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金羊社のミュージックジャケットギャラリー [いろいろと…]

Led-Zeppelin-III.jpg今回はいつもの CD 紹介に代わって、『ミュージックジャケットギャラリー』という展示会を紹介しよう。

この『ミュージックジャケットギャラリー』は、昨年 The Beatles の新規リマスター盤のジャケット制作に関わった金羊社にて行われている常設展示会で、今回はギミック・ジャケットをテーマに、変形・可動するジャケット、デザインそのものがギミックで『だまし絵』のようなジャケットが数多く展示されている。

壁面一面にこのギミック・ジャケットが展示され、それらは実際に手にとってギミック(仕掛け)の確認ができる。最近、紙ジャケット仕様にてリイシューされた一部の CD の、オリジナルともいえるギミックが今回の展示会では確認できるのだが、30cm四方の大きさでのギミックはとても見応えがあって、じっくりと時間が経つのも忘れて魅入ってしまった。

また、今回の展示では LP コレクションの他に、CD を収めるボックスや、CD そのものに加工が施されたパッケージの CD-BOX コレクションも展示されている。編集盤でお馴染みの RHINO がリリースした特殊パッケージの CD ボックスも幾つか展示されていて、中には過去興味があって入手を考えたボックスも幾つかあった。

金羊社では2008年からこのようなかたちでの展示会を行っていて、過去には白黒ジャケットだけを集めた展示会や、ジャケットに描かれた内容を特定のモノに絞っても行っていて、今回のテーマでの常設展示は4月から6月までの3か月間が予定されている。それ以降はまたテーマを変えて常設展示が行われるそうだ。

この展示会を閲覧するには金羊社のホームページから必要事項を記入して申込むことになっている。(詳しくはこちらからご確認下さい)

Stop-Making-Sense.jpgまた、この『ミュージックジャケットギャラリー』は今年、全国5か所での開催も予定されている。4月24日(土)の福岡会場を皮切りに、以降、名古屋、大阪、東京、札幌に巡回する予定で、いずれの会場も入場は無料となっている。詳しくは『ミュージックジャケットギャラリー』のホームページで日程や会場が確認できる。

今までにミニチュアの紙ジャケット仕様 CD でしか体験できなかった LP 時代の様々なギミックが30cm四方の大きさで直に見られたことは新鮮だったし、いろいろな工夫を施された様々なアイディアは素直に面白いと思えるものばかりだった。

最近の紙ジャケット仕様 CD での復刻も見事な出来栄えが多いが、たまにはこういうオリジナルを実際に手にとってみられることは貴重な機会だと思う。時間に余裕があれば、ぜひ金羊社の常設展示会にも足を運んでみて欲しいと思える内容の展示会だった。


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H Kosuge

はじめまして。“金羊社”で検索していたらこのブログを見つけました。

ちょうど昨日行ってきたところ。
とても親切丁寧な対応ですごく感激しました。
リピーターも多いというのも納得です。
by H Kosuge (2010-05-07 21:36) 

MCMLXV_65

はじめまして、Kosugeさん。私が伺ったときは人数が私を含めふたりだけでしたが、担当者の方が自ら手にとって解説をして下さいました。

その担当の方も当時の洋楽に詳しい方でしたので、話が弾んで楽しい時間を過ごせましたね。またテーマが変わったら、時間をとって見学に行きたいと思います。

こちらのブログも、今後ともよろしくお願いしますネ!
by MCMLXV_65 (2010-05-07 22:12) 

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