Queen/『Tie Your Mother Down』 [CD]
1976年の暮れにリリースされた通算5枚目のスタジオ・アルバム『A Day At The Races』のトップを飾った『Tie Your Mother Down』は、翌1977年3月にアルバムからの2ndシングルとしてカットされ、全英チャートで最高31位、全米チャートで最高49位をマークした。
『Tie Your Mother Down』は Brian May が書いた曲で、このシングルのカップリングには John Deacon の『You and I』と Roger Taylor の『Drowse』が選ばれた二種類のシングルが存在する。
イギリスを含めた欧州圏では EMI から、北米圏では Elektra からリリースされ、不思議とイギリスとアメリカでリリースされた際のシングルにはスリーブが付かず、その他の国からリリースされたシングルには様々な種類のスリーブが付いた。日本でも独自スリーブが使われてリリースされた。
『A Day At The Races』リリース後に行われた北米、欧州ツアーで『Tie Your Mother Down』はそれまでのオープニング曲だった『Bohemian Rhapsody』に代わって冒頭でプレイされるようになった。
Queen 初のライブ盤『Live Killers』が収録された1970年代終盤のライブでは『Bohemian Rhapsody』に続くライブ本編の最後を締め括る重要な位置でプレイされるようになり、1980年代の『Hot Space』リリース後の欧州ツアーから再びライブ序盤の2、3曲目でプレイされる機会が多くなった。
『A Day At The Races』のリリース以降、1986年の最後の欧州ツアーまで欠かされることなくプレイされた『Tie Your Mother Down』だが、不思議なことにイギリス主導で作られた公式ベスト盤には一度も収録されず、アメリカ主導のベスト盤では1992年リリースの『Classic Queen』に初めて収録された。イギリス主導の編集盤では1997年の『Queen Rocks』が初収録だった。
ライブの模様を収めた映像としては2007年に『Queen Rock Montreal』というタイトルで1981年11月24日と25日にカナダのモントリオールで行われた模様が収録されている。このときのライブは1981年の年明けに行われた日本公演と同じステージセットが使われ、ライブ終盤でプレイされた『Tie Your Mother Down』を見ると来日公演時の興奮が鮮明に蘇ってくる。
◆Queen Rock Montreal
そしてライブ・エイドの翌年、1986年7月12日にロンドンの Wembley Stadium で行われたライブを収めた『Queen at Wembley』で『Tie Your Mother Down』は『One Vision』に続いてプレイされ、アリーナ席の観客が波打つ場面には鳥肌がゾクゾク立った。
◆Queen at Wembley
この時のツアーは残念ながら来日公演がなく、1982年5月に行われた最後の来日公演で『Tie Your Mother Down』は『Tear It Up』に続いてプレイされ、その時の様子は『We Are the Champions: Final Live in Japan』に収められ、ここには5月11日の代々木第一体育館でのライブが収録されている。
『Tie Your Mother Down』は Brian May のソロ活動でもライブでプレイされることが多く、最近では Foo Fighters がライブの最後の曲としてプレイしている。そしてこの(↓)映像はその Foo Fighters のライブに Brian と Roger が出演した『Tie Your Mother Down』で、2006年6月17日にロンドンの Hyde Park で行われた。
◆with Foo Fighters @ Hyde Park, June 17th 2006
少しふくよかになった Brian と Roger が映っているが、Foo Fighters のメンバーとの息はピッタリで、イギリスのファンの『Tie Your Mother Down』での盛り上がりぶりも Queen の往年のコンサートを彷彿させる。
『Tie Your Mother Down』は Brian May が書いた曲で、このシングルのカップリングには John Deacon の『You and I』と Roger Taylor の『Drowse』が選ばれた二種類のシングルが存在する。
イギリスを含めた欧州圏では EMI から、北米圏では Elektra からリリースされ、不思議とイギリスとアメリカでリリースされた際のシングルにはスリーブが付かず、その他の国からリリースされたシングルには様々な種類のスリーブが付いた。日本でも独自スリーブが使われてリリースされた。
『A Day At The Races』リリース後に行われた北米、欧州ツアーで『Tie Your Mother Down』はそれまでのオープニング曲だった『Bohemian Rhapsody』に代わって冒頭でプレイされるようになった。
Queen 初のライブ盤『Live Killers』が収録された1970年代終盤のライブでは『Bohemian Rhapsody』に続くライブ本編の最後を締め括る重要な位置でプレイされるようになり、1980年代の『Hot Space』リリース後の欧州ツアーから再びライブ序盤の2、3曲目でプレイされる機会が多くなった。
『A Day At The Races』のリリース以降、1986年の最後の欧州ツアーまで欠かされることなくプレイされた『Tie Your Mother Down』だが、不思議なことにイギリス主導で作られた公式ベスト盤には一度も収録されず、アメリカ主導のベスト盤では1992年リリースの『Classic Queen』に初めて収録された。イギリス主導の編集盤では1997年の『Queen Rocks』が初収録だった。
ライブの模様を収めた映像としては2007年に『Queen Rock Montreal』というタイトルで1981年11月24日と25日にカナダのモントリオールで行われた模様が収録されている。このときのライブは1981年の年明けに行われた日本公演と同じステージセットが使われ、ライブ終盤でプレイされた『Tie Your Mother Down』を見ると来日公演時の興奮が鮮明に蘇ってくる。
◆Queen Rock Montreal
そしてライブ・エイドの翌年、1986年7月12日にロンドンの Wembley Stadium で行われたライブを収めた『Queen at Wembley』で『Tie Your Mother Down』は『One Vision』に続いてプレイされ、アリーナ席の観客が波打つ場面には鳥肌がゾクゾク立った。
◆Queen at Wembley
この時のツアーは残念ながら来日公演がなく、1982年5月に行われた最後の来日公演で『Tie Your Mother Down』は『Tear It Up』に続いてプレイされ、その時の様子は『We Are the Champions: Final Live in Japan』に収められ、ここには5月11日の代々木第一体育館でのライブが収録されている。
『Tie Your Mother Down』は Brian May のソロ活動でもライブでプレイされることが多く、最近では Foo Fighters がライブの最後の曲としてプレイしている。そしてこの(↓)映像はその Foo Fighters のライブに Brian と Roger が出演した『Tie Your Mother Down』で、2006年6月17日にロンドンの Hyde Park で行われた。
◆with Foo Fighters @ Hyde Park, June 17th 2006
少しふくよかになった Brian と Roger が映っているが、Foo Fighters のメンバーとの息はピッタリで、イギリスのファンの『Tie Your Mother Down』での盛り上がりぶりも Queen の往年のコンサートを彷彿させる。
2011-05-18 20:56
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)▲ページトップ▲
コメント 0