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enya/『A Day Without Rain』 [CD]

A-Day-Without-Rain.jpgenya が2000年代に初めてリリースしたスタジオ・アルバム『A Day Without Rain』は、前作『The Memory Of Trees』から5年ぶりのアルバムだったが、次のアルバム『Amarantine』がリリースされるまでも『A Day Without Rain』から5年を待つことになった。

知名度の高い enya のアルバムといえば『Orinoco Flow』を含む『Watermark』や、『Caribbean Blue』を含む『Shepherd Moons』が挙げられるが、意外にも『A Day Without Rain』は enya のアルバムの中では世界中で最も売れたアルバムで1500万枚以上のセールスを記録し、アメリカだけで700万枚以上の売上げを記録した。

『A Day Without Rain』はアメリカやスイス、ニュージーランドのアルバム・チャートで最高2位を記録し、ドイツとオーストリアでは No.1 を記録。スウェーデンとオーストラリアでは最高4位、イギリスとイタリアでは最高6位、そして enya の母国アイルランドでは最高7位を記録と、世界中のアルバム・チャートで軒並み Top10 入りを果たしたアルバムになった。

『A Day Without Rain』は10曲目の『One By One』まで曲順に変わりないが、それ以降はリリースされた国によって収録曲が異なる。手元にある『A Day Without Rain』は11曲目に『Isobella』があるが、この曲は日本盤にしか収録されていないそうで、その後に『Lazy Days』がアルバムの最後に配されている。

『A Day Without Rain』は2曲のインストルメンタルを含む全12曲で、わずか40分足らずしかないアルバムだが、1曲目のタイトル曲から『Wild Child』と『Only Time』へと続く流れはこのアルバムのハイライトの部分でもある。

『Only Time』は映画の挿入歌やテレビドラマ『Friends』の CM に使われたが、2001年9月11日の同時多発テロ後に被害者の家族に寄付をする目的で『Only Time』は改めてリリースされ、全米チャートで最高10位を記録した。これはそれまでのアメリカでのシングルで最高位だった。また母国アイルランドのチャートでは『Orinoco Flow』以来となる2曲目の No.1 シングルになった。

日本では『A Day Without Rain』に収められた曲の幾つかが CM に使われたこともあって、このアルバムに馴染みがあるという方も多いかもしれない。

2001年の9月に起きた出来事が enya の曲により注目を集める結果になり、世界中で広く聴かれるようになった『A Day Without Rain』は、静かな曲と明るめの曲がほぼ交互に並べられている。『A Day Without Rain』は2002年の Grammy 賞では Best New Age Album にも選出されている。

A Day Without Rain
A Day Without Rain
Wild Child
Only Time
Tempus Vernum
Deora Ar Mo Chroí
Flora's Secret
Fallen Embers
Silver Inches
Pilgrim
One By One
Isobella
Lazy Days

タグ:2000 Enya


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