Hole/『Celebrity Skin』 [CD]
Courtney Love が中心となった Hole が1998年にリリースした通算3枚目のアルバム『Celebrity Skin』は、1stシングルにもなったタイトル曲に惹かれて購入したアルバムだったが、4人のメンバーが写るジャケットも当時はなかなか気に入ったアルバムだった。
このアルバムがリリースされた1998年頃はオルタナティブやグランジといったジャンルにまだ人気があった頃だが、あまりこのジャンルのバンドには興味を持てずにいた。しかし、Hole だけは Courtney Love の存在もあって気になるバンドだった。
Nirvana の Kurt Cobain と結婚していた Courtney Love だが、『Celebrity Skin』で聴ける Hole の曲にはポップな曲が多く、アルバムは全米チャートで最高9位を記録。カナダのアルバム・チャートでも最高3位を記録し、アメリカだけで150万枚のセールスを記録と、オルタナティブな存在からアルバム・タイトルが示すように『セレブ』な存在へと、人気がメジャーに一気に拡大したアルバムだった。
ここに収められた曲の歌詞のほとんどを Courtney Love が手掛け、ギターの Eric Erlandson を中心に曲作りは進められたという。そしてこの頃『Adore』などのアルバムをヒットさせていた The Smashing Pumpkins の Billy Corgan がタイトル曲を含め、約半分の曲作りに参加していた。
アルバムからは1stシングルの『Celebrity Skin』が Billboard 誌の Modern Rock Tracks で No.1 を獲得、Mainstream Rock Tracks でも最高4位を記録した。そして、2ndシングルの『Malibu』も Modern Rock Tracks で最高3位と好結果を残し、3rdシングルの『Awful』も同チャートで最高13位をマークした。
アルバム・セールスもシングルのチャート・アクションも上々な結果だった『Celebrity Skin』は第41回グラミー賞で惜しくも受賞は逃したが、Best Rock Album や Best Rock Song の部門でノミネートされ、曲としても『Malibu』が翌年のグラミー賞で Best Rock Vocal Performance の候補に挙げられた。
これだけの成功を収めながらも Hole としての活動はこの『Celebrity Skin』以降、ピタリと音沙汰がなくなり、Courtney Love のソロ活動や多くのゴシップ・ネタなどでその名前を聞くのみだった。
ところが、2010年に Courtney Love が Hole のメンバーを一新して新作『Nobody's Daughter』をリリースすると発表。だがこの新作にはかつての Hole 創設時のメンバーである Eric Erlandson は不参加。Hole の名義を Courtney Love が使うことにも異議を唱えた。
Hole 最大のヒット・アルバム『Celebrity Skin』から12年。日本風に言えば、前作から干支が一回りしたことになるわけだが、新生 Hole のアルバム、Courtney Love の新しい挑戦は『Celebrity Skin』を超えることができるだろうか…?
Celebrity Skin
Celebrity Skin
Awful
Hit So Hard
Malibu
Reasons to Be Beautiful
Dying
Use Once & Destroy
Northern Star
Boys on the Radio
Heaven Tonight
Playing Your Song
Petals
このアルバムがリリースされた1998年頃はオルタナティブやグランジといったジャンルにまだ人気があった頃だが、あまりこのジャンルのバンドには興味を持てずにいた。しかし、Hole だけは Courtney Love の存在もあって気になるバンドだった。
Nirvana の Kurt Cobain と結婚していた Courtney Love だが、『Celebrity Skin』で聴ける Hole の曲にはポップな曲が多く、アルバムは全米チャートで最高9位を記録。カナダのアルバム・チャートでも最高3位を記録し、アメリカだけで150万枚のセールスを記録と、オルタナティブな存在からアルバム・タイトルが示すように『セレブ』な存在へと、人気がメジャーに一気に拡大したアルバムだった。
ここに収められた曲の歌詞のほとんどを Courtney Love が手掛け、ギターの Eric Erlandson を中心に曲作りは進められたという。そしてこの頃『Adore』などのアルバムをヒットさせていた The Smashing Pumpkins の Billy Corgan がタイトル曲を含め、約半分の曲作りに参加していた。
アルバムからは1stシングルの『Celebrity Skin』が Billboard 誌の Modern Rock Tracks で No.1 を獲得、Mainstream Rock Tracks でも最高4位を記録した。そして、2ndシングルの『Malibu』も Modern Rock Tracks で最高3位と好結果を残し、3rdシングルの『Awful』も同チャートで最高13位をマークした。
アルバム・セールスもシングルのチャート・アクションも上々な結果だった『Celebrity Skin』は第41回グラミー賞で惜しくも受賞は逃したが、Best Rock Album や Best Rock Song の部門でノミネートされ、曲としても『Malibu』が翌年のグラミー賞で Best Rock Vocal Performance の候補に挙げられた。
これだけの成功を収めながらも Hole としての活動はこの『Celebrity Skin』以降、ピタリと音沙汰がなくなり、Courtney Love のソロ活動や多くのゴシップ・ネタなどでその名前を聞くのみだった。
ところが、2010年に Courtney Love が Hole のメンバーを一新して新作『Nobody's Daughter』をリリースすると発表。だがこの新作にはかつての Hole 創設時のメンバーである Eric Erlandson は不参加。Hole の名義を Courtney Love が使うことにも異議を唱えた。
Hole 最大のヒット・アルバム『Celebrity Skin』から12年。日本風に言えば、前作から干支が一回りしたことになるわけだが、新生 Hole のアルバム、Courtney Love の新しい挑戦は『Celebrity Skin』を超えることができるだろうか…?
Celebrity Skin
Celebrity Skin
Awful
Hit So Hard
Malibu
Reasons to Be Beautiful
Dying
Use Once & Destroy
Northern Star
Boys on the Radio
Heaven Tonight
Playing Your Song
Petals
2010-04-27 20:52
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コメント(2)
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先ほどはコメントありがとうございました^^。
そう言われれば、干支がひと回りしたんですね。早いなあ〜。
これの前のアルバムはほとんど聴いたことないんですが、これは今聴いても古くないし、いいアルバムですね。ビリー・コーガンの力も大きいですし。
今回はメンツが異なるようですが、どうなんでしょうねえ。
とにかくコートニーが健在なのはうれしいです。
by MASA (2010-04-28 00:18)
MASAさん、コメントありがとうございます! 私もこの前の Hole のアルバムって聴いたことがないんですよねぇ。MASAさんのブログで新作紹介がなければ、このアルバムも久々に引っ張り出すことはなかったかもしれませんので、感謝感謝です。^^
で、ニューアルバムはもう少し巷での評判を聞いてから! と思っています。
by MCMLXV_65 (2010-04-28 00:49)