SSブログ

Vaughan Brothers/『Family Style』 [CD]

ファミリー・スタイル(紙ジャケット仕様)Stevie Ray Vaughanの過去作が再リリースされると聞き、楽しみにしていたのが、この『Family Style』だった。この頃は社会人4年目、当時の職場でたまたまStevie Ray Vaughanのことが話題に上がり、なんとなく気にかけていた存在だった。すると間もなくしてStevieの訃報が届き、唖然とした思い出がある。

そんな頃に到着したアルバムが、この『Family Style』で、ここでStevieは兄のJimmie Vaughanと共演を果たしている。Stevieにとっては遺作となってしまった『Family Style』だが、このアルバムでのStevieは肩の力が抜け、とてもリラックスした雰囲気で楽しそうにギターを弾いているように感じる。

以前から、兄のJimmieとアルバムを作りたいと言っていたStevieが、ようやく実現したVaughan Brothersというユニットが、この『Family Style』だけで終わってしまったのは、とても残念だった。

シングルになった『Tick Tock』では、これまでのスタイルからかなりレイドバックした雰囲気が漂い、Stevieの実績からすると『Tick Tock』で魅せたスタイルは新たなキャリアの始まりにもなっていたかもしれない。

『Family Style』は1990年のグラミー賞でベスト・コンテンポラリー・ブルース・アルバムに選出され、また『D/FW』はベスト・ロック・インストルメンタル・パフォーマンスにも選ばれている。

このアルバムでのStevieのプレイがきっかけで、過去のスタジオ・アルバムを聴くようになったのだが、もし、Stevieが生きていたとしたら、『Family Style』を境にしてどんなプレイを聴かせてくれただろう…?

ロック界で若くして活躍した過去のアーティストの何人かは、その才能を短い期間に華々しく披露し、そして消えてしまった。Stevie Ray Vaughanも、そんな数人の仲間入りを果たしてしまったが、今になっても「もし…」という言葉が度々よぎる素晴らしいギタリスト、ブルース・マン、そしてアーティストだ。

『Family Style』
Hard To Be
White Boots
D/FW
Good Texan
Hillbillies From Outerspace
Long Way From Home
Tick Tock
Telephone Song
Baboom/Mama Said
Brothers



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0)▲ページトップ▲

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

記事と無関係なコメントの入力を固くお断りします。
無関係なコメントは見つけ次第、即、削除します。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
All Photo and Text copyright(c) White Dragon All Right Reserved.
Related Posts with Thumbnails

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。