff Gallupもロカビリーの殿堂入りを果たしている。

このアルバムを発表した頃のJeff Beckだが、1989年に『Guitar Shop』をリリース。そして1991年にはキャリアを総括する3枚組みの『Beckology』を、1992年には『Frankie's House』のサウンドトラックを担当。続いてこのトリビュート盤を発表した後は、1999年の『Who Else!』までオリジナル・アルバムの発表がない期間が続いた。

最近はまた積極的なコンサート活動を行なっているJeff Beckだが、この『Crazy Legs』で共演したBig Town Playboysとは最新ライブの『Performing This Week...Live At Ronnie Scotts』で再会を果たし、このアルバムからの曲を含む7曲でプレイを共にしている。

残念ながらこの共演の模様はBlu-Rayバージョンの『Performing This Week...Live At Ronnie Scotts』でしか見られないのだが、Jeff Beckのアルバムでは比較的見過ごされがちな『Crazy Legs』が再び注目され、少し嬉しい思いでもある。

『Crazy Legs』
Race With The Devil
Cruisin'
Crazy Legs
Double Talkin' Baby
Woman Love
Lotta Lovin'
Catman
Pink Thunderbird
Baby Blue
You Better Believe
Who Slapped John?
Say Mama
Red Blue Jeans And A Pony Tail
Five Feet Of Lovin'
B-I-Bickey-Bi, Bo-Bo-Go
Blues Stay Away From Me
Pretty Pretty Baby
Hold Me, Hug Me, Rock Me

タグ:Jeff Beck 1993


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