Glee Cast/『glee: the music, presents the warblers』 [CD]
日本でも海外ドラマ『glee』がスカパー! の FOX でシーズン2が好評放映中だが、シーズン2のサウンドトラック盤が早くも4枚目のフル・アルバム(『glee: the music, The Christmas Album』含む)がこの4月にリリースされた。当初、このアルバムのジャケットを見たときは『glee』の登場人物が一人もいないことから、本当に『glee』のサウンドトラック盤なのか、不思議に思った。
だが、FOX で放送されたエピソード『Never Been Kissed』でこのジャケットに描かれた制服を着る Dalton Academy のグリー部 The Warblers が紹介され、このアルバムが公式なサウンドトラック盤であると分かり、ここに収められた13曲についてもどんな風にエピソードで取り上げられるのか興味が出てきた。
しかし、手元に届いた CD のブックレットを見るとそこには The Warblers の制服を着た Chris Colfer 演じる Kurt Hummel があり、このスチールの意味する内容に「?」が浮かんだ。
収録された13曲のクレジットを見ると、そこには McKinley High School の New Directions のメンバーは一人もなく、The Warblers の中心メンバーである Darren Criss が演じる Blaine Anderson がリード・ボーカルの曲が10曲。Kurt がメインの曲が『Blackbird』の1曲だけで、ふたりがボーカルをとる曲が『Animal』と『Candles』の2曲となっていた。
今まで『glee』のサウンドトラック盤に収録された曲は New Directions がメインだったが、今回のアルバムでは The Warblers の曲がメインで、こういうかたちのサウンドトラック盤は今までになかったことだった。
1曲目の Katy Perry の『Teenage Dream』はシーズン2最初のフル・アルバム『glee: the music, Volume 4』にも収録されていたが、その他の12曲は全てこのアルバムで初登場となる曲ばかり。また、これまでのサウンドトラック盤にある曲は懐かしく思う曲が多かったが、今回のアルバムではシーズン2の特徴でもある最近の曲が多く、全13曲中8曲が21世紀の曲だった。
New Directions が歌う曲は Matthew Morrison 演じるグリー部の顧問 Will Schuester の好みもあって1980年代を中心にした曲が多かったが、その選曲にはグリー部のメンバーも不満を持ち、Gwyneth Paltrow 演ずる代理教員 Holly Holliday が登場した『The Substitute』では Cee Lo Green の『Forget You』が取り上げられた。どうやら The Warblers の歌う曲にもその傾向があるようだ。
そして Dalton Academy の制服を着た Kurt の理由も昨夜(4月24日)のエピソード『Furt』で明らかになった。ここでは『glee』をまだ見ていない方にも配慮し、そのストーリーは記さないが、Kurt がある行動を起こす。
Kurt 役の Chris Colfer は昨年のエミー賞でコメディ部門の最優秀助演男優にノミネートされ、今年のゴールデン・グローブ賞ではテレビ部門の最優秀助演男優に選ばれた。そのときはなぜ Kurt がそれほど評価されるのか、よくわからなかったが、最近放送された数回のエピソードで Kurt を巡る環境は目まぐるしく変化し、それに対する演技が評価されたのだと理解できた。
まだ日本では『glee: the music, presents the warblers』の中にある曲が使われたエピソードは『Teenage Dream』が使われた1話しか放送されていないが、このアルバムにある Kurt を含めた The Warblers と『glee: the music, Volume 5』に含まれた New Directions の曲が今度どのように絡んでいくのか、とても楽しみだ。
glee: the music, presents the warblers
Teenage Dream by Katy Perry (2010)
Hey, Soul Sister by Train (2009)
Bills, Bills, Bills by Destiny's Child (1999)
Silly Love Songs by Wings (1976)
When I Get You Alone by Robin Thicke (2002)
Animal by Neon Trees (2010)
Misery by Maroon 5 (2010)
Blackbird by The Beatles (1968)
Candles by Hey Monday (2011)
Raise Your Glass by Pink (2010)
Somewhere Only We Know by Keane (2004)
What Kind Of Fool by Barbra Streisand & Barry Gibb (1981)
Do Ya Think I'm Sexy? by Rod Stewart (1978)
だが、FOX で放送されたエピソード『Never Been Kissed』でこのジャケットに描かれた制服を着る Dalton Academy のグリー部 The Warblers が紹介され、このアルバムが公式なサウンドトラック盤であると分かり、ここに収められた13曲についてもどんな風にエピソードで取り上げられるのか興味が出てきた。
しかし、手元に届いた CD のブックレットを見るとそこには The Warblers の制服を着た Chris Colfer 演じる Kurt Hummel があり、このスチールの意味する内容に「?」が浮かんだ。
収録された13曲のクレジットを見ると、そこには McKinley High School の New Directions のメンバーは一人もなく、The Warblers の中心メンバーである Darren Criss が演じる Blaine Anderson がリード・ボーカルの曲が10曲。Kurt がメインの曲が『Blackbird』の1曲だけで、ふたりがボーカルをとる曲が『Animal』と『Candles』の2曲となっていた。
今まで『glee』のサウンドトラック盤に収録された曲は New Directions がメインだったが、今回のアルバムでは The Warblers の曲がメインで、こういうかたちのサウンドトラック盤は今までになかったことだった。
1曲目の Katy Perry の『Teenage Dream』はシーズン2最初のフル・アルバム『glee: the music, Volume 4』にも収録されていたが、その他の12曲は全てこのアルバムで初登場となる曲ばかり。また、これまでのサウンドトラック盤にある曲は懐かしく思う曲が多かったが、今回のアルバムではシーズン2の特徴でもある最近の曲が多く、全13曲中8曲が21世紀の曲だった。
New Directions が歌う曲は Matthew Morrison 演じるグリー部の顧問 Will Schuester の好みもあって1980年代を中心にした曲が多かったが、その選曲にはグリー部のメンバーも不満を持ち、Gwyneth Paltrow 演ずる代理教員 Holly Holliday が登場した『The Substitute』では Cee Lo Green の『Forget You』が取り上げられた。どうやら The Warblers の歌う曲にもその傾向があるようだ。
そして Dalton Academy の制服を着た Kurt の理由も昨夜(4月24日)のエピソード『Furt』で明らかになった。ここでは『glee』をまだ見ていない方にも配慮し、そのストーリーは記さないが、Kurt がある行動を起こす。
Kurt 役の Chris Colfer は昨年のエミー賞でコメディ部門の最優秀助演男優にノミネートされ、今年のゴールデン・グローブ賞ではテレビ部門の最優秀助演男優に選ばれた。そのときはなぜ Kurt がそれほど評価されるのか、よくわからなかったが、最近放送された数回のエピソードで Kurt を巡る環境は目まぐるしく変化し、それに対する演技が評価されたのだと理解できた。
まだ日本では『glee: the music, presents the warblers』の中にある曲が使われたエピソードは『Teenage Dream』が使われた1話しか放送されていないが、このアルバムにある Kurt を含めた The Warblers と『glee: the music, Volume 5』に含まれた New Directions の曲が今度どのように絡んでいくのか、とても楽しみだ。
glee: the music, presents the warblers
Teenage Dream by Katy Perry (2010)
Hey, Soul Sister by Train (2009)
Bills, Bills, Bills by Destiny's Child (1999)
Silly Love Songs by Wings (1976)
When I Get You Alone by Robin Thicke (2002)
Animal by Neon Trees (2010)
Misery by Maroon 5 (2010)
Blackbird by The Beatles (1968)
Candles by Hey Monday (2011)
Raise Your Glass by Pink (2010)
Somewhere Only We Know by Keane (2004)
What Kind Of Fool by Barbra Streisand & Barry Gibb (1981)
Do Ya Think I'm Sexy? by Rod Stewart (1978)
2011-04-25 15:00
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)▲ページトップ▲
コメント 0