Paul Weller/『Stanley Road』 [CD]
アイスランドの火山噴火による影響なのか、注文している Paul Weller の新譜の(2枚組)輸入盤が未だ入荷する様子がない。当初は19日(月)の入荷予定だったが、それが23日(金)にズレてしまった。この新譜からの1stシングルも既にイギリスではリリースされているのに、そちらも入荷の目処がはっきり立っていないようだ。
Paul Weller のアルバムで輸入盤が発売予定日に手に入れられないのは前作『22 Dreams』のときもそうだった。またシングルは一度時期を逃すと入手が極めて難しい。Paul Weller のシングルはアルバム未収録曲がカップリングされることが多く、その曲がまた、なかなかいい曲であるので追いかける側はいつも苦労する。
新譜のリリースに合わせてスカパー! の音楽専門チャンネル MUSIC AIR でも Paul Weller の過去のスタジオ・ライブが放送された。今回は通算3枚目のソロ・アルバム『Stanley Road』のリリース後に行なわれた BBC のスタジ・ライブだ。
このライブは一部が既に『Weller at the BBC』という DVD でも紹介済みだが、今回の放送はそこに収録されなかった曲も含め、全部で16曲が約1時間強の番組で放送された。『The Changingman』を筆頭に『Stanley Road』からは12曲中8曲がこのライブではプレイされた。
『Stanley Road』は Paul Weller の通算3枚目のソロ・アルバム。初の全英チャート No.1 を獲得したアルバムで、The Style Council の消滅(ここでは敢えて解散と言わずに…)後のソロ活動で1回目のピークを迎えた記念すべきアルバムだ。
この『Stanley Road』からは4枚のシングルがカットされ、1stシングルの『Out Of The Sinking』は最高20位。続く『The Changingman』は最高7位、『You Do Something To Me』は最高9位、『Broken Stones』は最高20位をそれぞれ記録した。
しかし、この『Stanley Road』にはシングルにならなかった曲でも素晴らしい曲がたくさん含まれていて、このアルバム以降に行われたツアーでもプレイされる曲がとても多い。『Woodcutter's Son』や『Whirlpools' End』はライブ後半の盛り上がりに欠かせない曲で、ステージ上のメンバーによるジャム・セッションの模様は何回見ても見応えがある。
ステージで Paul Weller がキーボードを弾くタイトル曲の『Stanley Road』も始まった瞬間のイントロからしてワクワクさせられる展開の曲で、Paul Weller のアルバムで隠れた名曲の筆頭に挙げたい曲でもある。
この『Stanley Road』はリリース前からゲスト・ミュージシャンの話題でも盛り上がったアルバムだった。Paul Weller の影響を受けた Oasis の Noel Gallagher や Ocean Colour Scene の Steve Cradock という若手から、Paul Weller が逆に影響を受けた Steve Winwood がオルガンで参加したりと、そのゲストの豪華さがリリース前の大きな話題だった。
他にも The Style Council 時代の盟友 Mick Talbot や Steve White も参加、この頃に交流のあった Dr. Robert もベースやバック・ボーカルで参加と、『Stanley Road』は当時の Paul Weller の新旧の人脈で制作されたアルバムだった。
しかし、今では豪華なゲスト陣の話題より、ここに収められた数々の優れた曲の話題が『Stanley Road』の素晴らしさを表しているだろう。
この頃のシングルに含まれたB面曲やデモ音源を収めた10周年記念盤も2005年にリリースされ、ジャケットもコラージュ風な装いに変更されたが、このアルバムといえば『Stanley Road』という標識の前に座る人形の前に Paul Weller の顔写真が置かれたシンプルなジャケットの方が似合っている。
Stanley Road
The Changingman ※
Porcelain Gods ※
I Walk On Gilded Splinters
You Do Something To Me ※
Woodcutter's Son ※
Time Passes
Stanley Road ※
Broken Stones ※
Out Of The Sinking ※
Pink On White Walls
Whirlpools' End ※
Wings Of Speed
※:MUSIC AIR の番組で放送された曲
Paul Weller のアルバムで輸入盤が発売予定日に手に入れられないのは前作『22 Dreams』のときもそうだった。またシングルは一度時期を逃すと入手が極めて難しい。Paul Weller のシングルはアルバム未収録曲がカップリングされることが多く、その曲がまた、なかなかいい曲であるので追いかける側はいつも苦労する。
新譜のリリースに合わせてスカパー! の音楽専門チャンネル MUSIC AIR でも Paul Weller の過去のスタジオ・ライブが放送された。今回は通算3枚目のソロ・アルバム『Stanley Road』のリリース後に行なわれた BBC のスタジ・ライブだ。
このライブは一部が既に『Weller at the BBC』という DVD でも紹介済みだが、今回の放送はそこに収録されなかった曲も含め、全部で16曲が約1時間強の番組で放送された。『The Changingman』を筆頭に『Stanley Road』からは12曲中8曲がこのライブではプレイされた。
『Stanley Road』は Paul Weller の通算3枚目のソロ・アルバム。初の全英チャート No.1 を獲得したアルバムで、The Style Council の消滅(ここでは敢えて解散と言わずに…)後のソロ活動で1回目のピークを迎えた記念すべきアルバムだ。
この『Stanley Road』からは4枚のシングルがカットされ、1stシングルの『Out Of The Sinking』は最高20位。続く『The Changingman』は最高7位、『You Do Something To Me』は最高9位、『Broken Stones』は最高20位をそれぞれ記録した。
しかし、この『Stanley Road』にはシングルにならなかった曲でも素晴らしい曲がたくさん含まれていて、このアルバム以降に行われたツアーでもプレイされる曲がとても多い。『Woodcutter's Son』や『Whirlpools' End』はライブ後半の盛り上がりに欠かせない曲で、ステージ上のメンバーによるジャム・セッションの模様は何回見ても見応えがある。
ステージで Paul Weller がキーボードを弾くタイトル曲の『Stanley Road』も始まった瞬間のイントロからしてワクワクさせられる展開の曲で、Paul Weller のアルバムで隠れた名曲の筆頭に挙げたい曲でもある。
この『Stanley Road』はリリース前からゲスト・ミュージシャンの話題でも盛り上がったアルバムだった。Paul Weller の影響を受けた Oasis の Noel Gallagher や Ocean Colour Scene の Steve Cradock という若手から、Paul Weller が逆に影響を受けた Steve Winwood がオルガンで参加したりと、そのゲストの豪華さがリリース前の大きな話題だった。
他にも The Style Council 時代の盟友 Mick Talbot や Steve White も参加、この頃に交流のあった Dr. Robert もベースやバック・ボーカルで参加と、『Stanley Road』は当時の Paul Weller の新旧の人脈で制作されたアルバムだった。
しかし、今では豪華なゲスト陣の話題より、ここに収められた数々の優れた曲の話題が『Stanley Road』の素晴らしさを表しているだろう。
この頃のシングルに含まれたB面曲やデモ音源を収めた10周年記念盤も2005年にリリースされ、ジャケットもコラージュ風な装いに変更されたが、このアルバムといえば『Stanley Road』という標識の前に座る人形の前に Paul Weller の顔写真が置かれたシンプルなジャケットの方が似合っている。
Stanley Road
The Changingman ※
Porcelain Gods ※
I Walk On Gilded Splinters
You Do Something To Me ※
Woodcutter's Son ※
Time Passes
Stanley Road ※
Broken Stones ※
Out Of The Sinking ※
Pink On White Walls
Whirlpools' End ※
Wings Of Speed
※:MUSIC AIR の番組で放送された曲
タグ:1995 Paul Weller
2010-04-21 19:03
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コメント(2)
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これは持ってたんですよ。
今のDX エディションと同じジャケで何やらオマケが入ったLP大の大きさの限定盤BOX仕様だったんですが、昔ヤフオクで売ってしまいました〜^^;
まあ高く売れましたけど、今となっては後悔ですね(苦笑)。
by MASA (2010-04-21 23:20)
こんばんはー、MASAさん。私もLP大の限定盤は見たことありました。当時は既にCDを持っていたので買いませんでしたけど、中のオマケって何だったんでしょう?
今、このアルバムを買うなら迷わず10周年記念盤がお勧めですね。ライブを見て久しぶりに最初から聴きましたが、いい曲が揃っています、この『Stanley Road』!!
by MCMLXV_65 (2010-04-21 23:30)