Paul McCartneyのHyde Parkでのライブ映像

6月最終週の週末、イギリスでは40周年を迎えた Glastonbury Festival が開催されていたが、その同じ週末に Hyde Park では Hard Rock Calling が開かれ、最終日の最後のステージに Paul McCartney が登場。そのステージが YouTube で中継された。

YouTube で中継されたライブの模様は、約70分のダイジェストがこちらから見ることができる。(リンク切れの際はご容赦下さい)

この70分の映像は『Jet』で幕を開け、最近の Paul のツアーでプレイされている Wings 時代の『Letting Go』や『Let 'Em In』を含め、The Beatles 時代の『Ob-La-Di, Ob-La-Da』という珍しい曲がプレイされた。

この YouTube で見られる Paul のライブ映像は、途中に Born HIV Free というキャンペーンの告知映像も挿入されていた。今後も有名アーティストのネットでのライブ中継は増えるだろうが、今回のように注目度が大きいイベントで、こういうキャンペーン告知を盛り込めば、より幅広い層に周知ができるし、改めて問題意識を喚起することもできて効果的だと思えた。

ネットで全世界の人々が見ることができるので、英語圏だけではなく他の言語にも対応したキャンペーンであれば、より多くの人々にアピールすることも可能になるだろう。

ちょっと話がズレてしまったが、今回の YouTube 中継で放送されたのは以下の16曲だった。

Hard Rock Calling @ Hyde Park, London, England
Jet
All My Loving
Letting Go
Got To Get You Into My Life
Let Me Roll It
The Long And Winding Road
Let 'Em In
My Love
I'm Looking Through You
Blackbird
Dance Tonight
Mrs Vanderbilt
Eleanor Rigby
Band On The Run
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Back In The U.S.S.R.

映画『ROCK SHOW』のオープニング再現は今回の You Tube 中継ではなかったようだが、今年に入ってからのライブは昨年リリースされた『Good Evening New York City』のようなかたちで公式リリースされないのだろうか?

過去に同じツアーの音源をタイトルを変えてリリースしたこともある Paul なので、今年に入ってから少しセットリストを変えたここ最近のライブを『Good Evening London』なんてタイトルで期待してみるのもありかと思うが、果たして実現のほどは…?

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