バイオニック・ウーマン

また、スカパー!で新しい海外ドラマが始まった。AXNで始まった『バイオニック・ウーマン』は、1970年代に放送された『バイオニック・ジェミー』のリメイク版で、当時、Lindsay Wagnerが演じた主人公のJaime Sommersを、今回はMichelle Ryanが演じている。

古い記憶で曖昧だが、オリジナルでは確かJaimeがスカイダイビングの事故に遭い、両足、右手、右目と右耳を手術。その後、バイオニック・ウーマンとして様々な活躍をする設定だった(はず…)。

今回のリメイク版でも事故に遭い、同じ部分を手術するという設定。しかし、他の設定は主人公の名前を除き、ほぼ全てが一新されている。Jaimeの役柄がバーテンダーというのも、いかにも現代的な設定だ。

そして、オリジナル版と違う点がもうひとつ、Jaimeが活躍するシーンの描写がある。オリジナル版ではその瞬間がスローモーションで描かれていたが、今回はハイスピードな映像処理が施されたり、よりダイナミックなアクションでJaimeの活躍が描かれている。

他にも相違点はたくさんあるが、それは見てのお楽しみということで、ここで詳細は触れないでおきたい。

また、今回のリメイク版初回ではJaimeの体の変化に加えて、他にも今後の展開に影響を与えそうな『謎』の部分が語られている。この初回を見ただけでは、今後のエピソードにどのように絡んでいくのかが想像できないだけに、ある程度ストーリーが進んだあとに、もう一度、この初回を見直してみたいと思う。

残念ながらアメリカでは、2007年に全8エピソードで終了している『バイオニック・ウーマン』だが、久々に見るSFテレビ・ドラマなので、今後の展開が面白くなることに期待したい。

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