The Rolling Stones/『Still Life』 [CD]
副題に American Concert 1981 と付けられた The Rolling Stones のライブ盤『Still Life』は1982年にリリースされ、そのツアーの模様を収めた Hal Ashby が監督した映画『Let's Spend The Night Together』も同時に公開された。
The Rolling Stones のライブ盤は1977年の『Love You Live』以来5年ぶりのことで、『Still Life』は通算4枚目の公式なライブ盤になり、これ以降は1991年の『Flashpoint』までライブ盤のリリースはない。
The Rolling Stones のスタジオ・アルバムはレーベルの移籍に伴い様々なタイミングでリイシューされてきたが、ライブ盤はなぜかいつもリイシューの対象から外れ、この『Still Life』が CD 時代にリイシューされたのはレーベルが Virgin に移籍した1998年が最初で、その時は Bob Ludwig がデジタル・リマスターを手掛けていた。
ジャケットは日本人の Kazuhide Yamazaki によるもので、そのカラフルなデザインは The Rolling Stones の持つイメージとは必ずしも合っていないように感じたが、この頃のステージで見られた Mick Jagger や Keith Richards の衣装もそれまでのロックが持つ暗いイメージを変えるスポーティな装いだった。
この当時の The Rolling Stones のメンバーはベースに(映画を見るとほとんど動きがない) Bill Wyman もいて、さらにキーボードには Ian McLagan と今は亡き Ian Stewart も参加と、1960年代の頃からのメンバーが揃った最後のライブでもあった。
『Still Life』は2009年にもレーベルが Universal へ変わったことで再びリマスター盤が Stephen Marcussen と Stewart Whitmore の手で行われてリイシューされたが、こちらは聴いたことがないので、1998年の Virgin 版とどれだけの差があるのかはよく分からない。
だが、もともと Bob Clearmountain の行ったミックスのおかげで各メンバーのプレイはクリアに収録されているので、リマスターされてもそう劇的な変化はないようで、しかも長らくリイシュー対象から外れていたため、1998年の Virgin 版『Still Life』は CD でよく聴いたアルバムだった。
オリジナルの『Still Life』がリリースされた当時は地味な2曲のカバー『Going To A Go-Go』と『Time Is On My Side』がシングル・カットされ、前者は英26位/米25位を記録。後者は全英チャートで最高62位を記録した。
アルバム『Still Life』は英4位/米5位をマークし、アメリカでは100万枚以上を売り上げてプラティナ・ディスクを獲得。イギリスでは10万枚を突破してゴールド・ディスクを獲得している。
Still Life
Intro:Take the 'A' Train
Under My Thumb
Let's Spend The Night Together
Shattered
Twenty Flight Rock
Going To A Go-Go
Let Me Go
Time Is On My Side
Just My Imagination
Start Me Up
(I Can't Get No) Satisfaction
Outro:Star Spangled Banner
The Rolling Stones のライブ盤は1977年の『Love You Live』以来5年ぶりのことで、『Still Life』は通算4枚目の公式なライブ盤になり、これ以降は1991年の『Flashpoint』までライブ盤のリリースはない。
The Rolling Stones のスタジオ・アルバムはレーベルの移籍に伴い様々なタイミングでリイシューされてきたが、ライブ盤はなぜかいつもリイシューの対象から外れ、この『Still Life』が CD 時代にリイシューされたのはレーベルが Virgin に移籍した1998年が最初で、その時は Bob Ludwig がデジタル・リマスターを手掛けていた。
ジャケットは日本人の Kazuhide Yamazaki によるもので、そのカラフルなデザインは The Rolling Stones の持つイメージとは必ずしも合っていないように感じたが、この頃のステージで見られた Mick Jagger や Keith Richards の衣装もそれまでのロックが持つ暗いイメージを変えるスポーティな装いだった。
この当時の The Rolling Stones のメンバーはベースに(映画を見るとほとんど動きがない) Bill Wyman もいて、さらにキーボードには Ian McLagan と今は亡き Ian Stewart も参加と、1960年代の頃からのメンバーが揃った最後のライブでもあった。
『Still Life』は2009年にもレーベルが Universal へ変わったことで再びリマスター盤が Stephen Marcussen と Stewart Whitmore の手で行われてリイシューされたが、こちらは聴いたことがないので、1998年の Virgin 版とどれだけの差があるのかはよく分からない。
だが、もともと Bob Clearmountain の行ったミックスのおかげで各メンバーのプレイはクリアに収録されているので、リマスターされてもそう劇的な変化はないようで、しかも長らくリイシュー対象から外れていたため、1998年の Virgin 版『Still Life』は CD でよく聴いたアルバムだった。
オリジナルの『Still Life』がリリースされた当時は地味な2曲のカバー『Going To A Go-Go』と『Time Is On My Side』がシングル・カットされ、前者は英26位/米25位を記録。後者は全英チャートで最高62位を記録した。
アルバム『Still Life』は英4位/米5位をマークし、アメリカでは100万枚以上を売り上げてプラティナ・ディスクを獲得。イギリスでは10万枚を突破してゴールド・ディスクを獲得している。
Still Life
Intro:Take the 'A' Train
Under My Thumb
Let's Spend The Night Together
Shattered
Twenty Flight Rock
Going To A Go-Go
Let Me Go
Time Is On My Side
Just My Imagination
Start Me Up
(I Can't Get No) Satisfaction
Outro:Star Spangled Banner
2011-05-05 16:08
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