Ronnie Wood/『I Feel Like Playing』 [CD]
Ronnie Wood が2001年のスタジオ・アルバム『Not For Beginners』以来となる新作『I Feel Like Playing』をリリースした。
2006年には Ronnie が過去に在籍していた Jeff Beck Group や The Faces の音源も含めた2枚組のベスト盤『Anthology: The Essential Crossexion』をリリースし、それ以降は Barbarians 名義で1970年代に残したライブ盤を散発的にリリースしていた Ronnie だが、純粋な音楽的な話題には乏しく、ここ数年の Ronnie はゴシップ誌を賑わすような話題ばかりだった。
そういう状況にあった中、突如この新作『I Feel Like Playing』のリリースが今年の8月頃に明らかになった。
折しも Ronnie が現在正式メンバーである The Rolling Stones は1972年の『Exile on Main St.』のリマスター盤リリースや、この当時のレコーディング風景を収めた『Stones in Exile』などで話題豊富だったが、Ronnie はまだこの頃 The Rolling Stones のメンバーではなかったので、この一連のイベントにはひとり蚊帳の外の状態だった。
それだけに Ronnie の音楽活動の結果が、こういう新作というかたちで届けられ、その健在ぶりが確認できたことはとても嬉しかった。
この『I Feel Like Playing』には Ronnie の持つ人脈から多くのゲスト・ミュージシャンが参加している。Faces 時代の Ian McLagan を筆頭に、ここ最近の The Rolling Stones のツアーに帯同していた Daryl Jones や Bernard Fowler、Blondie Chaplin も多くの曲で参加している。
また、2009年に The Insects 名義で活動した Ivan Neville と Red Hot Chili Peppers の Flea もこの新作に参加し、同じ2009年に Ronnie は Pearl Jam のステージに登場しているが、その縁からか、Eddie Vedder の名前もこの新作にはあった。
他にも『I Feel Like Playing』には元 Guns N' Roses の Slash、ZZ Top の Billy Gibbons、Neil Young と付き合いの長い Rick Rosas、Keith Richards の The X-Pensive Winos のメンバー Waddy Wachtel の名前があり、Bob Rock や Bobby Womack、Steve Ferrone、Kris Kristofferson, Jim Keltner がこのアルバムにゲスト参加している。
『I Feel Like Playing』に収録された曲は Willie Dixon の1960年代の曲『Spoonful』以外は全て Ronnie が関わった曲で、『Lucky Man』には Eddie Vedder の名前が、『Thing About You』には Billy Gibbons の名前がクレジットされていた。
これだけの面々を曲ごとにラインアップを変えて纏め上げた Ronnie の手腕にはただ驚くばかりだが、それぞれの曲でボーカルを務める Ronnie のダミ声もまた、とても楽しそうに聞こえる。
The Rolling Stones という場所では Ronnie の作曲面での貢献度は大きくないが、たまにリリースされる Ronnie のソロ・アルバムはその鬱憤を晴らすかのようで、いつもその出来は悪くない。むしろ、ソロがリリースされる度にこの場で披露した曲をライブでも聴きたくなる。
でも、このアルバムに参加した Slash や Flea、Ian McLagan、Jim Keltner、Waddy Wachtel が Ronnie のサポートとして集うライブは実現したらチケット代がとても高くなってしまい、簡単には見られないか…。
I Feel Like Playing
Why You Wanna Go And Do A Thing Like That For
Sweetness My Weakness
Lucky Man
I Gotta See
Thing About You
Catch You
Spoonful
I Don't Think So
100%
Fancy Pants
Tell Me Something
Forever
2006年には Ronnie が過去に在籍していた Jeff Beck Group や The Faces の音源も含めた2枚組のベスト盤『Anthology: The Essential Crossexion』をリリースし、それ以降は Barbarians 名義で1970年代に残したライブ盤を散発的にリリースしていた Ronnie だが、純粋な音楽的な話題には乏しく、ここ数年の Ronnie はゴシップ誌を賑わすような話題ばかりだった。
そういう状況にあった中、突如この新作『I Feel Like Playing』のリリースが今年の8月頃に明らかになった。
折しも Ronnie が現在正式メンバーである The Rolling Stones は1972年の『Exile on Main St.』のリマスター盤リリースや、この当時のレコーディング風景を収めた『Stones in Exile』などで話題豊富だったが、Ronnie はまだこの頃 The Rolling Stones のメンバーではなかったので、この一連のイベントにはひとり蚊帳の外の状態だった。
それだけに Ronnie の音楽活動の結果が、こういう新作というかたちで届けられ、その健在ぶりが確認できたことはとても嬉しかった。
この『I Feel Like Playing』には Ronnie の持つ人脈から多くのゲスト・ミュージシャンが参加している。Faces 時代の Ian McLagan を筆頭に、ここ最近の The Rolling Stones のツアーに帯同していた Daryl Jones や Bernard Fowler、Blondie Chaplin も多くの曲で参加している。
また、2009年に The Insects 名義で活動した Ivan Neville と Red Hot Chili Peppers の Flea もこの新作に参加し、同じ2009年に Ronnie は Pearl Jam のステージに登場しているが、その縁からか、Eddie Vedder の名前もこの新作にはあった。
他にも『I Feel Like Playing』には元 Guns N' Roses の Slash、ZZ Top の Billy Gibbons、Neil Young と付き合いの長い Rick Rosas、Keith Richards の The X-Pensive Winos のメンバー Waddy Wachtel の名前があり、Bob Rock や Bobby Womack、Steve Ferrone、Kris Kristofferson, Jim Keltner がこのアルバムにゲスト参加している。
『I Feel Like Playing』に収録された曲は Willie Dixon の1960年代の曲『Spoonful』以外は全て Ronnie が関わった曲で、『Lucky Man』には Eddie Vedder の名前が、『Thing About You』には Billy Gibbons の名前がクレジットされていた。
これだけの面々を曲ごとにラインアップを変えて纏め上げた Ronnie の手腕にはただ驚くばかりだが、それぞれの曲でボーカルを務める Ronnie のダミ声もまた、とても楽しそうに聞こえる。
The Rolling Stones という場所では Ronnie の作曲面での貢献度は大きくないが、たまにリリースされる Ronnie のソロ・アルバムはその鬱憤を晴らすかのようで、いつもその出来は悪くない。むしろ、ソロがリリースされる度にこの場で披露した曲をライブでも聴きたくなる。
でも、このアルバムに参加した Slash や Flea、Ian McLagan、Jim Keltner、Waddy Wachtel が Ronnie のサポートとして集うライブは実現したらチケット代がとても高くなってしまい、簡単には見られないか…。
I Feel Like Playing
Why You Wanna Go And Do A Thing Like That For
Sweetness My Weakness
Lucky Man
I Gotta See
Thing About You
Catch You
Spoonful
I Don't Think So
100%
Fancy Pants
Tell Me Something
Forever
タグ:Ronnie Wood 2010
2010-09-29 14:00
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