Bon Jovi/『Slippery When Wet』 [CD]
夏のイメージが似合うジャケットといえば、この Bon Jovi が1986年にリリースした3rdアルバムの『Slippery When Wet』ほどピッタリ! 合うジャケットはない(と、思う…)。
アルバムのリリースに先行して7月にはシングル『You Give Love A Bad Name』がリリースされ、翌8月にこの『Slippery When Wet』がリリースされた。
しかし、水を浴びて破れた T シャツを着た女性(↑)のジャケットがアメリカなどでは問題になり、日本ではこのままリリースされたが、他の国ではジャケット変更を強いられ、水滴がしたたるところにタイトルの文字をなぞった無難なジャケット(←)としてリリースされた。
1~2年前、Bon Jovi の過去のアルバムが紙ジャケット仕様としてリイシューされたが、その時にこの『Slippery When Wet』は2種類のジャケットが同梱されてのリリースだった。
このようなトラブルもあった『Slippery When Wet』だったが、当時は売れに売れ、アメリカだけでも1986年の暮れに300万枚以上のセールスを記録。1987年の8月にはさらに売上げを伸ばして800万枚のセールスを記録し、1993年10月には1000万枚も突破、ダイアモンド・アルバムも獲得した。
カナダ、アメリカの北米市場ではともにアルバム・チャートの No.1 に輝き、アメリカでは1986年の秋と1987年の1月から3月にかけて8週間 No.1 の座に就いた。また、Billboard 誌のアルバム・チャートでは Top5 に38週間もランクされ、『Slippery When Wet』は1987年に最も売れたアルバムにもなった。
10月に『Slippery When Wet』が Bon Jovi 初の No.1 アルバムになった後、1stシングルの『You Give Love A Bad Name』も11月末に初の No.1 シングルに。アルバムが全米 No.1 になった頃にシングル・カットされた『Livin' On A Prayer』もジワジワとチャートを上昇し、年明けの2月に4週連続 No.1 を記録した。
1987年に入ってからも『Slippery When Wet』からは『Wanted Dead Or Alive』と『Never Say Goodbye』の2曲がシングル・カットされ、前者は全米チャートで最高7位を記録。『Slippery When Wet』は3曲連続で Top10 シングルを放った Bon Jovi 初のアルバムにもなった。(続くアルバム『New Jersey』では5曲連続で Top10 シングルを輩出)
Bruce Fairbairn がプロデュース、Bob Rock がミックスを担当した『Slippery When Wet』は改めて聴くと1980年代という時代を強く感じるアルバムだが、このふたりが関わった次のアルバム『New Jersey』と併せて『Slippery When Wet』は Bon Jovi を代表するアルバムになった。
シングルになった4曲以外にも『Raise Your Hands』や『Wild In The Streets』などの曲がライブでプレイされ、ライブ映えのする曲が多いアルバムでもあった。
Slippery When Wet
Let It Rock
You Give Love A Bad Name
Livin' On A Prayer
Social Disease
Wanted Dead Or Alive
Raise Your Hands
Without Love
I'd Die For You
Never Say Goodbye
Wild In The Streets
アルバムのリリースに先行して7月にはシングル『You Give Love A Bad Name』がリリースされ、翌8月にこの『Slippery When Wet』がリリースされた。
しかし、水を浴びて破れた T シャツを着た女性(↑)のジャケットがアメリカなどでは問題になり、日本ではこのままリリースされたが、他の国ではジャケット変更を強いられ、水滴がしたたるところにタイトルの文字をなぞった無難なジャケット(←)としてリリースされた。
1~2年前、Bon Jovi の過去のアルバムが紙ジャケット仕様としてリイシューされたが、その時にこの『Slippery When Wet』は2種類のジャケットが同梱されてのリリースだった。
このようなトラブルもあった『Slippery When Wet』だったが、当時は売れに売れ、アメリカだけでも1986年の暮れに300万枚以上のセールスを記録。1987年の8月にはさらに売上げを伸ばして800万枚のセールスを記録し、1993年10月には1000万枚も突破、ダイアモンド・アルバムも獲得した。
カナダ、アメリカの北米市場ではともにアルバム・チャートの No.1 に輝き、アメリカでは1986年の秋と1987年の1月から3月にかけて8週間 No.1 の座に就いた。また、Billboard 誌のアルバム・チャートでは Top5 に38週間もランクされ、『Slippery When Wet』は1987年に最も売れたアルバムにもなった。
10月に『Slippery When Wet』が Bon Jovi 初の No.1 アルバムになった後、1stシングルの『You Give Love A Bad Name』も11月末に初の No.1 シングルに。アルバムが全米 No.1 になった頃にシングル・カットされた『Livin' On A Prayer』もジワジワとチャートを上昇し、年明けの2月に4週連続 No.1 を記録した。
1987年に入ってからも『Slippery When Wet』からは『Wanted Dead Or Alive』と『Never Say Goodbye』の2曲がシングル・カットされ、前者は全米チャートで最高7位を記録。『Slippery When Wet』は3曲連続で Top10 シングルを放った Bon Jovi 初のアルバムにもなった。(続くアルバム『New Jersey』では5曲連続で Top10 シングルを輩出)
Bruce Fairbairn がプロデュース、Bob Rock がミックスを担当した『Slippery When Wet』は改めて聴くと1980年代という時代を強く感じるアルバムだが、このふたりが関わった次のアルバム『New Jersey』と併せて『Slippery When Wet』は Bon Jovi を代表するアルバムになった。
シングルになった4曲以外にも『Raise Your Hands』や『Wild In The Streets』などの曲がライブでプレイされ、ライブ映えのする曲が多いアルバムでもあった。
Slippery When Wet
Let It Rock
You Give Love A Bad Name
Livin' On A Prayer
Social Disease
Wanted Dead Or Alive
Raise Your Hands
Without Love
I'd Die For You
Never Say Goodbye
Wild In The Streets
2010-08-04 19:51
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