アメリカン・アイドル10 Top6 [いろいろと…]
地方予選で125,000人が集まったアメリカン・アイドルのシーズン10は、わずか6人に絞りこまれ、ファイナルまであと1か月に迫った。
今回のテーマは稀代のソングライター、そしてシンガーとしても類まれな才能の持ち主である "Living Legend" Carol King の楽曲。コーチ役には、いつもの名プロデューサー Jimmy Iovine に加えて Babyface も参加し、Top6 に様々なアドバイスや指導を行った。
そして Top6 はいつものソロ・パフォーマンスを行うが、3組のデュエットによる曲も披露。デュエットは視聴者投票の対象外だが、意外なパフォーマンスを披露した組もあった。
Top6 のトップに登場したのは前回ボトム3を経験し、番組を去る危機に立たされた Jacob から。
◆Jacob Lusk ★★
リハーサルでは65回も歌ったと言う Jacob に Jimmy Iovine は一番危うい存在とコメント。そのステージで Jacob は観客席後方の大きなスクリーンに映る自分の姿を時々確認しているようで、今までの一心不乱に歌う姿が見られず終い。高音ばかりが目立つステージは Jacob として普通の出来のパフォーマンスに映り、これまでのベストと呼べるステージではなかった。
◇Lauren Alaina ★★
Babyface からもっと高い音を出してみてはと言われた Lauren は失敗したらと不安な一面を出すが、ここまで来たら挑戦なく先に進めないのでは? リハーサルでは何かと比較される Miley Cyrus も登場して Lauren にアドバイス。本番のステージでは途中でファンを客席からステージに上げたりしたが、Jacob 同様に Top6 にしてはまぁまぁの出来に思えるパフォーマンスだった。
ここでソロ・パフォーマンスはお休みして、Haley と Casey のデュエットで Carol King が1971年に『It's Too Late』との両A面シングルで全米 No.1 を記録した『I Feel The Earth Move』を披露。
◆Scotty McCreery ★★★
Jimmy Iovine からは失敗すれば他の候補者に埋もれると言われた Scotty は、これまでの歌い方を変えてソフトに歌い上げるという一面を披露。Scotty と言えば低音が魅力だが、今回はそれも抑え気味に歌い上げ、前回マイクの持ち方を茶化されたが、それも意識して封印。いつもの Scotty と違うステージはこれまでのマンネリ気味と言われたステージを払拭する内容だった。
◆James Durbin ★★★
今回のテーマは James に不利と思えたが、リハーサルの時から Jimmy Iovine と Babyface が拍手を贈るシーンがあった。そして本番ではギターを抱えた James のアカペラでスタート。その時点から James のステージに惹き込まれ、途中からバンドが加わったステージは派手なギミックがなくても間違いなく Top6 のベスト・ステージだった。
再び Top6 のソロ・パフォーマンスを中断して、1962年に Carole King と Gerry Goffin が書き、The Drifters が歌って全米チャート最高5位を記録した『Up On The Roof』を Lauren と Scotty の10代がデュエットした。
◆Casey Abrams ★★★
Jimmy Iovine から失敗を恐れないと言わしめた Casey のステージは、ジャズの要素あり、ブルーズの雰囲気ありのステージで、まさに Casey にしか出来ないパフォーマンス。だが、シーズン10の視聴者投票でこの Casey がたまに評価されないことも。James とはまた違う意味で Top6 のベスト・パフォーマンスに挙げてもいいと思えたステージだった。
◇Haley Reinhart ★★
Top6 の最後に登場した Haley は The Beatles の曲のように歌いたいと意見。Babyface からはスローに歌う箇所を、Jimmy Iovine からは歌詞の単語 Get に込められた意味をアドバイスされ、それを本番のステージでみごと披露した。Carol King 本人と比べてしまいそうなステージだったが、これまでの Haley に比べると格段に良くなったと思えるパフォーマンスだった。
最後のデュエットは1964年に Carole King と Gerry Goffin のコンビが書き、Herman's Hermits がデビュー・シングルとして歌い全米 No.1 に輝いた『I'm Into Something Good』を James と Jacob という異色のデュエットが披露した。
シーズン10の Top6 は誰もが平均以上のパフォーマンスを披露して、Scotty はこれまでと違う一面を、James はギミックがなくとも素晴らしいステージを、Casey は Casey にしか出来ないステージを見せつけた。
Haley も成長が見られるステージを披露し、やや平凡と思えたのが Jacob と Lauren のふたりだった。Scotty、James は今回も安泰だと思うが、残りの4人は意外な接戦になってしまうかも…?
今回のテーマは稀代のソングライター、そしてシンガーとしても類まれな才能の持ち主である "Living Legend" Carol King の楽曲。コーチ役には、いつもの名プロデューサー Jimmy Iovine に加えて Babyface も参加し、Top6 に様々なアドバイスや指導を行った。
そして Top6 はいつものソロ・パフォーマンスを行うが、3組のデュエットによる曲も披露。デュエットは視聴者投票の対象外だが、意外なパフォーマンスを披露した組もあった。
Top6 のトップに登場したのは前回ボトム3を経験し、番組を去る危機に立たされた Jacob から。
Jacob Lusk(23) Spa Concierge 『On No Not My Baby』by Carole King |
Lauren Alaina(16) Student 『Where You Lead』by Carole King |
◆Jacob Lusk ★★
リハーサルでは65回も歌ったと言う Jacob に Jimmy Iovine は一番危うい存在とコメント。そのステージで Jacob は観客席後方の大きなスクリーンに映る自分の姿を時々確認しているようで、今までの一心不乱に歌う姿が見られず終い。高音ばかりが目立つステージは Jacob として普通の出来のパフォーマンスに映り、これまでのベストと呼べるステージではなかった。
◇Lauren Alaina ★★
Babyface からもっと高い音を出してみてはと言われた Lauren は失敗したらと不安な一面を出すが、ここまで来たら挑戦なく先に進めないのでは? リハーサルでは何かと比較される Miley Cyrus も登場して Lauren にアドバイス。本番のステージでは途中でファンを客席からステージに上げたりしたが、Jacob 同様に Top6 にしてはまぁまぁの出来に思えるパフォーマンスだった。
ここでソロ・パフォーマンスはお休みして、Haley と Casey のデュエットで Carol King が1971年に『It's Too Late』との両A面シングルで全米 No.1 を記録した『I Feel The Earth Move』を披露。
Scotty McCreery(17) Student 『You've Got a Friend』by Carole King |
James Durbin(22) Unemployed 『Will You Still Love Me Tomorrow』 by The Shirelles |
◆Scotty McCreery ★★★
Jimmy Iovine からは失敗すれば他の候補者に埋もれると言われた Scotty は、これまでの歌い方を変えてソフトに歌い上げるという一面を披露。Scotty と言えば低音が魅力だが、今回はそれも抑え気味に歌い上げ、前回マイクの持ち方を茶化されたが、それも意識して封印。いつもの Scotty と違うステージはこれまでのマンネリ気味と言われたステージを払拭する内容だった。
◆James Durbin ★★★
今回のテーマは James に不利と思えたが、リハーサルの時から Jimmy Iovine と Babyface が拍手を贈るシーンがあった。そして本番ではギターを抱えた James のアカペラでスタート。その時点から James のステージに惹き込まれ、途中からバンドが加わったステージは派手なギミックがなくても間違いなく Top6 のベスト・ステージだった。
再び Top6 のソロ・パフォーマンスを中断して、1962年に Carole King と Gerry Goffin が書き、The Drifters が歌って全米チャート最高5位を記録した『Up On The Roof』を Lauren と Scotty の10代がデュエットした。
Casey Abrams(20) Works at Film Camp 『Hi-De-Ho』by Blood, Sweat & Tears |
Haley Reinhart(20) Student 『Beautiful』by Carol King |
◆Casey Abrams ★★★
Jimmy Iovine から失敗を恐れないと言わしめた Casey のステージは、ジャズの要素あり、ブルーズの雰囲気ありのステージで、まさに Casey にしか出来ないパフォーマンス。だが、シーズン10の視聴者投票でこの Casey がたまに評価されないことも。James とはまた違う意味で Top6 のベスト・パフォーマンスに挙げてもいいと思えたステージだった。
◇Haley Reinhart ★★
Top6 の最後に登場した Haley は The Beatles の曲のように歌いたいと意見。Babyface からはスローに歌う箇所を、Jimmy Iovine からは歌詞の単語 Get に込められた意味をアドバイスされ、それを本番のステージでみごと披露した。Carol King 本人と比べてしまいそうなステージだったが、これまでの Haley に比べると格段に良くなったと思えるパフォーマンスだった。
最後のデュエットは1964年に Carole King と Gerry Goffin のコンビが書き、Herman's Hermits がデビュー・シングルとして歌い全米 No.1 に輝いた『I'm Into Something Good』を James と Jacob という異色のデュエットが披露した。
シーズン10の Top6 は誰もが平均以上のパフォーマンスを披露して、Scotty はこれまでと違う一面を、James はギミックがなくとも素晴らしいステージを、Casey は Casey にしか出来ないステージを見せつけた。
Haley も成長が見られるステージを披露し、やや平凡と思えたのが Jacob と Lauren のふたりだった。Scotty、James は今回も安泰だと思うが、残りの4人は意外な接戦になってしまうかも…?
★☆★ アメリカン・アイドル season10 ★☆★ | ||||
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タグ:アメリカン・アイドル
2011-05-07 23:15
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